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mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

今日から五月・新緑の候

2009年05月01日 | ランの館

 タイトルはなんのヒネリもありません。今日から五月。若葉が成長する季節です。

 まだまだ木々の枝と枝の間が見通せたものも、やがて新緑で向うが見えなくなるほど。淡黄緑色の葉からやがて深みのある黄緑色に変わり、まさに「山笑う」姿となります。

 名古屋都心のオアシス「ランの館」も、池のまわりにある樹木は葉をどんどん増やし、木陰も出来てくるようになりました。そんなランの館から、4月20日に投稿したナナカマドも花がほぼ終わり、茶褐色のこれは萼(がく)かな?が現れ、葉が増えています。

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 遅咲きだったのか?、まだ花が残っていました。後方は池の向うの林。

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 この時期、バスで広小路通りを通ると、街路樹が眩しく感じます。


ランの館で聞いたチャルダッシュ

2009年04月28日 | ランの館

 ランの館では、春の季節イベントとして「百花繚ラン」と題して数多くの花々のほか、週末には室内楽の演奏会も行われています。「百花繚ラン」は勿論「百花繚乱」にかけていますね。

 その演奏会で、ここ最近に異なった演奏者で共通の曲が演奏されました。それは「モンティ」の「チャルダッシュ」。ヴァイオリンによるものとクラリネットによるもの。どちらもピアノの伴奏で、曲後半の素早い(忙し)演奏が一つの見ものです。

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 このチャルダッシュ、作曲者はイタリアの人「ヴィットーリオ・モンティ」で、曲のタイトル「チャルダッシュ」とは「酒場風」や「皆で歌う」などと言った意味のハンガリーの代表的な民俗曲なのだそうです。

 youtubeでこんなミニチュアヴァイオリンでチャルダッシュ演奏されています。これはすごい!と同時に面白い。

 このピアノの演奏の方、クラッシックというより若干ジャズ風が入っていますね。

 久しぶりにyoutube動画を貼り付けてみました。このOCNブログ人では簡単にyoutubeが貼り付けられるそうですが、まだやったことなく、古典的なHTML編集でやりました。


アメリカハナズオウ・ランの館より

2009年04月27日 | ランの館

 いつものランの館にある花からです。「アメリカハナズオウ‘フォレストパンジー’」という復唱の付いたマメ科の植物。一週間ほど前に行ったら、薄紫色の小さな花が咲いていました。

 花の時期は短い、というよりここランの館では、アメリカハナズオウはこれ一本だけですので、なかなか咲いている様子にお目にかかることは出来なかったみたいです。

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 一週間ほど経った昨日は、もう花は無く葉が出ておりました。茶褐色ですが、やがて緑色の葉が生い茂ることでしょう。

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 ランの館では、先回のナナカマドなど春の息吹で一斉に花が咲き始めています。昨年始めたこのブログ、ランの館で咲く花をあれもこれも書いてきましたけど、やはり一つの投稿には一つに絞った方がよろしいようで。まだいろいろ試行錯誤です。

 撮影:4月19日、4月27日

 続編を5月12日に書きました。
→「実ができはじめたナナカマド・ランの館


ナナカマドの花・ランの館で

2009年04月20日 | ランの館

Img_0035  ナナカマド。私はこの言葉の響きは、どこか寒冷地を思い出します。木曽でも標高の高い所、つまり御嶽で、それよりも標高は低いですが六甲山で、夏は黄緑色の葉が茂り、秋は赤い実をつける、どこか「ゾクッ」と寒さを覚える地で見ております。

 このナナカマドが、私の恒例「ランの館」にありまして、今、白い花を咲かせています。ランの館へはもう4年目の春ですが、これだけ綺麗に咲いたのを見たのは今年がはじめて・・・かな、昨年も咲いていたようではありましたが、どうしても秋の実の方に気が行ってしまって、初夏(には早い)の今頃は気もそぞろだったかも。

 そう大木にはならない樹木ですが、名古屋という「どえりゃぁ暑い」ところに植わっていますので、一寸細めの幹でしょうか。下の方の枝が無いのは周りの木々もそうでして、なにか植生の関係で枝を落としたのではないかと思います。

 下の五枚は、花の拡大画像。白い小さな花が印象的ですね。

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 「ナナカマド」は漢字で書くと「七竈」。燃えにくい樹木で、七回竈に入れても燃えないといわれていることから付けられた名前だそうです。そんな謂れを聞くと私は却って「萌えます」。

 バラ科の植物で、サクラと親類関係ですね。

 ランの館の屋外庭園では、今、春の花が一斉に咲いています。その中からナナカマドの近くで花を開いている幾つかです。

ヤマブキ。

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ハナミズキ

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シレネデイオイカ‘パープルプリンス’というナデシコ科の花

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 他に温室内の花も幾つか写しましたので、それらは追って紹介いたします。

 ナナカマドの花を無事写した事ですし、今年はこのナナカマドの変化を追ってみることにしよう。

関連エントリ
5月12日投稿:「実ができはじめたナナカマド・ランの館
6月13日投稿:「6月のナナカマド・ランの館


余韻を楽しむ

2009年03月01日 | ランの館

 昨28日は、ランの館でクラリネットとピアノの演奏会がありました。クラリネット奏者はお二人でお一人はいつものA嬢、もうお一人とピアノの方は始めてお見受けする方で、この始めてパートナーは2月14日のバレンタインデーにここランの館で演奏されていたそうです。

Img_0039  さて、この日は第二部のみの鑑賞です。暖かい陽気に誘われたのか開始20分前であらら座席がさらりと塞がるほど。人出が多いですね。私はいつもの後ろの方を選びまして、座った位置がハート型胡蝶蘭のすぐそば。その根元には前々回に紹介したオンシジウム・シャリーベイビが植えられ、なんとも甘い香りの中での音楽演奏となりました。

 20cm隣にオンシジウム・シャリーベイビがありますので、右のような画像が撮れました。これ床に近い位置からの手持ちです。

 演奏のほうはLOVEイルミネーションの期間ということで、愛にかかわる曲を集めての45分間。can't take my eyes off you(君の瞳に恋してる)はクラリネットのアレンジで、ずいぶん趣が違って聴けました。またこのアレンジで拝聴したいです。

 また一曲ピアノソロで、ショパンのノクターン第2番作品9-2は先週の演奏でも上演された曲。短い期間で演奏者の違いによる曲風の違いが感じられます。

 さてさて、このタイトルの「余韻を楽しむ」ですが、皆さん演奏が終わるとサッと帰られてしまうのですね。コンサートホールでもアンコールが終わり照明が明るくなると帰りを急がれる方が多いのですが、良いものは時間が経ってじんわり来るものなのでして、私はしばらくそのままいすに腰掛けたままでいます。

 でもこれ以外と難しいのです。ランの館では椅子を片付けに来ますし、能楽堂では忘れ物点検で係りの方が回ってきますし、コンサートホールでは皆が席を立ちますので早よ帰らねばアカンような雰囲気ですし、やはり演奏が終われば速やかに出なければいけないのかな。

 ところで昨日のランの館での演奏会、この「余韻を楽しんで」終わってもしばらく腰掛けたままでいましたら、クラリネットのA嬢がこちらに来られまいました。別に呼びつけたわけではないのですが、いつも見る顔だからでしょうか、演奏者の方から来られるのは初めて。丁寧に演奏のお礼を申し上げました。私、楽器を演奏される方にはきわめて弱く、緊張のしまくりでなかなか上手く話せませんでした。毎度のことです。