昨28日は、ランの館でクラリネットとピアノの演奏会がありました。クラリネット奏者はお二人でお一人はいつものA嬢、もうお一人とピアノの方は始めてお見受けする方で、この始めてパートナーは2月14日のバレンタインデーにここランの館で演奏されていたそうです。
さて、この日は第二部のみの鑑賞です。暖かい陽気に誘われたのか開始20分前であらら座席がさらりと塞がるほど。人出が多いですね。私はいつもの後ろの方を選びまして、座った位置がハート型胡蝶蘭のすぐそば。その根元には前々回に紹介したオンシジウム・シャリーベイビが植えられ、なんとも甘い香りの中での音楽演奏となりました。
20cm隣にオンシジウム・シャリーベイビがありますので、右のような画像が撮れました。これ床に近い位置からの手持ちです。
演奏のほうはLOVEイルミネーションの期間ということで、愛にかかわる曲を集めての45分間。can't take my eyes off you(君の瞳に恋してる)はクラリネットのアレンジで、ずいぶん趣が違って聴けました。またこのアレンジで拝聴したいです。
また一曲ピアノソロで、ショパンのノクターン第2番作品9-2は先週の演奏でも上演された曲。短い期間で演奏者の違いによる曲風の違いが感じられます。
さてさて、このタイトルの「余韻を楽しむ」ですが、皆さん演奏が終わるとサッと帰られてしまうのですね。コンサートホールでもアンコールが終わり照明が明るくなると帰りを急がれる方が多いのですが、良いものは時間が経ってじんわり来るものなのでして、私はしばらくそのままいすに腰掛けたままでいます。
でもこれ以外と難しいのです。ランの館では椅子を片付けに来ますし、能楽堂では忘れ物点検で係りの方が回ってきますし、コンサートホールでは皆が席を立ちますので早よ帰らねばアカンような雰囲気ですし、やはり演奏が終われば速やかに出なければいけないのかな。
ところで昨日のランの館での演奏会、この「余韻を楽しんで」終わってもしばらく腰掛けたままでいましたら、クラリネットのA嬢がこちらに来られまいました。別に呼びつけたわけではないのですが、いつも見る顔だからでしょうか、演奏者の方から来られるのは初めて。丁寧に演奏のお礼を申し上げました。私、楽器を演奏される方にはきわめて弱く、緊張のしまくりでなかなか上手く話せませんでした。毎度のことです。