mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

ナナカマドの花・ランの館で

2009年04月20日 | ランの館

Img_0035  ナナカマド。私はこの言葉の響きは、どこか寒冷地を思い出します。木曽でも標高の高い所、つまり御嶽で、それよりも標高は低いですが六甲山で、夏は黄緑色の葉が茂り、秋は赤い実をつける、どこか「ゾクッ」と寒さを覚える地で見ております。

 このナナカマドが、私の恒例「ランの館」にありまして、今、白い花を咲かせています。ランの館へはもう4年目の春ですが、これだけ綺麗に咲いたのを見たのは今年がはじめて・・・かな、昨年も咲いていたようではありましたが、どうしても秋の実の方に気が行ってしまって、初夏(には早い)の今頃は気もそぞろだったかも。

 そう大木にはならない樹木ですが、名古屋という「どえりゃぁ暑い」ところに植わっていますので、一寸細めの幹でしょうか。下の方の枝が無いのは周りの木々もそうでして、なにか植生の関係で枝を落としたのではないかと思います。

 下の五枚は、花の拡大画像。白い小さな花が印象的ですね。

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 「ナナカマド」は漢字で書くと「七竈」。燃えにくい樹木で、七回竈に入れても燃えないといわれていることから付けられた名前だそうです。そんな謂れを聞くと私は却って「萌えます」。

 バラ科の植物で、サクラと親類関係ですね。

 ランの館の屋外庭園では、今、春の花が一斉に咲いています。その中からナナカマドの近くで花を開いている幾つかです。

ヤマブキ。

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ハナミズキ

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シレネデイオイカ‘パープルプリンス’というナデシコ科の花

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 他に温室内の花も幾つか写しましたので、それらは追って紹介いたします。

 ナナカマドの花を無事写した事ですし、今年はこのナナカマドの変化を追ってみることにしよう。

関連エントリ
5月12日投稿:「実ができはじめたナナカマド・ランの館
6月13日投稿:「6月のナナカマド・ランの館