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海外ドラマ 「Person of Interest」 第 10 話 「汚れた金」 の感想です。

2012年10月26日 | パーソン・オブ・インタ・・・
海外ドラマ 「Person of Interest」 第 10 話 「汚れた金」 のあらすじです。


◇第 10 話「汚れた金」(原題:Number Crunch ) ↓ストーリーはAXN公式サイトより転載させて頂きました。
今回マシンは、ほぼ同時に4人の番号を弾き出す。しかし職業も年齢も違う彼らの共通点を見出すことができず、早々に1人目の犠牲者が出てしまう。果たして、4人の意外な繋がりとは…。そして、リースたちは残された3人の命を守り通すことができるのか!?



今回のストーリーは、マシンが同時に4つの番号を出しました。クレアと言う大学講師、ウェイターのマット、美容師のウェンディー、そして無職の女性ポーラの4人です。普通は、複数の番号が出る場合は何らかの繋がりが有るが、今回のケースは全く接点が見当たらない。しかし、彼らの携帯の発信履歴を調べて行く内に、この4人が同時刻に自動車の事故現場に居た事が分かる。その事故を起こした男性は死亡していて、車内にはコカインと約1億円と言う大金が有った。そして、その事故の目撃者である4人は、警察に通報せず現金を山分けして逃げてしまう。いや・・・、ちょっと待って!これって、「シンプル・プラン(1998年)」と言う映画の展開と似すぎている。って言うかアレンジ!?

「シンプル・プラン」と言う映画は、アメリカの田舎町の森の中に墜落したセスナ機を、地元の人間3人が偶然通りがかり発見。その機内には約5億円もの大金が有り、操縦していたパイロットは死亡していた。見付けた3人は話し合った結果、お金を山分けする事に。しかし、そのお金は実は誘拐の身代金だったために、誘拐犯がセスナ機の消息を追ってその田舎町へやってきていた。・・・と言う感じのストーリー。今回のこのドラマでは、セスナ機の墜落が、自動車事故に変わっただけでした。ドラマの冒頭でマシンが同時に4つの番号を出した時には、初めての展開で、どうなるんだろうと思ったのに、”シンプル”な展開でガッカリ!

しかし、サイドストーリーのリースの過去の話が、一気に急展開を見せたので、こっちの方がインパクトが有りました。1話目でリースの指紋が警察によって登録され”謎の男”として警察が捜査を始めましたが、CIAもその情報を掴みリースが生存していたことが分かり彼を追っていた。そして、カーター刑事の命を救ったと言う”謎の男”がリースであると確信して、カーター刑事にリースが過去に犯した殺人の証拠写真を見せて協力を要請する。それで、彼が任務のせいで人格が壊れ、極めて危険人物であるから、リース自身と、周りの人間の命を守る為にも身柄を確保したいと言う。そして、次に彼から連絡が来たら知らせるようにカーター刑事を説得する。あくまでも、リースの命を守るため!

一方、ウェンディーとポーラの”汚れた金”の始末を付けるために病院に来ていたリースは、そのお金を取り返しにきた連中と銃撃戦の末、ウェンディーとポーラを守り、「当面の間は大丈夫だから、できるだけ早く逃げろ。」と言って、彼女たちを逃がす。この時に、ポーラがリースにお金を渡そうとしたら、リースが受け取らずに「このお金は君たちのものだ!」って言っていましたけど? 彼女たちのお金じゃないですから!!(苦笑)こう言う刑事物って言うか、犯罪を描くドラマって、社会通念に照らし合わせた倫理観ってしっかり描いて欲しいんですよね。ネコババしたりとか、騙した奴が得をするとかじゃなくて、最後は、そう言う人間はバカを見るって言う風に締めくくって貰わないと納得が行かない。

それはさておき、ドラマのラストの方では、リースが大変な事になってしまいました。リースがカーター刑事に電話して、最初の事件で殺されたクレアと、マット殺しの犯人が病院に来ると伝える。ここで、電話を切った後、カーター刑事は迷いながらもCIAのマーク・スノー捜査官にリースの居場所を伝える。そして、以前カーターの机の上に置いておいた隠しカメラで、その様子を見ていたフィンチは危険を察知して急いでリースの元へ向かう。

そして、病院の駐車場の車に戻ろうとしていたリースに、1台の車が近付いてきて停まった。そこから、カーター刑事とマーク・スノー捜査官が下りてくる。かつては親友同士だったと言う二人が、二言、三言、乾いた言葉を交わしている時に、屋上からリースめがけて狙撃手が発砲し、リースの腹部に命中する。リースは咄嗟に銃で応戦しながら何とか階段の方へ逃げ込む。その後を、カーター刑事が追う。その時に、フィンチからの連絡が繋がり、リースは階段を苦しそうに降りながら「駐車場の階段だ。どうもヤバそうだ。」と、珍しく弱気な事言ってます!フィンチが「カーターが君を売った!」、リース「さすが、スノーだ!」、リース「礼を言うぞ、ハロルド。生まれ変わらせてくれた。」、フィンチ「すぐに着く、1階で待て!」・・・

ウルウルですよ、この辺! 病院に到着したフィンチがリースを見付け、車に乗せようとした時に、後を追ってきていたカーター刑事が銃を構えて現れた!これで、フィンチも面が割れてしまった!これから、この3人どうなるんだろう?仲間になるしかこのドラマ続けられないでしょ?とか、いろいろ考える間もなく・・・、カーターが構えていた銃をしまい、リースの肩を抱いて車に乗せて、二人を見逃した。車にリースを乗せて、そのドアを閉める時に、カーターとリースの目と目がしっかり合った。車が走り去って次週に続く・・・。

しかし、ここへきて、このドラマの流れはどうなの!?CIAの殺人マシンにされた男が人格が壊れて行き、CIAにも危険が及ぶって言う話ってどこかで聞いた様な(苦笑)・・・、「バットマン」と「マイノリティ・リポート 」の他に、「ボーン・アイデンティティー」シリーズも入ってきたみたいな!?




早くも10月10日からDVDがリリースされます。

【10月10日】
DVD Vol.1 1枚組(3話収録・各話約44分)
DVD レンタルVol.1-6 (Vol.1 のみ3話収録、ほか各巻2話収録)

【10月24日】
ブルーレイ コンプリート・ボックス 4枚組(全23話収録・各話約44分)
DVD コンプリート・ボックス 11枚組(全23話収録・各話約44分)
DVD レンタルVol.7-11 (各巻2話収録)



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コメント (2)
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