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海外ドラマ 「SUITS / スーツ」 第3話 「 特許の罠 」の感想です。

2012年10月19日 | その他の海外ドラマ
海外ドラマ 「SUITS / スーツ」第3話「特許の罠」(原題:Errors and Omissions)の感想です。



◇第 3 話 「 特許の罠 」 ↓ストーリーはユニバーサル公式サイトより転載させて頂きました。

サンテック・デジタル社のワイアットが開発した衛星電話の特許出願を命令されたマイクだが、出願方法が分からず、同僚と互いの仕事を交換するが、結局膨大な校正作業をするはめに。弁護士ルイスがなんとか申請を済ませるが、タッチの差で競合会社が先に特許出願してしまう。ハーヴィーは裁判所に差し止め請求をして先方の販売を阻止させる作戦に出るが、判事はなぜかハーヴィーに敵意を抱いており、差し止め請求は棄却された。 一方、ルイスはゲーム会社で大儲けしているトム・ケラーをクライアントにしようとマイクに薬物検査で陽性だったことをネタにトムに取り入るように強要するが・・・。


今週の「SUITS / スーツ」第3話は、新規に開発した衛星電話の特許争いに関わる案件と、ハーヴィーのライバル弁護士のルイス・リットが、ハーヴィーの部下マイクの類まれなる才能を見抜き、手なずけようとして、あの手この手で迫ってきます。

ルイス・リット弁護士は、マイクの直属の上司ではないですが、アソシエイト全体の監督責任者で有る事から、リットの命令にはアソシエイトは拒否できないと、強引に自分の新規の顧客獲得のためにマイクを同行させます。ルイス・リットが狙っていたのは、ゲーム会社を運営しているトム・ケラーと言う若きIT長者。リットは彼がいるテニスコートまで出向き何度もアタックしているが相手にされない。それで、同世代で同じ嗜好(マリファナ好き!)の持ち主のマイクとなら意気投合するかもしれないと思い、トム・ケラーに近付き、彼をクライアントにするために協力するようにマイクに言います。

マイクは仕方なくトム・ケラーに話し掛け、ゲームの話で盛り上がり、意気投合してマリファナを吸い・・・と、ルイス・リットの思惑通りになっちゃった模様。 そして、ハイになったまま弁護士事務所に帰還!そのままハーヴィーのオフィスに頼まれていた書類を渡しに行っちゃった!(ダメだってば!) 案の定、ハーヴィーに問い詰められ、シドロモドロになるマイク。ハーヴィーはマイクの様子からマリファナを吸ったと確信し、「出ていけ!」と言って、マイクの言い訳も許さず追い出す。

面接時に交わした「バカな事をして幻滅させない。」と言う約束を破り、ハーヴィーの信頼を裏切った事で、もう許しては貰えないと諦めかけるが、パラリーガルのレイチェルにもう一度ハーヴィーにぶつかるように説得されてオフィスへ向かう。マイクが「ルイスに言われてやった事で僕は悪くない!」と言うと、ハーヴィーが「銃を突き付けられてマリファナを吸えと言われたのか?」に始まって、ここからしばらく続く二人のやり取りが痴話喧嘩みたいで面白かった(苦笑)。ここのシーンで、苦慮している案件の解決策のひらめき方が強引な気もしますが・・・。

ハーヴィーと言う人は敏腕弁護士で周りを寄せ付けない勢いのある人です。仕事では自分は大きな案件しか扱わず、面倒な小さな案件はアソシエイトのマイクに丸投げします。一見、部下の面倒も見ない自分勝手で傲慢な人間に見えます。でも仕事は丸投げするけど、その仕事に対する責任まで丸投げせず、失敗した時は上司としてハーヴィー自ら責任を取ります。1から10まで手順を教えてやらせていたら、そう言う指示待ち族にしかなれませんが、0から自分の頭で積み上げて学んで行くと経験値が上がって本当の力が付くし、応用が利く人間になると思う。ハーヴィーの本心はこんなところかな?マイクの無限大の能力と可能性を信じているからこそでしょうけど。


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