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海外ドラマ「ブラックリスト」第1話の感想です

2014年01月30日 | スーパードラマTV!


1月28日から始まった「ブラックリスト」見ました。まだ1話目を見た所なので全く方向性が見えませんが、ツカミはOK!と言う感じです。今後のストーリーが気になる展開で面白そうな感じがしました。それほど感想を書くほどの量も見ていないので、今回は、1話目で気になったツッコミどころを書いてみます!(^^)! ストーリーは下にスーパー!ドラマTVの公式サイトから転載させてもらったので、未見の方はそちらを読んでみて下さいね。 まず、ツッコミどころの一つ目は、冒頭からレイモンド・レディントンがFBI本部に出頭してきた所です。幾らFBIの最重要指名手配犯と言っても、レディントン自らがサイコで凶暴な連続殺人鬼ではないし、生物化学兵器や原爆を所持している訳でもなく、爆弾を身体に巻きつけたテロリストでもないのに、FBIのあの物々しさに違和感がありました。まるでゴジラでも捕まえたのかと勘違いしてしまいそうな隔離された要塞みたいな建物にレディントンを収監した所のシーンは、そんなにみんな引きまくって構えなくても!って、ちょっと笑える物々しさでした。

次のツッコミどころは、レディントンがブラックリストの情報をFBIに提供する手始めに、あと1時間で米軍将校の娘が、死亡したとされていたテロリストのランコ・ザマーニに誘拐されると言う情報を流した所ですね。FBIのテロ対策本部は疑心暗鬼ながら将校の娘を学校まで迎えに行き、彼女を乗せた車の前後をSWATチームが護衛していたんですよ!誘拐されると言う情報を元に動いていたはずなのに、途中の道路で前方の行く手を塞がれて進路変更している隙に、前後から誘拐犯たちから銃撃を受けると言う古典的な誘拐パターンにやられていました。(^_^;) おまけにSWATチームなのに、ほぼ反撃していなかったし!まんまと少女を誘拐されてしまった重装備なSWATが笑える。

そして次のツッコミどころは、ほんとに笑ってしまいましたわ(決して笑うシーンではないのですが・・・(^_^;))。それは、中盤でしたか、少女を誘拐したランコ・ザマーニが、新米捜査官エリザベス・キーンの自宅に侵入して夫をぶちのめして居間のイスに縛り上げていたシーンです。このシーン自体は映像にはなかったので、エリザベスが自宅に帰った時も、縛られた夫の状態はエリザベスはもちろん視聴者も知りません。そして、エリザベスが自宅に戻って玄関脇のテーブルに立てかけてある、養子縁組の結果を知らせるメッセージカードを見付けます。それを見て大はしゃぎのエリザベス。

そのはしゃいだままのテンションで薄暗い部屋の方へ歩きます。そこには後ろ向きで座る夫が居ます。そのそばを一人でハシャギながら素通りして養子縁組が決まったお祝いにと、キッチンカウンターに置いて有ったシャンパングラスめがけて一直線に進むエリザベス!そして振り向いてオーマイガッ! いや、今、顔中血だらけで口を塞がれて縛られている夫の真横を通ったけど!?幾らハシャイでいても気付かない方がおかしい!ってツッコミまくりました!普通に自然な流れでシャンパングラスよりも手前の位置に夫がいたんだから、後ろ向きに座っているとは言っても、まず、夫に抱きつくと思う!ここマジで笑いました!

まだ小さいツッコミどころが他にもあるんですけどそれは置いといて、全体的に言えるのが、冒頭のシーンでも書きましたけど、シーンの見せ方とかセリフの流れが仰々しい気がする。それと、ちょっと感じたのが、映画『羊たちの沈黙』の殺人鬼ハンニバル・レクターとFBIの新米捜査官クラリスの関係に似ているなぁと思いました。この映画でも殺人鬼ハンニバルはクラリスの家族や過去に執着していて、彼女に「昇進のチャンスをやろう」とある情報を教え、犯人逮捕に導いて行くんですよ。このドラマ「ブラックリスト」でも、FBIでも把握していない様なエリザベスの過去をレディントンが詳しく知っていて、エリザベスを動揺させていたし、レディントンがエリザベスに「君を有名にしてやろう!」って言う所なんてソックリですよね。これからこのドラマがどんな展開になるのか分かりませんが、シーズンを通して解き明かして行く大きな謎は確かに存在します。でも一応1話完結のストーリーらしいので、次回以降、まだ期待して観れそうです。


◇「ブラックリスト」(原題:The Blacklist) ↓ストーリー詳細はスーパー!ドラマTVより転載。

【あらすじ】
レイモンド・レディントンは、何十年にもわたる、FBIの最重要指名手配犯の一人。世界中の犯罪者たちの裏取引に協力をし、「犯罪コンシェルジュ」と呼ばれる彼が突然FBIに出頭、死亡したと思われていたテロリストのランコ・ザマニの逮捕に協力するという話をもちかける。ただし、彼の条件はFBIアカデミーで訓練を終えたばかりの新米捜査官エリザベス・キーンを担当にするということだった。エリザベスにとっては最悪の初日がスタートする。

こうして、テロリストを阻止するための危険な戦いが始まる。ザマニはレディントンが持つ“ブラックリスト”に載っている様々な凶悪犯の最初の一人にすぎない。レディントンは、エリザベスがパートナーとなるのであれば彼ら全員の逮捕に協力するという。レディントンの真の狙いとは?面識すらないはずのエリザベスをなぜ指名したのか。やがて彼はエリザベスに犯罪者の考え方を教え、「より大きな物」を見るようにと助言していく…。



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