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「スーパーマン リターンズ」を観ました。

2006年08月21日 | 映画感想 サ 行
8月19日(土)から公開されている「スーパーマン リターンズ」を観ました。シリーズ2作目の「スーパーマンII/冒険篇」(1981年)の続編です。

■ストーリー抜粋≫ 公式サイトはこちらです。(上映時間:2時間34分)

【 故郷であるクリプトン星を探しに、地球から5年前に姿を消したスーパーマン(ブランドン・ルース)。しかし、故郷の惑星、クリプトン星が放射能に汚染された廃墟になっていると知った彼は地球へと戻ってきた。5年ぶりの地球で、スーパーマンは恋人だったロイス・レイン(ケイト・ボスワース)に再会したが、5年前に「さよなら」も言わずに別れた彼女には、すでに子どもがいて、新しい彼氏の存在もあった……。いまだに彼女への愛が消えない彼は、愛する人のため、ふたたび地球の平和を守ることを決意する。】

この映画の監督、ブライアン・シンガー監督は、 「X-メン」(2000年)、「X-MEN2」(2003年)の監督で好評を博し、来月9月9日に公開される「X-MEN ファイナル ディシジョン」の監督を要請されたにも関わらず、それを断ってまで、この「スーパーマン・リターンズ」を撮りたかったと言うほどの、幼い頃からのスーパーマンマニア!らしい。それで、いろいろと初期作品のオマージュがあちこちにちりばめられている様です。

そのオマージュとは!?昨日テレビを観て分かったんですけど・・・1978年制作の「スーパーマン」と今回の「スーパーマン・リターンズ」は、セリフやシーンが殆ど同じ箇所がたくさん出てきます。ちょうど私が「スーパーマン・リターンズ」を観た昨日、クリストファー・リーブさんの「スーパーマン」がテレビで放送されました。一応、流れですからテレビの「スーパーマン」も観てみました。

☆☆☆☆2006年↓「スーパーマン・リターンズ」。☆☆☆☆1978年↓「スーパーマン」。

スーパーマンクリストファー・リーブのスーパーマン


すると最初からビックリの連続、「あっ、ここの場面一緒のシーン有った!」「あっ、このセリフは殆ど一緒やん!」「これは、形を変えてるけど、あのシーンだわん!」と言う様に、細かい所は変わっていましたが、設定は殆ど同じでした。これこそ正真正銘のリメイクって言うんでしょうね(笑)。この2作品を見比べると面白いですよ。あっ、でもただ単に、「ウォーリーを探せ!」的なお遊び感覚みたいになってしまいますが・・・(笑)。こう言うのって、新規の観客を動員するにはマイナスかもしれないですけどね。レトロ感が滲み出て新鮮味に欠けますからね。

クリストファー・リーブさんのスーパーマン最後の映画版「スーパーマン4/最強の敵」が1987年に作られて以来、何度かリメイクの噂が有りましたが、監督を始め、主役はもちろん、他の重要キャラの俳優さんが中々決まらなかったりして、紆余曲折が有りましたが、長年かけて探した甲斐が有ったんではないでしょうか?今回のスーパーマン役のブランドン・ルースさんは、雰囲気がクリストファー・リーブさんによく似ているし、失礼ですけど、よりバージョンアップしているかも!?

スーパーマンは、ご存知の様に元祖アメコミのヒーローですから、ストーリーや展開は何でも有りのスーパーヒーロー物語です。永遠の敵は?と言えば、自称天才詐欺師のレックス・ルーサー。彼が言ってる事は極悪非道の大悪人ですが、実際は、どこかマヌケな小粒さが漂う小悪人と言う感じですから憎めません。最後はいつも、スーパーマンにやられても壊滅的な大きなダメージを受けずに、抜け目無く助かっていますし(笑)。ちょうど、アンパンマンとバイキンマンの関係ですね(笑)。

この映画はアニメの実写版ですから「そんな事は有り得ない!」とか「そんなの出来っこない!」は禁句です(笑)。この手の映画にストーリーの深みや整合性を求めても仕方がないですね。これは非日常を楽しむ映画ですし、このキャラクターを好きな人が観て楽しむキャラ映画ですね。

とは言っても、よ~く考えると、とても教育的な映画でも有ります。”世の中に完全無欠の人間なんていない!”「誰にでも弱点は有るのよ!ホラ!あのスーパーマンにさえ弱点が有るのよ!」「どんなに一人で世界を背負っている様に見えても、誰かの助けが必要になったり、どんなにちっぽけで役に立たない人間の様に見えても、誰かを助ける事が出来るんだ!」「人は他人と補い合い、助け合ってこそ生きられる!」と、そんなメッセージを映画から勝手に受け取れます。文部省推薦映画に推薦しても良いくらいの映画かも!?(笑)


最後に、これを書くと核心に触れるネタバレになるので書けないのですが、後半部分に、パート2を観たくなるエピソードが盛り込まれています。私的には、パート2の方が面白くなるような気がするので是非続編を制作して欲しいです。でも、もうレックス・ルーサーは要らないかな!?って感じです。スーパーマンにスケール感が出ないのは、余りに敵キャラが小粒っぽい感じがするからだと思う

プレミア出席の為に来日した↓監督と主要キャスト。
スーパーマン


★ちょこっとトリビア≫

この映画には約232億円以上の製作費がかけられていて、これまで長年にわたる企画開発費や宣伝費が掛けられてきたので、コスト総額は約406億円にもなるそうです。上手く行ってもコストを全額回収が出来るかどうかのボーダーラインらしい。スーパーマン役のブランドン・ラウスをはじめとする全キャストは3本契約を交わしていて、ブライアン・シンガー監督も09年に続編を発表したい意向が有るようですが、ワーナー・ブラザースは損得抜きでOKを出してくれるのでしょうか?

ブライアン・シンガー監督が、ワーナー・ブラザースによる『バットマン vs. スーパーマン』でメガホンを取るかもしれない。「スーパーマン リターンズ」はシリーズ化して、少なくとも後2作が制作される事がほぼ決まっていて、ケビン・スペイシーも悪役のレックス・ルーサー役で続投が決まっているらしい。そのスーパーマンを世に送り出してから『バットマン vs. スーパーマン』の製作が開始される可能性が有るとの事。そこで、疑問!?「VS」ってなってるけど?どちらかが悪人?(・・?

今回のプレミア出席の為に来日した監督やケビン・スペイシーに、ブランドン・ルース。しかし、スーパーマンの永遠の恋人・ロイス役のケイト・ボスワースは、その数日前から来日していました。そして、7月28日~30日に開催されたフジロック・フェスティバルのメインステージに恋人のオーランド・ブルームと一緒に登場して、環境保護を訴えるプログラムに参加したらしい。前夜祭でも楽しそうに会場ですごしていたらしいけど、オーランド・ブルームはパイレーツで来日していてそのまま居残ったってこと?(*_*;

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