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米アカデミー賞で ウィル・スミス がプレゼンターに平手打ち、妻へのジョークに激怒!

2022年03月28日 | YouTube 動画
Watch the uncensored moment Will Smith smacks Chris Rock on stage at the Oscars, drops F-bomb


海外ドラマや映画のエンタメニュース記事を原文転載しています。

ウィル・スミス がプレゼンターに平手打ち、冗談に激怒 米アカデミー賞
2022年03月28日付記事転載 (Yahoo!ニュースより)

[ロサンゼルス 27日 ロイター] - 27日に開催された第94回米アカデミー賞授賞式で、主演男優賞を受賞したウィル・スミスが女優で妻のジェイダ・ピンケット・スミスに関するジョークを飛ばしたコメディアンのクリス・ロックに平手打ちをする騒動があった。

スミスはステージに歩いて上がると、ステージで両手を後ろに回して立つロックを殴打。その音は会場に鳴り響くほどだった。当初は台本通りと思われたが、主人公の女優が頭をそり上げた映画「G.I.ジェーン」になぞらえたジョークだとロックが説明すると、スミスは「妻の名前を口にするな」と汚い言葉でののしり、会場は一転シリアスな雰囲気に包まれた。ロックは長編ドキュメンタリー賞のプレゼンターを務めていた。

スミスは受賞後のスピーチで、涙を流しながら「(主催団体の)アカデミーに謝罪したい。ノミネートされた全ての仲間にも謝りたい」と発言。自身が「ドリームプラン」演じた米テニス選手のウィリアムズ姉妹の父親リチャード・ウィリアムズについて「家族を断固として守る人だった」と自身の行動に言及した。スミスの妻ジェイダは昨年、脱毛などの症状が出る自己免疫疾患と闘っていると米誌ビルボードに明かしていた。



これは、ジェイダ・スミスの病気を知らなかったのかなぁ?まぁ、病気ではなくても公共の場で人の身体的な特徴をジョークのネタにするのはNGですよ。今回のケースで言うと、もしジェイダ・スミスがファッションとして好みで頭髪を剃っていたのならまだジョークとして成り立ったと思う。でも、病気で頭髪が抜けて行くのを気にして剃っていたのですからジョークのネタにするのは酷いですね。言った方は単なるジョークだと弁解しようと、言われた側が傷ついたと感じたら、それは言葉の暴力ですね。それに対して無防備な相手を殴ると言う暴力で応戦したウィル・スミスもまた、最低な行為を犯してしまった。もし相手が訴えたら逮捕ですよ。

動画をよく見てみると、クリス・ロックが映画ネタのジョークを言った直後には、ウィル・スミスも他の人と同じように笑っている姿が映っています。しかし、その横でジェイダ・スミスが気分を害したような表情が見えた後、カメラが切り替わって、突然、ウィル・スミスが舞台中央にいるプレゼンターのクリス・ロックに向かって行き、有無を言わさずクリス・ロックに平手打ちを食らわせていました。

これって、奥様の顔色を見てからの行動で・・・、自分も笑ってしまったバツの悪さを隠すために咄嗟に出てしまった行動に見えてしまう。私が最初にこの動画を見た時に、えっ?ウィル・スミスさん、さっきちょっと笑っていませんでしたか?って、暴力と F ワード攻撃まで飛び出したウィル・スミスのあの怒り方に違和感が有りました。

ウィル・スミスって良い人だとは思うのですが、ちょっとパワーバランスが不思議なご夫婦ですよね。2016年のアカデミー賞出席のボイコットの件は、別に招待もノミネートもされていない奥様のジェイダ・スミスがホワイト過ぎるアカデミー賞受賞者に対してボイコットをSNSで呼びかけて、結局ウィル・スミスも妻に賛同するとか言って授賞式をボイコットしていました。そして2020年には、その奥様の不倫がニュースに出ると、ウィル・スミスは、自分たちはオープンマリッジだから、それぞれ他に相手がいてもOKなんだと公表していました。今回の件で「ウィル・スミスは愛する人を守った!」と言う人がいますが、オープンマリッジでちがう相手と・・・、いや、よく分からない心理なので続きを書くのは止めておきますけど。💦

この殴られた方のクリス・ロックは元々スタンダップコメディアン出身ですから、話し始めたら自然に下ネタとか人の身体的特徴を揶揄する流れができてしまっていそう。この方、2016年のアカデミー賞授賞式でもアジア人を下ネタも交えて人種差別的なネタのジョークを披露して非難されていたのに、きっと、その思考回路の何が問題なのかを自問自答することもなく本当の反省をしていないのですね。でも、クリス・ロックがその後もアカデミー賞のプレゼンターとして呼ばれていたと言う事は、主催者のアカデミー側もクリス・ロックのネタに対して問題意識も何も無かったと言うことでしょ。アカデミーは大きな問題が起こると綺麗ごとを並べていますが、今更感が漂います。

私は、Amazonプライムビデオのオリジナルドラマ「マーベラス・ミセス・メイゼル」を見ています。このドラマはレイチェル・ブロズナハン演じる普通の主婦ミッジが、スタンダップコメディエンヌとして成功して行く様子を描いています。とにかく、バーでのスタンダップコメディのシーンは、下ネタとか人種問題とか公然わいせつとか政治とか、とにかく周りの人間を貶めるネタのオンパレードです。酔っ払い相手なので普通の話題だとウケないのですが、下品な下ネタだったり、人をこき下ろすネタを言った途端にドッと湧く。そんな事を言ってウケたからって嬉しいのかなぁ?って、見ていて思うのですが・・・。オープンマリッジと同じく、こちらもよく分からない世界です。



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