MOVIE レビュー

映画と海外ドラマの感想とエンタメ情報を載せています。

映画「ボーン・アルティメイタム」の感想です。

2007年11月10日 | 映画感想 ハ 行

「ボーン・アルティメイタム」を観ました。この映画は、今年私が観た映画の中で一番面白かったです。オープニングシーンから緊迫した場面の連続で、次から次へと見せ場が迫ってきます。この辺りの場面展開は書かない方が良いので書きませんが、もう最高のシーンがてんこ盛りで楽しめました。ボーン・シリーズの1作目「ボーン・アイデンティティ」、2作目「ボーン・スプレマシー」、そして最終章の「ボーン・アルティメイタム」と続くシリーズもので、もちろん全体的には繋がっているけど、それぞれが独立したストーリーとして楽しめる内容の濃い映画シリーズになっていると思います。

このボーンシリーズは、安易なガンアクションに頼らず、知力と体力を駆使して一人で巨悪に立ち向かうと言うのが魅力の映画です。そして、今回の3作目が一応の最終章となる訳ですが、やはりCGは控えめで、格闘シーンやカーチェイスも一段とパワーアップしていて無駄な所が殆ど見当たらないくらい随所に見せ場が有って、サスペンス色の強いストーリー展開でした。

前作に引き続きドキュメンタリー映画出身のポール・グリーングラス監督ですから、またまたハンディカメラでの撮影です。だからボーンの動きを追って縦横無尽にカメラも走ります!画面は当然のごとく動きまくりです!でもそれが緊張感と臨場感を生んで、CGだらけのド派手なアクションよりも静かな恐怖を感じさせるリアリティ画面に釘付けになります。

この3作目でジェイソン・ボーンの謎が全て明らかになるので、あれこれ書くにはネタバレ無しには書けないのでこの辺でやめておきます。ただ、映画の初めのシーンから一見さんお断りの場面展開になっていますから、前2作を観ていないと意味不明な箇所があるかも知れません。その分、シリーズを通して見ている人にとっては、スピード感のあるストーリー展開で見応え十分で満足できる最終章だったと思います。



「ボーン・アルティメイタム」  (2007年11月10日公開 )上映時間:1時間55分
原題≫ 「The Bourne Ultimatum」
監督≫ポール・グリーングラス
製作年・製作国≫2007年8月:アメリカ
出演≫マット・デイモン / ジュリア・スタイルズ / デビッド・ストラザーン / スコット・グレン / パディ・コンシダイン / エドガー・ラミレス / ジョーイ・アンサー / コリン・スティントン / アルバート・フィニー

【ストーリー】記憶を失った元CIAの暗殺者ジェイソン・ボーンが活躍する大ヒット・シリーズの第3作。今作では、ついにボーンが自らの忌まわしい過去と対峙し、彼の“自分探しの旅”に衝撃の結末が訪れる。 自分を暗殺者に仕立てあげたCIAの極秘プロジェクト、“トレッドストーン計画”などに関する取材を進めていた新聞記者ロス(パディ・コンシダイン)とロンドンで接触しようとしたボーン(マット・デイモン)。しかし、CIAの現地要員に監視されていたロスは、若い暗殺者(エドガー・ラミレス)に狙撃されてしまう。
(Yahoo!映画より抜粋)

来日情報≫10月18日(木)六本木ヒルズアリーナでジャパンプレミアを開催。
ランキング≫全米興行成績は初登場1位。
米Yahoo!ユーザー6段階平均評価「B+」
米Yahoo!批評家6段階平均評価「B+」



◆いつもご訪問ありがとうございます。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする