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「パージ:大統領令」4月14日公開決定!最新作では大統領候補が狂気の市民の標的に 2017年03月10日付記事転載 (Yahoo!ニュースより) 「1年に一晩だけすべての犯罪が合法化される」という法律がもたらす恐怖を描き、シリーズ累計興行収入300億円超を誇る人気スリラー「パージ」の第3作が、「パージ:大統領令」の邦題で4月14日から全国公開されることが決定した。 「パラノーマル・アクティビティ」シリーズの製作ジェイソン・ブラムと「トランスフォーマー」シリーズのマイケル・ベイが前作「パージ:アナーキー」に続き共同プロデュースを行う最新作。本作では、パージ法に異を唱える大統領候補のローン上院議員(エリザベス・ミッチェル)と護衛を務めるレオ(フランク・グリロ)が、パージ法を推奨する極右政権NFFAのわなにかかり、武装集団に追われるはめになる決死の12時間を描く。「キャプテン・アメリカ」シリーズのグリロが、前作に続きレオ役に扮する。 場面写真3枚も公開され、緊迫の面持ちで銃を構えるレオ、平等な社会を作り上げようと立ち上がるもパージの標的とされるローンのほか、仮面を付け、派手なコスプレに身を包んだ女性たちが、ショットガンを片手にこちらに向かってくる不気味なシーンが切り取られている。本国アメリカでは、大統領選中の独立記念日に合わせて公開されるというエッジのきいた試みがなされた。 「パージ:大統領令」は、4月14日から東京・TOHOシネマズ日劇ほか全国で公開。 |
映画「パージ:大統領令」はシリーズ物で第3作目なんですね。私は、この映画の事は全く知らなかったので、今回、初めて「パージ:大統領令」のストーリーと予告編を目にしました。ついでに第1作目の「パージ」と、第2作目の「パージ:アナーキー」の予告編も少しだけ見てみましたが、嫌な気分でした。私は残虐なホラーとか激しいバイオレンス映画を、リアルな倫理観を取っ払って娯楽作品だと割り切って見れないので、最初からこの手の映画は見ません。多分、1作目の「パージ」も当時、タイトルなど目にしていたかも知れないけど、ホラーと言うことで完全スルーだったので、私の記憶に残っていなかったんだと思います。
1年に1度一晩だけ、無差別に、或いは計画的に殺戮を行う行為を含むあらゆる犯罪を国家が認めて合法化させる、こんな映画を作って良いのか?と言う漠然とした不安を感じます。「パージ / purge」の意味を検索したら、粛清とか浄化とか書いてありました。この映画のストーリーの核は、表向きは犯罪の抑制が目的としながら実は財政破綻しそうな政府が、カーストの下層階に位置する人間を粛清することで人口を減らし、財政危機を乗り越えようとする思惑を"パージ法"の裏に隠していたと言うことです。何かジェニファー・ローレンス主演のサバイバル映画「ハンガー・ゲーム」の形を変えた、全員参加型の市街地版ハンガー・ゲームみたいな感じでしょうか!?
しかし、明け方の7時のサイレンと共にパージが終了した後の街中の至る所に、破壊された家や、無数の血に染まった死体や、焼け焦げた車が転がっているのに、普通に朝の9時の出勤風景の日常に戻れるのか!?絶対に国家として機能しなくなりますよね。やはりこう言うストーリーに付いて行けません。
この映画の紹介記事に「シリーズ累計興行収入300億円超を誇る人気スリラー」と有りますが、米批評サイトのRotten Tomatoes の評価を見ると、人気スリラーと言うには評価は高くないです。単に怖いもの見たさとか、政府が殺人さえ合法化させる法律を作った世界ってどうなるんだ?と言う興味本位で見た人が多いんじゃないのかなぁと・・・。
下に載せた映画の詳細情報は全て各エンタメサイトの情報を引用転載しています。
「パージ:大統領令 / The Purge : Election Year (原題)」
日本公開日2017年 4月14日 上映時間:1時間45分
全米公開日2016年 7月 1日 (劇場公開期間 15週間/ 105日)
批評家 54% (レビュー数 137)
観 客 49% (レビュー数 37,325)
【ストーリー詳細】 1年に一晩、12時間だけ殺人も含めた全ての犯罪が合法化される法律=「パージ」によって巻き起こる混乱や恐怖を描いた人気シリーズの第3作。アメリカ政府が犯罪の抑制につながるとしてパージ法を容認する中、パージに異を唱える女性議員のローンが台頭。米国内はパージの賛成派と反対派で分断が進んでいく。ローン議員は大統領選に出馬を決め、パージの是非を問う大統領選が幕を開けるが、そこへ新たなパージ期間が開始される。警察も病院も機能しないパージの夜、暗殺の標的となったローンと、彼女を護衛するレオは、生き延びるために奮闘する。シリーズ前2作同様に、「パラノーマル・アクティビティ」のジェイソン・ブラムと「トランスフォーマー」のマイケル・ベイがプロデューサーを務め、ジェームズ・デモナコがメガホンをとった。「キャプテン・アメリカ」シリーズで知られるフランク・グリロが、前作「パージ:アナーキー」に続けてレオ役で主演を務める。
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