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海外ドラマ 「Person of Interest」 第 6 話 「フィクサー」

2012年10月04日 | パーソン・オブ・インタ・・・
海外ドラマ 「Person of Interest」 第 6 話 「フィクサー」 のあらすじです。


◇第 6 話「フィクサー」( 原題 : The Fix ) ↓ストーリーはAXN公式サイトより転載させて頂きました。
今回の対象者は、NYの権力者を相手に暗躍するフィクサーのゾーイ・モーガン。彼女は大手製薬会社からの依頼で、次期CEOの女性関係にまつわる音声データを回収するが…。一方カーターは、保管所から盗まれた証拠品の捜査で“イライアス”の名を耳にする。



今回のストーリーは、オープニングから何の前フリもなく女性フィクサーのゾーイ・モーガンが颯爽と登場してきます。もう6話目なのでね、マシンのシステムを視聴者に説明するセリフも必要なくなって、いきなり本題から入っています。その分、このドラマの特異性から言って、一見さんお断り的な展開ですね。・・・なので、途中から初めて見る方は、AXN公式サイトの親切で分かり易い番組情報を見てからドラマに入った方が良いですよ!このエピソードではリースとフィンチのフラッシュバックシーンも無かったので、本題のストーリーがテンポ良く流れていて、余計に面白かったです。このゾーイ・モーガンがマシンが選んだ今回のターゲットです。彼女はニューヨークの街の裏社会も知り尽くしていて、政財界の大物が抱える問題を秘密裏に解決して報酬を得ています。秘密が大きければ大きいほど命を狙われやすい立場ですね。

オープニングのシーンは、ゾーイ・モーガンが自宅から出て来て迎えの車に乗り込もうとした時に、いつもの運転手と違っていたので、ゾーイが怪訝そうに「いつもの運転手は!?」と、聞きます。実は、フィンチが先に手をまわしてリースが代わりの運転手としてゾーイを待っていたのです。リースが「彼は病気なので私が代わりに。」と言います。しかし、ゾーイはその場で送迎サービスの会社に電話して確認を取ろうとします。もちろん、その電話はフィンチの元へ転送され、会話をうまく合わせたので、何とか怪しまれずにリースはゾーイ・モーガンの運転手として傍で護衛をすることに。ゾーイが運転手であるリースにチップ?を支払う時に、お札を何枚か束ねてリースに手渡そうとします。リースがそれを受け取ろうとした瞬間、ゾーイは、その数枚のお札を手で二つに破ります。そして破ったお札の片方だけをリースに渡し、「残りは帰りに!」と言って、ちょっと唖然としているリースを尻目に車に乗り込みます。

この時のゾーイ・モーガンのでっかい態度がウケました。この最初の短いエピソードで彼女の人物像を端的に描いていますね。簡単に人を信じないで用心深く、高慢であり芯が強い女性。この高慢と言っても、世間知らずのお嬢様の人を人とも思わぬ単なるワガママ無礼な横柄態度とは違います。この世界で頼れるのは自分自身であり、これまで努力を積み重ねて来て辿り着いた地位への自負心からくる他者を圧倒する気概みたいなものですね。ストーリーの所々でゾーイ・モーガンがリースに言い放つ上から目線の命令口調が気持ちいいです(笑)。でも、ここで一つツッコミを入れておくと・・・、やはり、こう言う女性のフィクサーと言う立場上、交渉相手に銃や暴力で迫られると、女性の立場は弱いと言うのは百も承知のハズで、そう言う危ない仕事なのに最初からボディーガードなしで一人で動くと言うのは現実的ではないですね。そこがちょっと話の全般的に引っ掛かっている所(苦笑)。でも、私はこの回のストーリーが一番好きで面白かったですけどね。

本題の話は、ヴァターネン製薬の女性スキャンダルを嗅ぎつけた投資ブロガーが、会話を録音したネタで恐喝したことから、ヴァターネン製薬からゾーイに仲介の依頼が来ます。ところが、依頼主のヴァターネン製薬には、その女性スキャンダル以上の闇が隠されていました。その闇が暴かれるのを恐れたヴァターネン製薬側が、投資ブロガーを病死に見せかけて殺し、ゾーイとリースの命まで狙ってきました。危うい所でリースに命を救われたゾーイは、そこで初めてリースがただの運転手では無い事を知る訳ですが、リースの前から姿を消します。

その頃フィンチは、ゾーイが投資ブロガーから預かった録音データのコピーを解読していて、やっと声の主をデイナ・ミラーと突き止めました。そこでフィンチは愕然とします!実は、その彼女の名前は半年前にマシンが選んだ番号だったのです。しかし、当時フィンチには彼女を救う手立てがなく、その後、新聞で彼女の死亡記事を見る事に。記事では病死と発表されていたが、自然死ならマシンは検知しない。これで、ヴァターネン製薬の陰謀を確信した二人は、過去に謀殺されたデイナのためにも犯人を追い詰める決意をする。

一方、カーター刑事は、マーリーン・イライアス殺害事件の容疑者だったイタリア系マフィアのヴィンセント・デルーカが殺された事件から、当時のマーリーン殺害事件の担当の元刑事に話を聞く。そこで、当時、マーリーンには息子が居た事が分かったが、現在は消息不明で居場所が分からない。このイライアスの事件は1話ごとのエピソードと並行して小出しで話を続けて行くみたいですね。今回は、ホントに、ここから先のリースとゾーイのあらすじを書いてしまったら、せっかくの面白い展開が台無しになるのでネタバレ厳禁で!

しかし!この第6話のラストシーンは、映画みたいで最高にカッコ良かったです。




早くも10月10日からDVDがリリースされます。

【10月10日】
DVD Vol.1 1枚組(3話収録・各話約44分)
DVD レンタルVol.1-6 (Vol.1 のみ3話収録、ほか各巻2話収録)

【10月24日】
ブルーレイ コンプリート・ボックス 4枚組(全23話収録・各話約44分)
DVD コンプリート・ボックス 11枚組(全23話収録・各話約44分)
DVD レンタルVol.7-11 (各巻2話収録)




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