MOVIE レビュー

映画と海外ドラマの感想とエンタメ情報を載せています。

「最後の初恋」の感想です。

2008年10月08日 | 映画感想 サ 行
「最後の初恋」観ました。なんか、いつも邦題に文句を言ってるような気がしますが、
今回のこの邦題も・・・邦題のタイトルの言いたいことはよ~く分かるんですけど、
おばさん的には大きな声でタイトルを言うには、ちょっと照れ臭い邦題です(苦笑)。
あの年齢の男女の恋愛に「初恋」なんてタイトルをくっ付けるのは無理が有る!

英題は「Nights In Rodanthe」と言って、ノースカロライナにあるローダンテと言う海辺のリゾート地で過ごした数日間の大人の恋を描いています!リチャード・ギアとダイアン・レインの二人ですから、何をやっても綺麗にまとまっていましたが、1時間37分と言う短い時間で、駆け足でエピソードを繋いだ感が有って、タイトル同様に何か物足りなさを感じました。

共演でスパイダーマンの親友役で出演していたジェームズ・フランコと、ベテランのスコット・グレンを配していたのに、あまり目立っていなかったし、もう少し核に繋がるそれぞれのエピソードを丁寧に描いて欲しかったです。(スコット・グレンが、当然の事ながら、老けていたのにビックリしましたわ!

ダイアン・レインの役の設定が、夫は浮気をして家出し、反抗期の娘と疲れ切った日々を送っていると言うよくあるもの。そして、自分の芸術家への夢を捨て去って結婚したと言うのが、後々のセリフと小物で分かるんですけど、その隠された心の葛藤が描かれていないのでイマイチ乗り切れないし、後半の場面で、捨て去った自分の過去の夢ともう一度向き合うようなシーンがあったんですが、何を作るんだろうと思ったら・・・なんか、こじんまりした小物入れを作っていてガッカリな気分になりました。

あんな小さな小物入れなんか作るより、あの宿のシンボルになるようなオブジェを作るとかして欲しかった。 大切な人からの手紙を自分の作った小さな小物入れに入れるって言うシーン・・・
本当は泣くところなのかも知れないけど、「中学生か!?」ってツッコミ入れたくなったし!
可もなく不可もなく、思っていたより感動作でもなく、中途半端な内容でした。

「最後の初恋」
「最後の初恋」
「最後の初恋」
「最後の初恋」
「「最後の初恋」」 (9月27日(土)公開)

上映時間≫ 1時間37分
製作年:製作国≫ 2008年9月 : アメリカ
英題≫「 Nights in Rodanthe 」
監督≫ジョージ・C・ウルフ
出演≫リチャード・ギア / ダイアン・レイン / ジェームズ・フランコ / スコット・グレン / クリストファー・メローニ
ヴィオラ・デイヴィス 他

ストーリー≫『きみに読む物語』などで知られる人気作家ニコラス・スパークスの原作の世界を、『コットンクラブ』『運命の女』などで共演歴のあるリチャード・ギアとダイアン・レインが味わい深い演技で体現する。【身勝手な夫や思春期の娘との関係を考え直すため、ノースカロライナ州のローダンテという海辺の小さな街にある友人の宿を手伝いにきたエイドリアン(ダイアン・レイン)だが、大きな嵐が来るという予報を聞く。そこへ宿の唯一の客となるドクター・ポール(リチャード・ギア)が到着するが、彼もまた心に問題を抱えていた。】(Yahoo! 映画より抜粋)

来日情報≫ノープロモ
ランキング≫全米興行成績は初登場2位
米Yahoo!ユーザー6段階平均評価 「B」(3488 ratings)
米Yahoo!批評家6段階平均評価 「C+」(6 reviews)



人気ブログランキングへ いつもご訪問ありがとうございます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする