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海外ドラマ「SUITS / スーツ」第4話「経営者の資質」の感想です。

2012年10月28日 | その他の海外ドラマ
海外ドラマ「SUITS / スーツ」第4話「経営者の資質」(原題:Inside Track)の感想です。



◇第 4 話 「 経営者の資質 」 ↓ストーリーはユニバーサル公式サイトより転載させて頂きました。

レースカー用エンジンの名メーカー「マッカーノン」社。新CEOステンズランドは、拠点工場の用地売却と海外移転を打ち出していた。マッカーノンに強い愛着を抱くハーヴィーは、マイクに速読でマッカーノン社の定款を調べさせ、ステンズランドがあと数日間は正式なCEOでなく取締役会に売却動議を出す権利がないことを発見する。新CEO候補としてエンジン製造責任者ドミニクをたて、取締役会でクーデターというその日、動きを察したステンズランドが先手を打って正式CEOに就任し、ピアソン事務所とドミニクをクビにしてしまう。そこでハーヴィーはマッカーノンを愛するカーマニア仲間のヘッジファンド社長ローレンスに、マッカーノン社そのものを買収させるという作戦にでる。 一方マイクは新人主催の食事会を開くことになり、レストラン選定に困ってグルメのレイチェルにSOSを出す。


今週の「SUITS / スーツ」第4話は、経営トップの追い出し作戦です。ハーヴィーの初めてのクライアントだったレースカー用エンジンを作っているマッカーノン社のCEOが亡くなった為に、CEOが交代した。その新しいCEOは、亡くなった前CEOとハーヴィーが築き上げてきた経営プランを台無しにするような、大幅な方針転換をしようとしていた。それは、経費削減のために基幹部門の生産工場を売却して海外へ移転する計画だった。しかし、ハーヴィーは、海外移転となれば、一番の売りのマッカーノン社制のエンジンの品質が保てなくなると危機感を持つ。そこでハーヴィーは、マイクに会社の定款を読んでCEOを追いだす秘策を何か見つけるように言い、新しいCEOを探して取締役会にはかり、海外移転を翻意させようと奔走する。

しかし、何人もの人材に当たったものの断られ、遂には、マッカーノン社のエンジンの設計と生産の責任者ドミニクに白羽の矢を立て、CEOに就任して経営に参加するように説得する。まぁ、早い話が、顧問弁護士が現場責任者を使ってクーデターを画策すると言うとんでもない展開です。企業の顧問弁護士が勝手に会社の経営方針に背いてそんな事して良いの?と言う話ですが・・・、そこは、一応、弁護士事務所のオーナーがハーヴィーに対して「顧問弁護士なのに会社の内部方針に口出しできない!早く海外移転の話を纏めるように!」と釘を刺していますね。結局、ハーヴィーたちは上手く出し抜いたつもりが、逆に出し抜かれていて敗北。しかし、ハーヴィーの知り合いの大手ヘッジファンドの社長が買収話にのってきて、最後にウルトラCが決まって大逆転。実際の難しい弁護士の仕事の領域とかは抜きにして、こう言う企業買収とか、定款の抜け道探しとか、取締役会での決定までの時間との戦いって言う一連の展開は面白いです。

そして今回マイクを困らせたのが、お食事会の幹事の役回り。この弁護士事務所では、新人アソシエイトが先輩アソシエイトをディナーに招待しないといけないと言う決まりがあるらしい。新人は幹事としてレストランを選びメニューを決める。と言っても、ここの弁護士事務所ってアソシエイトが50人もいるんですよ!それを新人が招待しないといけないって、一体、幾らかかるの!? マイクがネットで面倒くさそうにイヤイヤ店探しをしているところへハーヴィーがやってきて良い事言っていましたわ。「仕事以外でも配慮が必要で、下らないと思うような夕食会も実は大事だ!」とか、「第一印象が命だ!ここで出遅れたら取り戻せないぞ!」とも言っていました。つまりは、他人に認められたいと思ったらどんな事でも全力で当たり、認められるような実力を見せろ!って事でしょうかね?1回ダメなヤツって印象を持たれると、軽く扱われてしまったり、良いように利用されるだけになってしまいがち。本日の金言ですね!⇒「第一印象が命だ!」(苦笑)

それから、その新人ディナーの料金は、ハーヴィーが黙って支払いを済ませてくれていました!さすが!

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