海外ドラマ 「GRIMM／グリム」の最終回見ました。

Grimm Season 1 Trailer (TV Series)


先月、私のブログで 「GRIMM／グリム」の紹介記事を書きましたが、スーパードラマＴＶで１０月２３日放送の最終回を見たので感想を書いておきますね。下の方に９月にＵＰした時の紹介記事も再掲載しました。アメリカでは、２０１３年１０月２５日からシーズン３（全２２話）が始まります。

このドラマは、グリム童話の作者であるグリム兄弟の末裔が、実は現代にも生きていて殺人課の刑事をしていると言う、奇想天外な発想のトンデモ物語なんですよ！筋書きだけを読むと、ほんとにＢ級ドラマなんですけど・・・、これが話の符号がとても良くできていて、面白かったです。それと、古くからグリム一族に伝わる魔物退治に使っていた武器や薬草類など、主人公のニックが使う小道具もリアルで、つい見入ってしまいました。物語全体のバックグラウンドがしっかり作られているし、グリム童話に出てくる魔物たちを現代に蘇らせて描かれる映像もすごいです。その特殊メイクとＶＦＸは「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「スター・トレック」、「アベンジャーズ」など超大作映画に関わった一流どころが手掛けていると言う事なので、すごい筈です！

登場人物や話の内容は、下に書いたものを読んで貰ったら分かると思うので、あらすじはここでは省きます。この最終回の展開だけをちょっと書きます。主人公のニックがグリムの末裔だと言う事や、魔物が人間に姿を変えて人間界で共存しながら悪事を働いていると言う事は、相棒の刑事を始めとして、恋人や世間に一切知らせず隠しています。普通の人に理解してもらうのは無理でしょうからね！でも、魔物の中でも人間に危害を加えず、日常は人間としてひっそりと暮らしている魔物もいるんです。ある事件の捜査でその内の一人と親しくなったニックは、度々、その魔物に捜査の協力をして貰う事になります。このドラマの面白い所がそこにも有ります。ニックは事件の捜査を、表の人間の刑事の相棒と、裏の魔物の協力者と、表裏二つの側面から捜査をする所です。

そして、今回シーズン１の最終回で、ついに恋人ジュリエットに真実を打ち明けざるを得ない事態に陥ります。アダリンドと言う女性を魔物だと知らないジュリエットは、アダリンドの飼い猫に手を引っかかれてしまう。ニックは、それがアダリンドの策略に違いないと思い、ジュリエットに病院へ行こうと勧めるが、獣医をしているジュリエットは、よくあるカスリ傷だからと意に介せず病院行きを拒否。逆に、どうしてアダリンドの事となると過剰反応するのか！？と、いぶかられ、理由を話してくれるまで病院へ行かないと。そこで、ニックは、彼女に真実を話す時が来たと覚悟を決め、グリム一族のマリーおばさんから託された秘密のトレーラーにジュリエットを案内する。

そのトレーラーの中で、自分が実はグリムの末裔で、その昔から一族は魔物と戦ってきて、今もその魔物が人間界に紛れ込んで暮らし悪事を働いている。自分にはグリム一族として、魔物の姿が見える能力が有り、魔物と戦っているんだと打ち明けた。しかし、ジュリエットは、ニックが説明すればするほど、彼が心の病にむしばまれていると感じ、「治療を受けて！」と懇願する。ニックは、もう、こうなったら究極の手段で、本物の魔物をジュリエットに見せるしかないと、捜査協力をして貰っているブルットバッドと言う魔物のモンローに会いに行く。そして、事情を知らされたモンローが魔物のブルットバッドに変身しようとした時・・・、ジュリエットは、その姿を見る前に気を失ってしまう。

これね、今回は終盤に差し掛かったところ辺りから、終わりの時間を気にしながら見ていたんですよ。まだ何も事件が解決していないのに、ドラマの残り時間は、あと僅かで解決できるの！？って思っていたら・・・、あぁ、やっぱり！クリフハンガーで終わってしまいましたわ！気絶したジュリエットは病院のベッドに寝たまま・・・。彼女を救うにはアダリンドと飼い猫を見つけ出さないと！そして、他にも意外な人が登場したりと・・・、シーズン２へ持ち越した問題がドッサリ！このドラマ、この世界観を受け入れられたらハマって面白いです。

「GRIMM/グリム DVD-BOX」が2013年11月06日からリリース。

↓ストーリーの詳細記事は全てスーパー！ドラマTV公式サイトより転載させて頂きました。 ◇第１話「グリムの末裔」（原題：Pilot）あらすじ オレゴン州の深い森に囲まれた街ポートランド。主人公の殺人課刑事ニックは、ある日突然、日常生活の中で普通の人々の顔が瞬間的におそろしいモンスターに変貌するヴィジョンを見るようになる。その後、育ての親であるおばのマリーが現れ、ニックに対し、自分たちはグリム一族の末裔で他の人には見えないものを見る力、魔物の正体を見破る力があると話す。「グリム童話」の作者として知られるグリム兄弟が書き残していた物語は実在する魔物たちとの闘いの記録だったのだ。 ■英題 ： 「GRIMM」 ■全米放送開始 ： 2011年10月28日 ～ シリーズ継続中 ■製作総指揮 : デヴィッド・グリーンウォルト / ジム・カウフ / ショーン・ヘイズ ■解説 ： 基本的には１話完結の犯罪捜査ドラマの体裁を取りながら、近年人気のダーク・ファンタジーの要素も色濃いユニークな作風が本作の魅力だ。タイトルにもある通り、ドラマには毎回グリム童話をはじめとする世界各地に伝わるさまざまな伝説や伝承物語がモチーフとして組み込まれている。第１話の「赤ずきん」から「ハーメルンの笛吹き男」、「ヘンゼルとグレーテル」からディズニー映画でもおなじみの「ラプンツェル」など、実に巧みに童話の中の登場人物や設定が姿形を変えて現代によみがえる。「本当は怖いグリム童話」などにもあるように、本来この手の伝承物語には暗く残酷な陰の要素が多く含まれており、本作ではその暗黒部分にフォーカスしたダーク・ファンタジー。 ■主要キャスト ニック・ブルクハルト役 : デヴィッド・ジュントーリ オレゴン州ポートランド市警察殺人課の刑事。ある日を境に、街中で人々の顔が突如として恐ろしい魔物のように変化する不思議なヴィジョンを見るようになる。そして、がんで余命いくばくもないおばのマリーから、自分はグリム兄弟の末裔であり、彼らが書いた“童話”は全て実話で代々グリム一族が闘ってきた魔物たちの記録だと知らされ、戸惑いつつもグリムとしてその能力を使い事件を解決していく。18 年前に両親が殺害された事件は未解決のまま。恋人ジュリエットにプロポーズをする予定だったが…。 ハンク・グリフィン役 : ラッセル・ホーンズビー ポートランド市警察殺人課の刑事。ニックのパートナーで良き理解者でもある。刑事としての強い信念と責任感を持ち、過去に自分が関わった未解決事件も忘れずにいる。熱血漢である一方で、時に捜査において一線を越えそうになることも…。ニックの能力のことは知らないが、次々と起こる不可思議な事件を捜査するうちに、この街で何か異常な事態が起きているのではないかと感づいていく。 モンロー役 : サイラス・ウェイア・ミッチェル 「グリム童話」でいうところの“大きな悪い狼”だったが、改心して生き方を変え、現在では人間に害をなさないように自分をコントロールすることができるようになった善良なブルットバッド。肉を食べない食事療法と薬を服用し、ピラティスが日課で教会にも通っている。ニックに正体を見破られ、自分たちの祖先はグリム一族にひどい目にあった過去があるものの、凶悪な事件を起こす魔物と闘うニックをサポートすることに。魔物たちのコミュニティに精通しており、ニックの陰の相棒として欠かせない存在となっていく。 ジュリエット・シルバートン役 : ビッツィー・トゥロック ニックの恋人で彼と共に暮らしている。獣医として働く聡明な女性でベジタリアン。 仕事熱心なニックのことをいつも気遣っており理解もあるが、“グリム”として覚醒したニックが仕事にのめりこんでいくにつれて、しばしば危険な目に遭うことも。グリムの末裔として生きる道を模索し、そのことを秘密にしているニックの言動が以前とは変わったと感じており、何か重大な隠しごとがあるのではないかという疑念が生じていく。 レナード警部役 : サッシャ・ロイズ ポートランド市警察の警部でニックとハンクの上司。ニックがグリムの末裔であるという事実を知りながら、表向きは何事もなく接している。ニックが不思議なヴィジョンを目撃するきっかけとなった美しい弁護士（実はヘクセンビーストという魔物）のアダリンドとも、裏で密かにつながっているなど謎めいたところが多い。一体彼は何者なのか？ その真の目的とは…？

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