MOVIE レビュー

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「パイレ-ツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」

2007年05月26日 | 映画感想 ハ 行
骸骨アイコン5月25日に全世界同時公開された「パイレ-ツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」。それにあわせて5月22日(火)にはジョニー・デップ、オーランド・ブルームをはじめ主要キャストとスタッフが来日しました。今回はキーラ・ナイトレイの来日は無かったようですね。400人も徹夜組のファンが出て、当日は朝からどんどんファンが膨れ上がって成田は凄かったみたいです。

その日はカンヌ映画祭から北野監督やダウンタウンの”松本監督”が帰国すると言うことで、パイレーツご一行様をお出迎えに来た数千人のファンは、混乱を避けるためにオーリーファン、ジョニデファンに別れて一時ロビーから離れた所に移動させられたりしたみたいですね。

そして、午後6時にオーランド・ブルームとスタッフが到着、その3時間後にプライベートジェットでジョニデが到着。パイレーツファンの皆様、やっと逢えましたね!朝から待ちわびていた皆様、ご苦労様でした。


23日にパイレーツご一行様はキャスト・スタッフの7人で来日記者会見を行い、その後、武道館で行われたアジアプレミアに出席しました。その模様は、こちら⇒BIGLOBEストリーム無料動画サイトで生中継されましたが、同じ映像が7月末日まで継続して観れるようです。ジョニデは新作の映画撮影が遅れているので、その日に急いで帰国したらしい。

パイレーツ3
パイレーツ3
パイレーツ3
パイレーツ3
パイレーツ3
「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」

原題≫「Pirates of the Caribbean:At World's End」

監督≫ゴア・ヴァービンスキー
出演≫ジョニー・デップ / オーランド・ブルーム / キーラ・ナイトレイ / ビル・ナイ / ジェフリー・ラッシュ / キース・リチャーズ

内容≫世界を股に掛けて自由を謳歌していた海賊の時代は終焉を迎えようとしていた。世界制覇をもくろむ東インド会社のベケット卿が、デイビー・ジョーンズの心臓を手に入れ、彼とその海賊船を自由に操り、海賊たちの壊滅を目論み掃討作戦を開始。ウィルと海賊たちは生き残るために伝説の“9人の海賊たち”を集めようと奔走するが、その9人目の男がジャック・スパロウであることが判明し、海底に囚われているはずのジャックを奪還すべく、ブラック・パール号の乗組員たちは、ティア・ダルマの力で蘇ったキャプテン・バルボッサを船長に迎え、シンガポール海賊の長であるサオ・フェンから世界の果てへの海図を受け取り、ジャックの救出に向かうのだった。

来日情報≫5月23日に行われるアジアプレミア、および出演者来日記者会見に合わせて、出演者のジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、チョウ・ユンファ、ジェフリー・ラッシュ、ビル・ナイのほか、制作者のジェリー・ブラッカイマー、監督のゴア・ヴァービンスキーが来日。

ランキング≫全米興行成績 : 初登場1位獲得

米Yahoo!ユーザー6段階平均評価「B+」
米Yahoo!批評家6段階平均評価「C+」


■感想です≫

ジャックアイコン「パイレーツ・オブ・カリビアン」のシリーズ第3作です。一応のシリーズ完結編と言うことです。・・・と言っても、この映画が2時間50分と言う長さがいったのか!?・・・「スターウォーズ / シスの復讐」より30分近く多い時間が必要だったのか!?(笑)・・・どうしても日本のアニメの「ワンピース」の実写版に見えてしまう!?(爆)(アニメを知っている人にはストーリーが似ているのが分かると思うけど)・・・これらの疑問を感じつつ映画を観ていました。

でも、楽しめる映画では有ります。私がいつも映画に求める非日常を体現させてくれます。ファンタジーとシュールを合体させたような非現実の世界が雄大な大海原に展開しています。なんと言ってもブラックパール号とデイヴィ・ジョーンズのフライング・ダッチマン号と、その背後に控える戦艦とのバトルは迫力が有って見応え十分でした。

途中、ちょっとチャーリーとチョコレート工場の雰囲気を漂わせた異空間が出現するのですが(そう感じたのは私だけかも知れないから、どのシーンか分からないかも知れませんが・・・(苦笑))、ジョニー・デップならでわのシュールさが出ていて「おぉ!ジョニー!イキイキしてる!」って感じました。まぁ、そこが溺死した船乗りが囚われていると言う、永遠に続く地獄 ”デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー” だったのですが、全く想像とは掛け離れた設定でしたわ。

長い長い前フリから、やっと映画の後半に見せ場らしいクライマックスシーンが登場します(とにかくここまで来るのが長かった!)。海賊船同士が大渦潮の中で戦うシーンや、海中からドバーンと姿を現し敵を攻撃するフライング・ダッチマン号のシーンは圧巻で、「こう言うシーン、待ってました!」って、飢餓から開放された気分でした(笑)。

その辺りのシーンからスピード感が出てきて全ての謎も解けていくのですが、ヴードゥ教の預言者ティア・ダルマが、すごい事になってしまうのでお見逃し無く!口あんぐりの展開です(苦笑)。あと、ウィルとエリザベスとノリントンとジャックの四角関係と言うか、もう三角関係になってしまっていたのかも知れないけど・・・その四者の関係がハッキリ片が付きます。

この最終章がどんな風に大団円を迎えるのか楽しみにしていました。まぁ、映像的に見応えが有るのは最初から分かっている事なので敢えて特筆する事もないですね。問題は、ストーリー展開ですが・・・2時間ちょっとで十分な作品をこれだけ引っ張ったのは何故?(笑)いやぁ、今回は甘甘感想でしたわ。

私が観に行ったシネ・コンでは上映前の入場案内の館内アナウンスの時に、「クレジット終了後に映像が残されているので、最後まで席を立たないで下さい。」と放送をしていました。あれをオマケ映像にするのは、ちょっと反則じゃないかなぁ?あのエリザベスとウィルの関係の流れの中でインパクトの有るすごく重要なシーンでしょ!?「スターウォーズ / シスの復讐」のラストシーンとカブルとこ有るけど・・・。


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コメント (16)
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