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海外ドラマ 「Person of Interest」 第 9 話 「カーター刑事」 の感想です。

2012年10月17日 | パーソン・オブ・インタ・・・
海外ドラマ 「Person of Interest」 第 9 話 「カーター刑事」 のあらすじです。


◇第 9 話「カーター刑事」( 原題 : Get Carter ) ↓ストーリーはAXN公式サイトより転載させて頂きました。
今回マシンが弾き出した対象者は、なんとカーター刑事だった。リースとフィンチは、カーターに関わる多くの注意人物の中から、少年ロニー殺しの容疑者ヘクターと、妻に暴力を続けるコバック、そしてイライアスの3名にターゲットを絞り、監視を始めるが…。



今回、マシンが弾き出した番号は、今のところリースとフィンチの天敵とも言えるカーター刑事でした。いずれはカーター刑事の番号も出るだろうとは予想していたけど・・・、以外にも、早い時期に出たなぁと言う感じです。オープニングは、カーター刑事が2004年当時、軍に所属していてイラクに駐屯していた時のシーンから始まりました。物語の途中にカーター刑事の軍隊時代の話がちょこちょこ挿入されます。

イラクでの挿入話を纏めて繋げると・・・、テロリストが運び入れた爆弾により米兵3人が死亡。その捕らえたテロリストを尋問官のカーターが取り調べていました。人一倍正義感の強いカーター。たとえテロリストと言えども真っ正直に向き合い、敵の命さえ尊重しようとする態度は、他の兵士たちとの軋轢を生んでいました。カーターがテロリストの捕虜の事で「彼の家族はどうなるの!」とか、「私が守ると約束したのに!」とか言って、別の尋問官の男性兵士に食ってかかっていました。でも、他の兵士にすれば、爆弾テロで米兵が3人死んでいて、その死んだ米兵にも家族や恋人、友人が居た訳で・・・、その事を考えれば、どんな事をしてでも彼らの仇を討ちたいと思うのも無理はないです。カーターの抗議は、死んだ仲間を無視してテロリストを擁護しているととられてしまいますね。そう言う仲間の怒りを買い「キレイ事を言ってろ!まだ戦争は続くが、これからはお前一人で戦え!」と、他の兵士たちから孤立無援に立たされてしまったカーター刑事。そんな経緯が有ったからなのか?その後、軍を退いて刑事になったんですね!

そして、2011年の現在に話が戻って、ロニーと言う少年の殺害現場でカーター刑事とファスコ刑事が捜査を始めています。その少年は半年前に起こった銃撃事件の目撃者で、一度は警察に証言したが、犯人のヘクターに脅されて証言を撤回したために、ヘクターは不起訴で放免に。今回の事件は誰の目にも目撃者の口封じだと言うのは明らかです。そんな時に、マシンがカーター刑事の番号を出したわけですが、まだ誰が関与をするのかは不明。フィンチとリースは、さっそく、カーター刑事の敵となり得る容疑者を割り出し、その中から、先の銃撃事件とロニー殺害の容疑者ヘクターと、妻への暴力で何度も警察沙汰を起こしているが、結局は妻が告訴に踏み切らずに野放しになっているDV夫コバック、そして、2件の殺人事件の容疑者として捜査対象となっている新興マフィアのボス、イライアスの3人に絞った。「カーターを24時間守らなければ!」と言うリースに、「近づき過ぎると君が捕まるぞ!」とフィンチが言うと、リースが「危険は承知の上だ。見殺しにはできない!」・・・だって、カッコいいですね

その言葉通り、リースは遠巻きでカーター刑事に張り付いています!この回のリースは、バイカージャケットに身を包んでバイクで追跡です。カーター刑事がロニー少年の殺害事件の捜査で、目撃していた店主が居る雑貨店に入って聞き込み、外ではリースが張り込みです。その時、リースのもとにファスコ刑事から電話で、悪徳警官仲間から聞き出したカーター刑事の殺害予告情報が入ってきました。それから、ファスコ刑事はリースに「追われる身でなぜ彼女を守ろうとする?」と聞きます。リースは「良い刑事だから。人としても。お前も見習えよ!」と答えてから、「彼女に何かあれば次はお前だぞ!」と、しっかりファスコ刑事を脅すのを忘れないリース!(苦笑)今回もリースは暴れていました。ロニー少年殺害事件の第1容疑者のヘクターの店へ乗り込む所で、派手にマシンガンやランチャーまでぶっ放しました! このシーン、ほんとにリースの無敵っぷりが全開でした。これでヘクターは何処かへ姿をくらまし、カーター刑事への一応の危険は回避。

しかし、フィンチが恐れたのは、カーター刑事の人一倍強い正義感と責任感。ヘクターに殺害されたと思われるロニー少年のためにも、カーター刑事は、自らの危険も顧みずヘクターをどこまでも追跡すると考えた。それに、妻を虐待している夫にも毅然とした容赦ない態度で立ち向かって行く。果ては、警察署内でも誰も協力者が居ないイライアスの捜査を一人で担っている。リースは、カーターに直接電話をかけ、命を狙われている事を告げる。・・・と、カーターに「言える立場なの!?」と一蹴される!このシーンの二人のやり取りが最初はかみ合わない会話だったのが、最後にリースの緊迫した言葉「人の話を聞け!あんたは殺される!」と言う言葉で、カーター刑事にも事の重大さが分かったみたいですね。

そして、遂に或る人物がカーター刑事に銃口を向けて発射する!えっ!?尾行していたはずのリースは何処!?(ぷっ!見失ってるし!(苦笑))この回も面白かったです。徐々にリースにも封印した過去からの危険が迫ってきているみたいです。




早くも10月10日からDVDがリリースされます。

【10月10日】
DVD Vol.1 1枚組(3話収録・各話約44分)
DVD レンタルVol.1-6 (Vol.1 のみ3話収録、ほか各巻2話収録)

【10月24日】
ブルーレイ コンプリート・ボックス 4枚組(全23話収録・各話約44分)
DVD コンプリート・ボックス 11枚組(全23話収録・各話約44分)
DVD レンタルVol.7-11 (各巻2話収録)



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