映画「キングスマン / 原題：KINGSMAN：THE SECRET SERVICE」 予告編
ストーリー詳細は Yahoo!映画より引用転載しています。
| 映画「キングスマン / 原題：KINGSMAN:THE SECRET SERVICE 」 ≪ストーリー詳細≫ 高級スーツ店“キングスマン”はロンドンのサヴィル・ロウにあり、洗練された紳士が集っているが、その実体は、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関だ。コリン・ファースが演じるハリーは、組織の指揮者アーサー（マイケル・ケイン）の元で日々、秘密裏に活動を行っているが、ある日チームの一員が何者かに惨殺され、新人エグジー(タロン・エガートン)をスカウトすることになる。エグジーは過酷な試練を経て成長していく過程で、なぜ自分がキングスマンの一員に迎え入れられたのか知るようになる。また同じ頃、前代未聞の大量虐殺計画を企てるIT富豪・ヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)が人類抹殺計画を遂行。彼は現代人なら誰もが飛びつくような方法で恐ろしい武器を拡散させ、計画を進めていく。キングスマンのメンバーはヴァレンタインの野望を阻止できるのか？ 街のワルガキだったエグジーは、真のスパイになれるのか？ 原作はマーク・ミラーのコミックス「The Secret Service」の実写映画化。『キック・アス』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のマシュー・ヴォーン監督が手がける本作は、ブリティッシュ・スーツに身を包んだエリートスパイが、華麗で過激なアクションを披露する新しいスパイアクション映画。本作には、ファースのほか、キングスマンにスカウトされる若者エグジー役をタロン・エガートンが、彼らの敵となる人類抹殺計画を進める首謀者ヴァレンタインをサミュエル・L・ジャクソンが演じる。全世界4億ドル（約480億円）超えの大ヒットを記録。 日本公開：2015年09月11日 / 上映時間：129分 全英公開：2015年01月29日 / 全米公開：2015年02月13日 / 製作国：イギリス 監督 : マシュー・ヴォーン 出演 : コリン・ファース／マイケル・ケイン／タロン・エガートン／サミュエル・L・ジャクソン／ソフィー・クックソン／マーク・ストロング |
映画「キングスマン」は全米公開が２０１５年２月でボックスオフィス週末興行成績ランキングでは初登場２位の成績でした。その後３週連続で２位を守り次週以降も上位を維持していたのをチェックしていたので、観たいと思っていましたが、映画館で観る機会がなく先日オンデマンドでやっと観ました。
全体的にはテンポが良くてアクションシーン満載で面白かった！ですが・・・、狙いなのか分りませんが主要キャストの人物描写が浅く無機質な感じがしたので、どの人物にも何か物足りなさがあって感情移入はできませんでしたわ！アクションもアクロバチックで凄かったですが、計算された動き過ぎて、見ようによっては華麗なダンスのようでもありました。ある意味人を食ったようなひねりの利いたギャグスパイ映画とも言えますけど、あまりに簡単に大量虐殺シーンを描いていたので、ゆるいスパイ映画だと思っていた私は、ちょっと肩透かしな感覚を覚えました。
ストーリーを読めば「前代未聞の大量虐殺計画を企てるIT富豪・ヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)が人類抹殺計画を遂行・・・」とありますので、大量虐殺もコミコミなのかと事前に想定しておくべきでした！それにしてもやりすぎな大量虐殺シーンが、あんなシーンで良いのか！？これでもかと言うくらい人を虐殺し、最初は冗談かと思っていたシーンがそれがまた長くて見ていて気が重くなってくるし、イギリスの階級社会への嫌味たっぷりに「威風堂々」をバックに、特権階級の人間に対して"花火の打ち上げ大会"で鬱憤を晴らしたのかと思えるシーンも、あっけらかんと見ている気分にはなれず引いてしまいました！
「スター・ウォーズ」オリジナルのルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルが、「あんた誰！？」的に、おじさんになって登場していたのに驚きましたわ！「スター・ウォーズ」以外で見たのは初めてだったかも！？先に「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」関連のニュース映像で、今のマーク・ハミルを観ていたから分かりましたが、ニュース映像を観ていなかったら絶対に分かりませんでした！
それと、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のノリントン提督役や、海外ドラマでも見ていたジャック・ダベンポートが出てきたと思ったら、すぐにあんな死に方をするなんて、しかも主演のコリン・ファースさんが真面目に大量虐殺していたシーンも、その後のシーンもブラックすぎて普通に倫理観が邪魔をして馴染めませんでしたわ。そのせいか見終わった後、面白かったけど小気味良さは感じずスッキリしない部分が残りました。
ちなみに『キングスマン』続編の全米公開は2017年6月16日の予定です。
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