―TSUREZUREGUSA―

つれづれと、日々のおもひをつづること。

壁に刻まれたコトバ 2

2007-01-19 21:44:05 | 名言
前述の英語の詩の日本語バージョン(訳者不詳)。
訳が色々でニュアンスも訳によって違うから、
原語の英語の詩で感じるのがベストだとは思うものの…。
人生の祝福。

               

大きな事を成し遂げる為に力を与えてほしいと神に求めたのに
謙遜を学ぶようにと弱さを授かった

より偉大な事ができるように健康を求めたのに
より良き事が出来るようにと病弱を与えられた

幸せになろうとして富を求めたのに
賢明であるようにと貧困を授かった

世の人々の賞賛を得ようとして成功を求めたのに
得意にならないようにと失敗を授かった

人生を享楽しようとあらゆる物を求めたのに
あらゆる事を喜べるようにと生命を授かった

求めた物は一つとして与えられなかったが
願いは全て聞き届けられた

神の意にそわぬものであるにもかかわらず
心の中の言い表せない物は全て叶えられた

私はあらゆる人の中で最も豊かに祝福されたのだ

 

               

ニューヨーク大学のリハビリ研究所の壁に刻まれたコトバ。
刻んだ人はそこに入院してた患者さん。
イエズス会の神父という説もあれば、
無名の兵隊という説も有り。 
人生紆余曲折いろいろあるけれど、
そこから得るものは、
それが求めていたものと違っても価値があるもの。
・・・ってことかなぁ
感じ方は人それぞれだろうけど、
転機や分岐点にいとき、
迷っているとき、
自分の状態によっても感じ方が違う詩だなぁ、と。      

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