―TSUREZUREGUSA―

つれづれと、日々のおもひをつづること。

IBIZA2010 10 パエリアに、サビナル塔リベンジ

2010-08-09 20:05:07 | イビサ旅行
ワインの余韻が冷めやらぬ感じで、
トルコ風呂でのんびりしてホテルで休憩。
レンタカーを次の日返す予定だったので
晩御飯は車でしか行けないお店に行こうとお店をセレクト
SesSalinesビーチ方面の道路沿いにあるというパエリアの名店へ行ってみることに。
イビサタウンを出てロトンダをSantJosp方面へ。
さらにプランデヤボッサからSesSalinesへ向かう道に入って車をまっすぐひた走る。
しばらく走ると右手には塩田が広がり陽の光を受けてまばゆく輝いていた。


パエリアの名店、カンサリナスに到着。

道路脇にぽつんとあるお店。
テーブルや椅子も屋外に無造作に並べられていて、
その無造作なロケーションが屋外ディナーで気持ちいい。
お昼にワインを試飲し過ぎていたけれど、
飲んでばっかりだねぇ、といいつつ、ここでもサングリアを…。
飲み過ぎ。
食べ物の注文はガスパチョとフィデウアを。

必ずサーブされるパンにオリーブ&ガーリックディップ。
この組み合わせが定番。


ガスパチョ

根本的にきっとトマトの味が日本のトマトとは違うんだと思う。
地中海のトマトは本当に美味しい。
地中海でトマト料理が多いのは必然。
その土地で獲れるものをその土地で味わうのが一番美味しい、当たり前のこと。

フィデウア(パスタ版パエリア)



ここのフィデウアは細くて小さなマカロニだった。
具が多い訳ではないのに、魚介の出汁がとにもかくにも濃厚。
味付けが絶妙!


気持ち良い風の吹き抜ける屋外のテーブルでいただくせいか、
サングリアもフィデウアも、より一層美味しい。
気持ちのよい景色と気候が食事を何倍も美味しくしてくれた。
食べ物を味わうのは味覚だけじゃない、と思う。


フィデウアを堪能し、サンセットの時間に合わせて
Torre de Savinar(トーレ・デ・サビナル=サビナル塔)の崖へ向かう。
目標は、8時半ザビナル塔着、くらい。
島の西側へ車を走らせSantJosep方面からEsCubbles方面へ南下。
EsCubblesの街に入る手前で途中カラデホビーチへ向かう道へ折れる。
去年も間違えたけれど、今年もここで一旦EsCubblesの街まで行ってしまって逆戻り
逆戻った瞬間、去年も間違えて戻った記憶が、
道の風景のかすかな記憶と共に鮮やかに蘇った。

そのまま車を走らせ、崖へ続く小道を見逃さないよう目をこらす。
サビナル塔の夕陽は格別とのことで、去年も訪れている
その時もひたすら小道を見逃さないように目をこらしていた。
なんといっても立ち入り禁止区域なので標識なんてない。

「あった!」突然現れた、去年と同じ懐かしい小道の風景。
車を走らせて立ち入り禁止の金網の前まで行く。
結構派手に壊れている・・・。

同じくサンセット目当ての車が既に十数台。
立入禁止の金網が破れているところを乗り越えて中へ。
 (名所なのでみんな入っていってます、…と小さく言い訳)

細い山道を歩いて崖の先端へ。
急に目の前の視界がぶわっと開ける。
目の前に、ちょうど一年前にもみた景色が広がっていた。
あの時また来たいと思ったけれど、一年後、
またこうしてこの景色の中に身を置くことが出来るなんてあの時は思わなかった…。


目の前に広がる景色は記憶とかわらず雄大。
でも同じ場所、同じような時間なのに、
空の色 雲の位置 海の凪ぎ 太陽の光、これらが異なるだけでこんなに景色が違って見えるものか。

ゆっくり腰をおろして、ただ夕日を見つめた。

いつか・・・、いつかまた来よう。

サンセット後しばらくゆっくりしてから、ホテルへ戻った。
クラブに備えて、仮眠。
今夜のクラブはSwedish House Maffia @ PACHA の予定!

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