水の都、ベニス

思い出せること、つれづれ・・・。
水の都、ベニス。
道路のかわりにめぐらされた水上交通網。
水との共存。
街全体が出来すぎなほど綺麗。
太陽が水に映えて。
夜は灯りが水に映えて。
街並みを眺めるだけで飽きることなし。

◆ドゥカーレ宮殿
フライングバットレスが印象的な建築物。
木造。金ぱく。
日本のお寺の欄間や天井の意匠を彷彿とさせる。
国もルーツも全く違うのに。
どこか似通ったところがあるって不思議。
でも、だからそういうところが面白い。

◆サンマルコ寺院
大理石。大理石。大理石。
大理石の表層装飾。
あとから改めて気づくけれど、
本当にイタリアの寺院は大理石がカラフル。
石造の素朴な感じではなく、
石そのものの色を利用したカラフルな装飾。
個人的には朴訥とした無愛想なくらいの石造の方が好みだけれど、
装飾の柱、壁、彫刻、あそこまで統一されると圧巻。
大理石のすべすべとしたエンタシスの柱に、
イサム・ノグチの彫刻作品が懐かしくなる。
なんか似てる。
あの大理石のつるんとした感じ。
大理石そのものの素材の色を利用した遊び心。

ベニスの空港はロストバッゲージの印象しかないものの、
街は素敵で可愛い街でした、ベニス。