―TSUREZUREGUSA―

つれづれと、日々のおもひをつづること。

一丸となる時

2011-04-17 19:58:50 | エトセトラ
15日付のニュースにて・・・。

『東日本大震災による大津波では、屋根ぶきに使われる天然スレート(粘板岩)の産地・宮城県石巻市の倉庫が被災し、JR東京駅丸の内駅舎の復元工事のために保管されていた6万枚余りのスレートが流された。
 駅舎の落成が来年3月に迫り、業者は「なんとか駅舎を完成させたい」と、がれきの中から1枚ずつ拾い集めた。JR東日本は15日、使用できるかどうか現地で調査する考えを明らかにした。
 宮城県北部の北上川河口から約4キロ上流。文化財の屋根工事を手がける建築会社「熊谷産業」(石巻市北上町)は、追波湾から上ってきた津波にのみ込まれた。』



ほっとした。
JR東日本、非難が集中して会社の体裁ととのえたのか。考え改めたのか。

前日、JR東日本が工期が遅れるならスレートをスペインに発注するという記事を見かけ、
言葉に出せないくらい腹立たしく思っていた。
社屋も流された有限会社が、それでもがれきの中からスレートを集め、
必死に回収出来るだけのスレートを回収しているのに、
同じ日本の企業が工期が遅れるからとスペインに発注する。
そんなことがあっていいの?
日本全体で立ち直っていこうという時に・・・。

今日の記事でも、まだ、「使用できるかどうか現地で調査する」とのことなので、
3月竣工に見合うだけのスレートが現地調査で確認出来なかった場合、
JR東日本はどうするつもりなのか、という危惧は残る。
工期が遅れたとしても、スペインに発注はせず、
同じ日本のの企業として、熊谷産業のスレートを使って欲しい。
そして東京駅を使う人達も、その工期の遅れは目くじらたてずに
見守って欲しいと思う。

最新の画像もっと見る