ブッチ・キャシディ最後のガンマン

2013-06-09 | こんな映画観たよ

（2011年スペイン日本未公開）

DVDで見ました。
「明日に向かって撃て」で死んだと思われてたブッチさんとサンダンスさん。
実は死んだの身代わりで２人は生きてたという設定で、それから２０年後のブッチさんのことを
昔の回想を入れながら描かれたお話です。
西部劇なんだけど、結構淡々と印象だったかな。
でもストーリーがしっかりしてるので見入っちゃいました。

おじいになったブッチさんは、ジェームズ・ブラックソーンと名前を変え、ボリビアで馬を育てながら
静かに暮らしてはりました。
恋人だったエッタが死んだと知り、その息子と暮らそうとアメリカに帰国することを決意しますが、
そのために銀行から降ろした全財産を帰り道に馬を奪おうをしたスペイン人の男エドゥアルド（ノリ様）の
せいで失ってしまいます。
怒り狂うブッチさんですが、追われてる身のエドゥさんに何だかんだ言いながら助けてやったり優しい
エドゥさんは雇われてた鉱山の大富豪から金を奪ったため追われてるんだけど、そのお金を分けると
いうことで一緒に鉱山まで行くことになり。。

無事に鉱山に隠したものは回収出来たんだけど追手は迫り、ブッチさんの暮らす家にまで来てしまいます。
原住民の恋人まで失って可哀想なブッチさんです。

ウユニ塩湖での銃撃戦は見物でした。
風景がまた素晴らしい。
美しいけど命を奪われる恐ろしい場所でもあるんですね。

つくづくこの時代馬は足として見られてたんだな～と思ってしまいます。

アメリカで静かに暮らすだけだと思ってたのに、エドゥのお蔭で昔の自分を思い出したみたいに
喜ぶブッチさん。エドゥを助けるために別々行動になるんですが。。

実はエドゥには秘密があって、お金は大富豪から盗んだのではなく原住民の家族から盗んだもので。
同じ強盗と言っても昔の強盗は金持ちや強いものからは奪ったけど、弱い人には手を出さないって信念を
持ってはるので、一般人から盗むなんて盗人の風上にもおけね～って感じやんね。

あっさり信用してしまったブッチさんもブッチさんやけど、悪そうな奴でもなさそうやったし、あの道中も
いい凸凹コンビみたいで良かったのにな～。
ヤナのこともほんとに悪いと思ってたみたいだし。

エドゥを助けたお蔭でブッチさんの名前にも汚点を残した感じになってしまったし、しかも生きてるってことが
分かっちゃってまたまた追われる身になるよね。
探偵のマッキンリーさんも静かに暮らそうと思ってたのに、ブッチさんを助けたことで山に置き去りにされて
しまって。どうなったんでしょうか・・・。

ブッチさんとマッキンリーさんは、ルパンと銭形警部みたいな関係ですね。
追うもの追われるものだったけど、２０年経って再会するとあ～なるのかな。
ルパンと銭形警部のその後を見たような氣ぃがしました。

ノリ様はいい奴だと思ってたのに、最後にやらかしてくれましたね。
金を独り占めして逃げようとしてるところ、ブッチさんに足を撃たれ、また悪あがきしてるところが
可愛かったです。最後の煙草も火が消えてしまい・・・笑ってしまいました。

ノリ様のパッチ姿も見れたし、キュートなお尻も見れたしノリさんポイントも高いです。
最後にびしっと決めたスーツ姿も恰好良かったし。
ウユニ塩湖を超えるためやブッチさんとの信頼関係に必要だったのかもしれないけど、パンツを降ろすシーンはサービスカットかと思ってしまいました。（※注　そんな映画ではありません）

それで思い出したんだけど、映画とは全然関係ないんですがノリ様の意味が分かりませんなCMを見つけたので。
清涼飲料水のCMなんですが。何でやねんと突っ込んでしまいました。笑えます。