大人のチョコボール。先日スーパーに行ったら売ってたんで思わず買ってしまいました。
「大人の」と聞いただけで、なんか高級そうに思えてしまうよね。
厳選ピーナッツ、ほろにがキャラメル、濃い苺の3種類があったんだけど画像の2種をチョイス。
ついでに苺も買っちゃえばよかったんだけど。
厳選ピーナッツは希少種のピーナッツを使用してるみたいなんだけど、違いがよく分からなかったかな。
美味しかったけどね。
ほろにがキャラメルはほんとにほろにがで、チョコまでが美味しく思えたわ。
でもキャラメルが歯にくっつくのでパクパク食べれない。
この2つが合体した、ほろにがキャラメル味のピーナッツだったら、メチャ美味しいのにな~と思ってしまいました。
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試写会で観ました。
秋谷は前藩主の側室と不義密通し小姓を斬り捨てた罪で10年後に切腹、それまでに「家譜」(藩の歴史書)を完成させることを命じられていて、その日は3年後に迫っていました。
一方、城内で刃傷沙汰を起こした壇野庄三郎は、家老の中根平右衛門のはからいで切腹は免れたが、向山村に幽閉されてる戸田秋谷の見張り役を命じられました。
家譜作りをすることで藩の秘め事を知った秋谷が逃亡せぬよう、また逃亡を企てた時には妻子ともども斬り捨てよというものでした。
秋谷家族と暮らし始めた庄三郎は、来る日来る日を大切に、家族と共に穏やかに暮らし、家譜作りを勤める秋谷の姿を目の当たりにし、秋谷の事件に疑問を抱くようになり真相を探り始めます。
そして庄三郎は事件の真相となる文書を入手するのですが・・・。
とても上質な作品でした。
特に大きな盛り上がりもなく淡々と描かれてるんですが、退屈することなく見入ってしまいました。
秋谷や家族、庄三郎たちが清く正しい人で背筋がピンと伸びた気持ちになりました。(なってないけど)
キャストが皆さん素晴らしいですね~。
岡田くんはいい作品に出るな~と思ってしまいました。
もう何も言う事ないです。とにかく観て下さい。
ラストに秋谷が歩く後ろ姿を見ながら涙が溢れましたよ。
10年の思いとか覚悟とか、勝手に頭に巡って込み上げる気持ちを抑えられませんでした。
秋谷にはもう一点の曇りもなかったと思う。
エンドロールに流れる曲もぴったりで余韻に浸ってたのに、そそくさと帰られる方がおられ・・・
この前観た柘榴坂と比較されそうだけど、私はこっちの方が好きなかな。
こんないい作品の後で何なんですが・・・。
岡田くんという事で、ひらパーが便乗しちゃってますね~。
Twitterで流れた画像をお借りしてます。
見て「枚方ノ記」だって。
もうめちゃ笑ったわ。
それにもじってる文もナイスやね。よく思いつきますね。
あかん、これ見るとこの美しい作品がぶち壊しやわ。
もう枚方ノ記にしか思われへん。
10月4日(土)より公開です!
試写会で観ました。
他人の記憶に入り込む能力を持ったジョン。
マインドスケープ社に所属し、記憶探偵としてこれまで数々の難事件を解決した腕利きの探偵でした。
しかし妻の自殺がきっかけで記憶を観察出来なくなり現場から離れていました。
そんなジョンに上司のセバスチャンから、食べることを拒否してるアナという16歳の少女の
記憶を探り解決するという仕事を紹介されます。
何度か記憶を辿るうちにアナは心を開き食事を摂り解決となるのですが、そんな矢先看護師の転落事件がおきアナに容疑がかけられ。
アナの衝撃的な過去を覗き見てしまったジョンは、アナを守るため真相を調査していくのですが・・・。
冒頭から引き込まれっぱなしでした。
人の記憶に入り込むって設定も興味深かったです。
いったい何が起きてるのか、何が真実なのか、ほんとは誰が仕掛けてるの?とか、
ぐるぐる頭を巡ってました。
でもね、ラストのオチが~~。驚きもなく。なんかグダグダしたような。
それだけが残念な作品でした。
謎に包まれ、重厚感ある映像で見応えあるのに、なんか惜しいな~と思ってしまいました。
邦題から「鑑定士と顔のない依頼人」を思い出しましたが、嬉しい驚きもありませんでした。
なんか狙ったような邦題が気に入りませんな~。
でもラストまでは入り込めて面白かったです。
な~にも知らないで観る方が楽しめるでしょうね。
(P.S) 謎の男とかなんかよく分からないことあったんで、皆さまのレヴューを期待しています。
9月27日(土)より公開です。
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試写会で観ました。
[あらすじ]ベルヴィル。そこは犯罪が日常茶飯事というニュージャージーの最貧地区。1951年、イタリア系移民が多く住むこの街で、しがないチンピラ暮らしをしているバンドマンのトミー・デヴィートは、美しいファルセットを響かせる少年フランキー・カステルチオ(のちのヴァリ)を自分のバンドに迎え入れる。フランキーの歌声は地元マフィアのボス、ジップ・デカルロも魅了し、サポートを約束する。最初は鳴かず飛ばずの彼らだったが、才能豊かなソングライター、ボブ・ゴーディオとの出会いによって大きな転機を迎える。ヴォーカルのフランキー、ギターのトミー、ベースのニックに、キーボードと作曲を担当する最年少のボブが加わり、バンド名を“フォー・シーズンズ”と改めた4人は、『シェリー』を皮切りに次々とヒットを連発、ついにスターダムへとのし上がるのだったが…。
1960年に結成したフォー・シーズンズのお話でした。
結成秘話からスターダムにのし上がるまで、そして栄光を掴んだ後の影の話まで描かれてて、
ファンの方にはたまらない作品ではないでしょうか。
私はフォー・シーズンズのことは知りませんでしたが、大スターの内幕を興味深く楽しめましたよ。
曲も聴いたことないと思ってたんですが、「シェリー」が流れた時はこの人たちの曲だったんだって思いました。
昔オールディーズの店に通ってたことがあったんで、聞き覚えのあるような無いような曲も心地よく楽しめました。
中でも一番驚いたのが「Can't take my eyes off you」
ディスコで大盛り上がりの曲だった「君の瞳に恋してる」ですよ
でもね、あのノリノリの曲が生まれたのには悲しい出来事があったんですね。
フランキーが歌う「君恋」はそれほどノリノリではありません。
あらためて歌詞を見てなんかジーンと来て、あの曲の印象がちょっぴり変わりそうです。
134分と上映時間は長いですが、しっかりした作りで長さを感じませんでした。
ラストのミュージカル風も楽しいし、エンドクレジットも曲を聞きながら余韻に浸れました。
終わるまで席を立たれる方もほぼいなかったですよ。
ジャージー・ボーイズのことを知らなくても楽しめました。
良い作品だったと思います
P.S 一つだけしょうもない事言っていい?
フランキー役の人が年を取るにつれて、真田広之~田村正和をミックスしたように見えてしまって、
一人でプっとなってました。誰かに見られてたら異様な人と思われてるかも
9月27日(土)より公開です!
待ちに待った完結編。
公開直後は混むだろうと思ったので先に猿惑の方を観て、レディースデーの昨日ステーションシネマにて鑑賞。
京都大火編のラストでドアップで終わった福山さんに助けられての場面から始まり・・・。
あの人師匠だったんですね。
ここで志々雄を倒すための奥義を伝授してもらうんだけど、それだけではダメで、剣心にはメンタル面で足りないものがあると。
それが何かを気づかされる師匠との対決シーンも見応えありました。
でもラストの志々雄との対決で炸裂する奥義の凄さが私にはよう分からんくて・・・
しかし師匠との場面、結構時間とられてましたね。
前編でズレたとこを探してはった蒼紫さんも登場。
今回はしっかり抜け道で待ち伏せしてはったんで、剣心と遭遇出来たんですが。
てっきり顔知ってると思ってたんすが、「お前が剣心か」って・・・知らんかったんや~。
そりゃ探してても分からんはずやって思ってしまいました。
クライマックスの対決にも何故かひょっこり現れて・・・。
原作を知らない者には、蒼紫さんの良いとこがいまいちよく分からない気がする。
後編を観て印象が強かったのは、剣心より志々雄の方だったかな。
剣心の人は斬らないより、志々雄の憎しみの方が強烈に出てような。
政府もやり方が汚いよね。
しかし志々雄の振りおろす刀から火が出るのにはたまげました。
体に熱を持つから?みたいだったけど、何の前置きもなく火が出た時にはWowだったな。
そんなことは置いといて、クライマックスの対決は圧巻でしたね。
てっきり剣心との一騎打ちと思ってたので、何で4対1になるんって感じだったけど。
志々雄は15分しか動けないらしいけど、4人相手にすごい戦ってましたね~。
あれじゃ15分どころか、数分でバテちゃうレベルっ感じだったけど。
それだけ凄いバトルやったね。
藤原くんの演技は凄いな~。志々雄に感情移入しちゃうわ。
ラストの浜辺での伊藤らの敬礼で、武士の時代が終わったってことを感じられる胸にくる場面だと思うんだけど、あの流れではちょっと唐突にしか思えないよね。
砲弾を撃ってたのも、ここぞとばかりに皆殺し?的な印象だったけど、剣心たちが戻るのを信じてたって受け止めたらいいのかな?
若干ツッコミどころはあったけど、期待を裏切らず面白かった
先行上映で観ました。
前作から10年後の話。
森の奥で文明を築き進化を遂げた猿たち。
一方、自らが生み出したウィルスによって絶滅の危機に瀕した人類。
ゴールデンゲイトブリッジを挟んで、接触せず過ごしていたようだけど、人類が生き残るために必要な電気を再開させるため、森にある水力発電所に行ったことで猿とバッタリ出会って。
猿も子供だから初めて見る人間に吃驚だし、人間も恐れてるし。
で、一番ビビった彼が発砲して大騒ぎに発展。
猿たちはシーザーをリーダーとして、森の中で社会を築き穏やかに暮らしてたのにね。
いつも人間が関わるとロクなことがないですね~。
自然を壊すのも、ウィルスが蔓延するのも人間が巻き起こしたことで。
銃を持つことも。すべてを変えた気がする。
前半はそんなことを考えさせられるような展開でした。
それでもシーザーは発電再開に協力し、これまで通り接触なき共存を願ってたんだけど。
どうせ電気が再開したら裏切るんだからやめときなよって思ってしまうんですが、今回は猿の中にも裏切る奴がいるんですね~。
それがコバ。
彼の気持ちも分からなくもないけど、憎しみの塊みたいになって目先のことした見えてないって感じ。
私はてっきり予告で「ケダモノ!」と叫んでたドレイファスさんが事態を巻き起こすのかなと思ってたんですが、そんな悪い人風ではなかったけどな。
最終的に「ケダモノ」と叫ぶような人になるんだけど。
それより中盤からはシーザーよりコバが予想外に活躍して吃驚でした。
アホなフリしたり、悪知恵が働きますね~。
彼が馬に跨り二丁拳銃で大暴れがツボにハマって大ウケしてしまいました。
マルコム家族とシーザーやオラウータンの触れ合いには胸打たれるものがあるんですが、
なにせコバの印象が強烈で・・・。
しかし良い方向に進めようと努力するのに、必ず邪魔する人が出て来て上手いこと行きませんね~。
人間は追い詰められるし猿は分裂するし、さてどうなる?と思ったところでまさかのエンディング。
続編ありますよね?
あれで初回に繋がるのかを想像するのって、ちょっとモヤモヤ感あるし。
全然別物の話になるのかな?
考えさせられる前半に比べ、後半ちょっとウケてしまったんだけど(若干チープな感じなった気がしなくも)、長さも感じなず面白かったです
でも前作の方が好きだったかも。
試写会で観ました。
舞妓さんになりたいと花街にやって来た田舎娘の春子が、仕込みさんから店出しするまでのお話です。
めちゃくちゃ楽しみにしていた映画でしたが、観た感想はちょっと斬新過ぎて正直う~んだったかな~。
ミュージカル仕立てで楽しめるんだけど。
なんかいまいち気持ちが盛り上がらなくて。
萌音ちゃんはとっても良かったのにな。
仕込み時代のういういしさも、艶やかな舞妓姿も可愛かった。
でも何で最後に舞妓姿でダンスなんやろって感じで。
萌音ちゃんは歌もダンスもすごいんだけどね。
なんかいろいろ詰め込んで軽くなってるような気がしました。
男衆の竹中直人さんに芸妓の渡辺えり子さんが、似合わないのに何で?と思ってたら、
最後のあの映画のシーンのためなのかな。
なんか狙い過ぎやんね。
富司純子さんはさすがにお綺麗でした。
娘時代を大原櫻子ちゃんがやってたんだけど、お着物姿の櫻子ちゃん可愛いですね~
出番が少しだけなのが残念。
華やかだし、いちお楽しめたかなって思います。
9月13日(土)より公開です。
映画館で観ました。
ブルース・リーを崇拝するこの道25年のベテラン・スーツアクター、本城渉。いつか“顔出し”で映画出演するという未だ叶わぬ夢を追い続け、愚直に鍛錬に励む日々。それでも、もはや身体は悲鳴をあげ、妻子にも愛想を尽かされ、おまけに初めての顔出しのチャンスは、特撮ヒーローをバカにする売り出し中の新人、一ノ瀬リョウに奪われる始末。ところが、そんな崖っぷちの本城のもとに、ハリウッドが手がける忍者アクション大作「ラストブレイド」への出演という思いも寄らぬオファーが舞い込んでくる。ようやく巡ってきた一世一代のチャンス。しかしそれは、命の危険を伴うあまりにも無謀なスタントだった。(allcinemaより)
特撮作品でキャストの代わりにヒーローや怪獣の中に入ってアクション演技するスーツアクターにスポットを当てたお話です
作品には顔も名前も出ない縁の下の力持ちのような存在だけど、アクションが好きなんだ、特撮作品を作り上げることが好きなんだって気持ちがひしひしと伝わってきました。
「太秦ライムライト」と通じるところがあるよね。
そんな彼らをバカにしていたリョウが本城さんらと関わっていくうちに成長していく姿や限界を感じる者がいたり、スーツアクターの熱い夢と現実が胸に来てウルっとなることも。
でもスーツアクターのことが熱く語られるのはとっても良かったんだけど、ハリウッドの話になるとなんだかアレ?って思えてきて・・・。
やっと掴んだ一世一代のチャンス。
本城さんが白忍者姿で撮影に向かうシーンは、命を懸けることを覚悟した武士のようで、見てる私まで緊張したわ。
でもいざこれからっていう時に、元嫁と娘を連れて来たリョウが「リーダー」って。
一気に緊張を壊してくれたわ。ま、本城さんが連れて来て欲しいって言ったのならいいんですけど。
元嫁がレストランで「バカのままでいいです」とか「武士道とは・・・」を言う場面は良かったのにな。
クライマックスのアクションシーンはCGなし、ワイヤーなしと言いながらあるよねだったけど、
それはそれで見せ場だからいいし、アクションが一段落して松方さんが出て来た時はまだあるんやって思ってしまったけど(おい)、アクション恰好良かったし最後決まって感動しかけてたんだけど。
なぜそこで元嫁が駆けつける?思ったらちょっと冷めてしまいました。
本城さんのために仲間が団結してたシーンがあっただけに、なんかアレ?な感じでした。
暑っ苦しい主題歌も結構好きで、エンドロールに流れる映像を見ながらい余韻に浸ってたんだけど、何故かあの監督が出て来て・・・。
本城さんたちは作品はみんなで作り上げるものって言ってて、その言葉にグッと来てたのに。
最後はリョウのママまで現れて・・・。
歪んでる私には、このタイミングでどの面下げてと思えてしまいました。
ところどころに冷めるシーンがあって素直に感動出来なくって・・・。
なんか惜しかったです。
試写会で観ました。
彦根藩士・志村金吾は敬愛する主君・井伊直弼に仕えていました。
しかし「桜田門外の変」で井伊直弼は暗殺されてしまいます。
主君を守れず一人生き残った金吾は切腹することも許されず、生き残りの刺客を探し出し仇を討つよう命じられます。
幕末から明治へと時代が変わっていく中、信念を貫き13年間探し続けた金吾。
同じく暗殺後、身を隠し孤独に暮らす刺客最後の生き残りの十兵衛。
そしてついに2人が出会う時が来るのですが・・・。
タイトルの印象からてっきり主君を殺された金吾さんが、最後は仇討を達成してというお話だと思っていましたが違いました。
幕末から明治にかけての13年もの間、時代はどんどん変わって行きます。
そんな中でも金吾さんは信念を貫き仇を探し続けます。もう藩だって存在しないのに。
投げ出したところで誰に責められるわけでもないのに、武士としての誇りと主君への想いなんでしょうね。
それを支える続ける奥方は凄いですね。
時代が激変する中で生きて行くのって大変だったでしょうね。
物事の考え方も変わり、そういう時にコロっと変われる人もいるけど、信念を持って生きてた人には付いてけないかも。
時代の流れで変わっていけるのがいいのか、貫くのがいいのか分かりませんけど。
姿は変わっても武士の心を忘れてない人たちがいることが分かるシーンや奥方との食事のシーンが好きです。
仇討の話を軸に、金吾や十兵衛、関わる人達の心情が丁寧に描かれていました。
ついに出会った2人の柘榴坂での会話も13年の気持ちが分かって良かった。
止まってた2人の時が進み始め・・・ラストはとても晴々した気持ちになりました。
久石譲さんの曲が雪景色にもラストにもぴったり合いますね。
後からじわ~~っと来るような作品でした。
いい作品なのにふざけて申し訳ないんですが、阿部ちゃんを見るとルシウスが頭に浮かんで仕方なくって・・・。
古代ローマからワープして来たんじゃないかと思えてしまいました。
9月20日(土)より公開です。
シアーシャ・ローナンちゃん目当てで観ました。
出生時に母親を亡くし、父親とも上手く行かず家庭に居場所がないと思っている16歳のテイジー。
そんなテイジーはひと夏を母の姉の家で過ごすことになり、一人NYからイギリスへと渡ります。
初めて会う3人の従兄弟。
複雑な家庭環境で育ったせいか心を開けないテイジーは、従兄弟たちにも反抗的な態度をとっています。
しかし自然豊かな中で純真な従兄弟たちと触れ合ううちに頑なだった心も解けていきます。
そして長男エディとの間に恋も芽生え。
しかし幸せな日常は、ロンドンで発生した核爆弾テロによって突然終わりを迎えます。
テイジーたちは軍に拘束され離れ離れになってしまいます。
エディとの再会を信じ、施設を抜け出し家を目指すテイジーですが・・・。
家庭に居場所がなかったためか、投げやりな態度のテイジー。
ひと夏を過ごすことになった叔母さんの家は、自然豊かな田園地帯で、従兄弟たちも大らかに暮らしてます。
叔母さんはジャーナリスト的な仕事をしているのか、とても忙しくほぼ子供たちだけで生活しているよう。
テイジーがやって来ても少し話した程度で、緊急会合やらでスイスに旅立ってしまいます。
お家の中も大らかで、犬や猫がウロウロしたり、ひっちゃかめっちゃかです。
潔癖症的なテイジーには驚きだったでしょうね。
彼らと触れ合っていくうちに嫌な奴だったテイジーが、溶け込んでいくところが良かった。
でも一瞬にして何気ない日常が壊され。
核爆弾テロによって第3次世界大戦?が勃発したらしいけど、一体何が起こってるかは曖昧で分かりません。
でもいきなり核爆弾落とされたら、こんな状況になるかもと怖くなってしまいました。
ましてや子供たちだけだもんね。電気も携帯も繋がらなくて、何の情報も入ってこないし。
こんな田舎までは大丈夫じゃないの?って思ってしまいましたが、しっかり忍び寄ってきます。
こんな田園地帯で、軍とテロがどんな活動をしてるのかも??です。
軍に拘束された彼らは女子、男子に分けられ、テイジーとハイパーは施設で労働させられます。
寝泊まりする家の食事が美味しそうだけど、食べても大丈夫なのかなと思ってしまいました。
だってお水・・・目の前で浄化剤入れるの見たら飲めないよ。
最初のテイジーだったら飲んでないと思うけど、ここからテイジーはどんどん強くなっていきます。
施設を抜け出し、エディとの約束通り家を目指しサバイバルが始まります。
小さいハイパーにも甘い顔をせず容赦ないです。
やっとの思いで辿り着いたエディたちと別れた施設で見つけたのは・・・もう可哀想で仕方ありませんでした。
テロに見つかったり、もう家に戻れないんじゃないのと思いましたが、いい方向に進んでいきます。
ラストはちょっとうまく行き過ぎなんじゃないのって思いましたが、いいでしょう。
今度はテイジーが癒してくれるよね。ラストのテイジーも素敵でした。
ティーンエイジャーの終末ラブロマンス的なお話でしたが、結構胸にきてしまいました。
状況によって変わっていくテイジーを演じ分けるシアーシャちゃんが良かったです。
田園風景が美しかった。
後味のいい作品でした。