はるみのひとり言

気ままなお散歩と猫と美味しいもん

鞍馬でお散歩

2004-04-28 | 京都でお散歩

新緑が美しい京の山里 鞍馬・貴船でお散歩して来ました~♪



出町柳から叡山電鉄で約30分で鞍馬駅に到着です。


  

駅構内には天狗のお面や鞍馬の火祭りの時に使われる松明が飾られていました。




鞍馬駅から門前までの道沿いには、名物の木の芽煮を売ってるお店が並んでいました。




仁王門

こちらで拝観料200円を払って入ります。




鞍馬寺へと向かいます。
ここからケーブルを使って近回りの行き方もありますが、途中見どころもあるので歩いて行くことにしました。




魔王の滝

崖の上のお社には魔王の石像がおまつりされていました。




由岐神社

鞍馬の火祭りが行われる由岐神社です。
拝殿は工事中でした。(TT)





由岐神社の大杉です。樹齢600年から800年らしいです。




由岐神社本殿です。
こちらには火祭りで使われる松明がたくさん展示されていました。
鞍馬の火祭りは10月22日 行ってみたいです!





ここから九十九折の坂道が続きます。




川上地蔵堂

牛若丸の守り本尊の地蔵尊が祀られていたと伝えられる「川上地蔵尊」です。
牛若丸は剣術修行のかたわら、毎日お参りしてたそうな。。




東光坊跡(義経公供養塔)

東光坊は牛若丸が住んでいた所で、ここから毎夜奥の院まで兵法修行に通っていたそう。
江戸時代にはすたれていたようですが、昭和15年に義経公をたたえて、義経公供養塔が建てられたそうです。



まだまだ山道を登って行きます。



四脚門に着きました。

 

四脚門からゆるやかな石段が続きます。









鞍馬寺 本堂

やっと鞍馬寺に到着です~(^^)
今まで怖いくらいに人がいなかったのに、こちらでは修学旅行生と出くわしてしまいました。
今までの静けさけが嘘のように賑やかになって、少しホッとしたようなうるさいような・・・。
貴船側から登って来たらしく、鞍馬方面へと出発して行きました。

静かになったところで本堂を拝観。
本堂の地下には髪の毛を壺に入れて納めてあるお堂がありました。
暗いしとっても異様な光景でした。

本堂ではご朱印を頂いて奥の院に出発です~。


  

阿吽の虎

金堂の前には「阿吽の虎」鎮座していました。
本堂の中では可愛い阿吽のトラの置物も売っていました。(^^)




本堂横にある桜




本堂横の道を通り、奥の院へ。



与謝野晶子 鉄幹歌碑

この歌碑の前に与謝野晶子が東京から移築した書斎「冬柏亭」がありました。
冬柏亭と隣接して鞍馬寺の宝物を展示した「霊宝殿」がありましたが、このまま奥の院へ向かいました。




ここから奥の院魔王殿に向かいます。




この山道は貴船まで続いています。
歩きやすく整備されていた鞍馬寺までの参道とはうってかわって、険しい山道が続きます。
途中木の根がむき出しになった、鞍馬山の名所「木の根道」があります。




息次ぎの水

牛若丸が毎夜東光坊から奥の院へと剣術修行に通う途中に、ノドの乾きを潤したとされる湧き水です。




こんな看板が立っていました~。 クマって・・・。(_ _;




背比べ石

16歳の時に藤原氏を頼って奥州へ下ることになった牛若丸が、鞍馬山と名残を惜しんで背比べをした石。
牛若丸は柵の中の石と同じ高さだったらしいです。
16歳の時なの??って思うほどとっても小さかったです。


 

大杉観現社
このあたりの地質は主に砂岩だそうですが、岩脈が貫入してその熱によって砂岩が硬化し風化しにくくなってるそうです。
そのために杉の木の根が地下にのびる事が出来ず、地表に近いところに根を張って
この珍しい景観を作っているらしいです。




こんな優しい看板が立っていました。




さらに進んで行きます~。
ところどころに「女性の一人歩きはやめましょう!」の看板が立っています。
観光シーズンは人が多いようですが、普段はひっそりとしているようです。




僧正ヶ谷不動堂

僧正ヶ谷は、牛若丸と天狗が剣術の修行をしたところだそうです。




義経堂

義経は奥州で命を落としましたが、魂はなつかしい鞍馬山に戻り、遮那王尊として護法魔王尊にお仕えしてると信じられ、
義経堂にお祀りされてるそうです。



あたりは大杉で囲まれていて、今にも天狗が出てきそうな雰囲気でした。
さら先に進んで行きます~。



木の根道

 

このあたりからは山道にも木の根が張り出しています。
足元に十分注意して歩かないと危ないです。
牛若丸のようにピョンピョン飛び跳ねて歩くのも楽しいかも~☆

 




奥の院魔王殿

650万年前に人類を救うため金星から魔王尊が降り立ったという伝説が残っているそうです。
魔王堂には魔王尊がまつられてるそうですが、拝殿からはよく見えないです。




貴船まであともう少し。頑張って山道を歩きました。




鞍馬寺西門に到着です!




鞍馬寺西門を出て、貴船神社へと向かいます。
貴船川沿いには風情ある旅館や料理屋さんが立ち並んでいます。
川床料理で有名ですね。川の中では土台を作られていて川床の準備をされていました。




貴船神社



貴船神社へ続く石段です。
朱塗りの灯籠が新緑に映えて綺麗だったです。




貴船神社の本堂です。



水占斉庭


社務所で買ったおみくじを水占斉庭の霊水につけて占いました。



水占いのおみくじの紙はけっこう分厚いです。
水に浸けると文字が浮き上がってきます。おみくじの結果は~「末吉」でした。





奥の院へはこの階段を下りていったん道路に出てかなり歩きました。
知らなかったらここで帰ってしまうところです。




貴船神社奥の院へと向かいます。




相生の杉

奥の院に向かう途中に「相生の杉」がありました。
同じ根から生えた2本の杉で、樹齢は1000年だそうです。




奥の院への参道です。
あたりの大杉並木の樹齢は700~1000年だそうです。




貴船神社 奥の院




門をくぐって中に入ると、これといって何もないな~って印象でしたが、数々の伝説が残っているようです。
本殿の下には龍穴があって、昔本殿の修理をした時、大工が誤ってノミを落としたところ、
にわかに嵐が起こって、ノミを空中に吹き上げたそうです。




御船形石

玉依姫の黄船を小石で覆い隠したと伝えられる舟型石です。
航海する時、この小石を持って行くと海上安全になるとか。
上から見ることが出来ないので、船の形をしてるのかわかりませんでした。




奥の院からまた西門まで戻って来ました。ここから貴船駅までは約2km。 
頑張って駅まで歩く事にしましたが、、途中から旅館やお店もない山の中の国道を歩く感じになるので、バスに乗った方がいいかな~。




大杉に囲まれた国道をひたすら歩きます~。誰も歩いてないのでちょっと怖い!
知らず知らずのうちに早足になってきます。





やっと貴船駅に到着で~す!

 

貴船駅のホームです。
叡山電鉄鞍馬線は二ノ瀬駅から単線になっていて、電車に乗ってると新緑が迫ってくるようでとても美しいです♪
運転手さんのお薦めスポットは、二ノ瀬を出て少し走ったところに見えてくる、もみじの新緑らしいです。
ここの電車に乗る時は、椅子に座って新緑の眺めるのもいいけど、
運転手さんの後ろの窓にへばりついて、新緑のトンネルを見るのもいいですね♪




くらま温泉

鞍馬寺から10分くらい歩いたところにある「くらま温泉」です。
駅から無料送迎バスが出てるので乗せていただきました~。
山麓にある天然硫黄の日帰り温泉。
館内の大浴場を利用出来る日帰りコースもあるけど、今回は露天風呂のみのコースにしました。1100円
こちらが露天風呂の入り口です。販売機でチケットを買って入ります。




「GW前の平日、人もすくないのでゆったり足を伸ばして入って下さいね」と送迎バスの方が言って下さいました。
人も少なく本当にゆったり入れました。途中からは先に入ってた方も出られて貸切状態にも・・・(^^)
北山杉を眺めながら、とってもリフレッシュ出来ました~♪


造幣局の通り抜け

2004-04-11 | お散歩いろいろ



今年も造幣局の通り抜けに行って来ました♪
日曜日というのもあって、ものすごい人出でした。
こちらでは普段見れないようないろんな品種の桜を見ることが出来ます。
それぞれの桜に品種とコメントが書かれてるのですが、
たくさんの人の為ゆっくり読む事が出来なかったので、桜の写真だけ載せています~。



祇王寺祇女桜
京都 嵯峨野にある祇王寺にちなんだ桜なのでしょう。
どこか物悲しい雰囲気が漂ってるような・・・。

 



今年の桜 「御衣黄」です♪

開花が進むにつれて花弁の中心に紅色の縦線が現われる珍しい品種だそうです。
花はとても小さくて、近くまで行かないと咲いてるのか咲いてないのかわからないです。

 



 




紅手毬
花がかたまって毬のように咲いています。




 

 

 

 



帰り際にこれから通り抜けに行く人達を撮りました。
天満橋の駅から南門までこの人の列が途切れることなく続いていました。



水上バスも乗るのに並んではりました。
毛馬公園の桜はもう散り始めてるけど、満開の時は水上バスに乗って川から桜見物もいいでしょうね~。



今年はお土産に桜饅頭を買いました。(^^) 中のあんこが綺麗な桜色をしていました。
桜茶は実は昨年に買ったものです。賞味期限は何日か過ぎていましたが、せっかくなのでお饅頭と一緒にいただきました。
お湯を注ぐと桜の花びらが開きました。


明石でお花見♪

2004-04-10 | お散歩いろいろ

今年のお花見第2弾は兵庫県の明石公園に行きました♪



大阪駅から新快速で約40分で明石に到着です。
明石公園は駅のすぐ前にあります。
明石駅のホームから明石城のシンボルとも言える「坤(ひつじさる)櫓」と「巽櫓」を見ることが出来ます。

 

水堀にはいつくもの噴水がありました。
そしてこんなものまで・・・。白鳥の寝床になっています。カメさんまでも。。



明石公園入り口です。

 

本丸方面を撮ってみました。
駅からも見えてましたが、両櫓が見えますがお城は城跡だけでありませんでした。



明石城跡へと進んで行きます。



お城跡へと続く道の桜です。

 



巽櫓です。無料で公開されてたので入ってみました。
1階のみ見ることが出来ました。昔に使われていた木材が置かれていました。
この櫓や土塀も阪神大震災で被害を受けたために修復工事されたので、
今はとても美しい姿になってします。



屋上庭園から見た剛ノ池です。
明石公園では剛ノ池を中心に約2000本の桜が咲くそうです。



下に降りて池の周辺をお散歩しました。

 

お天気も良く家族連れの方などで賑わっていました。
池では貸しボートがたくさん出ていました。

 

剛ノ池は大きくて、池の周りのお散歩もかなり歩きました~。
桜がとっても綺麗でした♪



天文科学館に行く途中にあった桜です。



日本標準時『子午線』の通る街として知られる明石。
明石天文科学館は東経135度 子午線の上に建てられているそうです。



天文科学館の14Fはパノラマ展望台になっていて、景色が360度見渡せました。
少し靄がかかってますが、明石海峡大橋が見えます。
何度か神戸から遊覧船に乗って来たことがありましたが、夜は橋もライトアップされてとても綺麗です。



天文科学館に行く道に平経盛の子供である平経正の馬を埋めたという「馬塚」がありました。

 

大蔵旧街道へ向かう途中道がわからなくなってしまいました。
たまたま通りかかった方に道を尋ねたのですが、
とても親切にそしてこの辺りの歴史なんかも説明して下さいました。
昔は写真(右)の信号あたりから向こうは海だったそうです。
その方は写真(左)の中崎公会堂で身体検査を受け、戦争に行かれたそうです。
このあたりの街並みも今では全く変わってしまったそうです。

大蔵旧街道



江戸時代には60軒の旅籠や茶店で賑わった大蔵谷の宿場。
昔の名残りの残る、格子窓や中2階の造りの家です。
今では建て替えなどされていて、ほとんど残っていませんでした。
道を教えて下さった方のお話では、B29が海から攻めて来た時
左に旋回して攻撃をしたので、そちらの方は焼け野原になったけど、
大蔵街道あたりは無事だったので、こういった昔ながらの家並みも残ったのだそうです。



こちらのお宅は今も住まれていますが、文化財に指定されてるようです。

 

大蔵旧街道を歩いている時、綺麗に桜の咲いてるお寺があったので入ってみました。



明石と言えばやはり玉子焼き(明石焼き) 昼食代わりに行列が出来ると言われる某有名店で食べて来ました。
しかしこの後地元の方に聞いた話では、こちらでは美味しくないで有名なお店だとか・・・。
私の感想では、まずくはないけど行列が出来るほど美味しいかな~って感じでした。
お出汁がいまいちです。それに器がおわんだしぃ~。なんで~、、お吸いもんかと思ったわ~。。
ちなみにその方のお薦めのお店は駅前の「こだま」だそうです。
たこ焼きというより玉子焼きに近いような感じだそう。
人それぞれ好みが違うので食べてみないと何とも言えませんが、今度明石に行く機会があれば立ち寄ってみたいです。


お花見~哲学の道

2004-04-01 | 京都でお散歩

桜の季節がやってきました。
今年のお花見はどこに行こうか・・といろいろ悩みましたが、やはり京都に。。
「哲学の道」周辺でお花見して来ました♪


梅田から阪急電車で河原町まで。。平日だというのに電車は満員でした。



まずは河原町にある「コープイン京都」でレンタサイクルを借りました。
変速ギアが付いたので、銀閣寺までの坂道もラクに走ることが出来ました。(^^)

 

鴨川沿いを出町柳まで自転車で走ります。
お天気も良かったし、とても気持ちがいい~♪



出町柳に到着~。加茂大橋の上から撮ってます。



出町柳では京菓子の「ふたば」さんにお団子を買いに立ち寄りましたが、すでに行列が・・・。
写真を撮ってる場所から並んではります~。(^^;




「ふたば」さんでは名物の豆餅とよもぎ、お花見だんごを買いました(^^)
中でも豆餅はとっても美味しかったです♪
ふっくらやわらかお餅の中にちょうどいい甘さのあんこ。そして少し塩気のある赤エンドウ豆。
たくさん買って帰りたかったけど、その日の内に食べて下さいとの事なので食べれるだけにしました。
豆餅ですが写真を撮るのを忘れてすでに食べてしまったので、おだんごの写真しかありません(^^;

お花見だんごゲットして今出川通りを走って銀閣寺・哲学の道方面に向かいます。


 

 

途中の疎水沿いにも綺麗に桜が咲いていました。


~哲学の道~



哲学の道に到着です。
 

疎水沿いの小道を自転車おしながらのんびりお散歩しました。



哲学の道の途中に「よーじや銀閣寺店」がありました。



門をくぐって中に入ると、よーじやカフェが・・・。
一息入れてお茶することにしました。



お店の中は座敷になっていて、お庭を見ながらお茶がいただけました。
向かいにはよーじやのショップがあります。
小さいお部屋なのですぐに満席になってしまいます。私も少し控えの間で待ちました。
席の用意が出来たとことで案内されると、なんとお部屋のど真ん中の席に座るようになっていました。
お庭を見るには特等席だけど、ちょっと緊張するな~。(^^;



「おうすセット」 (750円)をいただきました。
伝票と一緒にあぶらとり紙もはさんでくれています。

 

よーじやカフェで一息した後は、また疎水沿いをのんびり歩きました。



疎水には鯉が泳いでいました。
他にも何匹か泳いでたけど、結構大きな鯉だったです。



哲学の道の途中にある「大豊神社」です。



「椿ケ峰の御神水」で存分にお清め下さいと書かれてました。



本殿に向かいます。



本殿の左側に日吉社がありました。
向かって右側に狛猿、左側には狛トビが鎮座しています。



私も「勝りますように・・・」としっかりお願いして来ました~(^^)

 

本殿右奥には狛犬ならぬ狛ネズミが鎮座していました。



このあたりで哲学の道も終わりになります。
ここから先は永観堂・南禅寺へと続いています。



永観堂・南禅寺を横目に走り、南禅寺参道に辿り着きました。
南禅寺の参道にあるしだれ桜です。
とっても綺麗でした~♪

~インクライン~



南禅寺前の道路を渡ったところにインクラインへ降りる階段がありました。



インクラインは、船が上がれない坂道を貨車を使って引っ張り上げるための線路の跡だそうです。
途中にその名残の船と台車が置かれていました。




~岡崎~



岡崎疎水あたりでは十石船が出ていました。
いいな~風情があるな~♪



三条通りを走って今度は白川南通りに向かいました。
この辺りは京都らしい風情の漂う家並みが続いてますね。