新緑が美しい京の山里 鞍馬・貴船でお散歩して来ました~♪
出町柳から叡山電鉄で約30分で鞍馬駅に到着です。
駅構内には天狗のお面や鞍馬の火祭りの時に使われる松明が飾られていました。
鞍馬駅から門前までの道沿いには、名物の木の芽煮を売ってるお店が並んでいました。
仁王門
こちらで拝観料200円を払って入ります。
鞍馬寺へと向かいます。
ここからケーブルを使って近回りの行き方もありますが、途中見どころもあるので歩いて行くことにしました。
魔王の滝
崖の上のお社には魔王の石像がおまつりされていました。
由岐神社
鞍馬の火祭りが行われる由岐神社です。
拝殿は工事中でした。(TT)
由岐神社の大杉です。樹齢600年から800年らしいです。
由岐神社本殿です。
こちらには火祭りで使われる松明がたくさん展示されていました。
鞍馬の火祭りは10月22日 行ってみたいです!
ここから九十九折の坂道が続きます。
川上地蔵堂
牛若丸の守り本尊の地蔵尊が祀られていたと伝えられる「川上地蔵尊」です。
牛若丸は剣術修行のかたわら、毎日お参りしてたそうな。。
東光坊跡(義経公供養塔)
東光坊は牛若丸が住んでいた所で、ここから毎夜奥の院まで兵法修行に通っていたそう。
江戸時代にはすたれていたようですが、昭和15年に義経公をたたえて、義経公供養塔が建てられたそうです。
まだまだ山道を登って行きます。
四脚門に着きました。
四脚門からゆるやかな石段が続きます。
鞍馬寺 本堂
やっと鞍馬寺に到着です~(^^)
今まで怖いくらいに人がいなかったのに、こちらでは修学旅行生と出くわしてしまいました。
今までの静けさけが嘘のように賑やかになって、少しホッとしたようなうるさいような・・・。
貴船側から登って来たらしく、鞍馬方面へと出発して行きました。
静かになったところで本堂を拝観。
本堂の地下には髪の毛を壺に入れて納めてあるお堂がありました。
暗いしとっても異様な光景でした。
本堂ではご朱印を頂いて奥の院に出発です~。
阿吽の虎
金堂の前には「阿吽の虎」鎮座していました。
本堂の中では可愛い阿吽のトラの置物も売っていました。(^^)
本堂横にある桜
本堂横の道を通り、奥の院へ。
与謝野晶子 鉄幹歌碑
この歌碑の前に与謝野晶子が東京から移築した書斎「冬柏亭」がありました。
冬柏亭と隣接して鞍馬寺の宝物を展示した「霊宝殿」がありましたが、このまま奥の院へ向かいました。
ここから奥の院魔王殿に向かいます。
この山道は貴船まで続いています。
歩きやすく整備されていた鞍馬寺までの参道とはうってかわって、険しい山道が続きます。
途中木の根がむき出しになった、鞍馬山の名所「木の根道」があります。
息次ぎの水
牛若丸が毎夜東光坊から奥の院へと剣術修行に通う途中に、ノドの乾きを潤したとされる湧き水です。
こんな看板が立っていました~。 クマって・・・。(_ _;
背比べ石
16歳の時に藤原氏を頼って奥州へ下ることになった牛若丸が、鞍馬山と名残を惜しんで背比べをした石。
牛若丸は柵の中の石と同じ高さだったらしいです。
16歳の時なの??って思うほどとっても小さかったです。
大杉観現社
このあたりの地質は主に砂岩だそうですが、岩脈が貫入してその熱によって砂岩が硬化し風化しにくくなってるそうです。
そのために杉の木の根が地下にのびる事が出来ず、地表に近いところに根を張って
この珍しい景観を作っているらしいです。
こんな優しい看板が立っていました。
さらに進んで行きます~。
ところどころに「女性の一人歩きはやめましょう!」の看板が立っています。
観光シーズンは人が多いようですが、普段はひっそりとしているようです。
僧正ヶ谷不動堂
僧正ヶ谷は、牛若丸と天狗が剣術の修行をしたところだそうです。
義経堂
義経は奥州で命を落としましたが、魂はなつかしい鞍馬山に戻り、遮那王尊として護法魔王尊にお仕えしてると信じられ、
義経堂にお祀りされてるそうです。
あたりは大杉で囲まれていて、今にも天狗が出てきそうな雰囲気でした。
さら先に進んで行きます~。
木の根道
このあたりからは山道にも木の根が張り出しています。
足元に十分注意して歩かないと危ないです。
牛若丸のようにピョンピョン飛び跳ねて歩くのも楽しいかも~☆
奥の院魔王殿
650万年前に人類を救うため金星から魔王尊が降り立ったという伝説が残っているそうです。
魔王堂には魔王尊がまつられてるそうですが、拝殿からはよく見えないです。
貴船まであともう少し。頑張って山道を歩きました。
鞍馬寺西門に到着です!
鞍馬寺西門を出て、貴船神社へと向かいます。
貴船川沿いには風情ある旅館や料理屋さんが立ち並んでいます。
川床料理で有名ですね。川の中では土台を作られていて川床の準備をされていました。
貴船神社
貴船神社へ続く石段です。
朱塗りの灯籠が新緑に映えて綺麗だったです。
貴船神社の本堂です。
水占斉庭
社務所で買ったおみくじを水占斉庭の霊水につけて占いました。
水占いのおみくじの紙はけっこう分厚いです。
水に浸けると文字が浮き上がってきます。おみくじの結果は~「末吉」でした。
奥の院へはこの階段を下りていったん道路に出てかなり歩きました。
知らなかったらここで帰ってしまうところです。
貴船神社奥の院へと向かいます。
相生の杉
奥の院に向かう途中に「相生の杉」がありました。
同じ根から生えた2本の杉で、樹齢は1000年だそうです。
奥の院への参道です。
あたりの大杉並木の樹齢は700~1000年だそうです。
貴船神社 奥の院
門をくぐって中に入ると、これといって何もないな~って印象でしたが、数々の伝説が残っているようです。
本殿の下には龍穴があって、昔本殿の修理をした時、大工が誤ってノミを落としたところ、
にわかに嵐が起こって、ノミを空中に吹き上げたそうです。
御船形石
玉依姫の黄船を小石で覆い隠したと伝えられる舟型石です。
航海する時、この小石を持って行くと海上安全になるとか。
上から見ることが出来ないので、船の形をしてるのかわかりませんでした。
奥の院からまた西門まで戻って来ました。ここから貴船駅までは約2km。
頑張って駅まで歩く事にしましたが、、途中から旅館やお店もない山の中の国道を歩く感じになるので、バスに乗った方がいいかな~。
大杉に囲まれた国道をひたすら歩きます~。誰も歩いてないのでちょっと怖い!
知らず知らずのうちに早足になってきます。
やっと貴船駅に到着で~す!
貴船駅のホームです。
叡山電鉄鞍馬線は二ノ瀬駅から単線になっていて、電車に乗ってると新緑が迫ってくるようでとても美しいです♪
運転手さんのお薦めスポットは、二ノ瀬を出て少し走ったところに見えてくる、もみじの新緑らしいです。
ここの電車に乗る時は、椅子に座って新緑の眺めるのもいいけど、
運転手さんの後ろの窓にへばりついて、新緑のトンネルを見るのもいいですね♪
くらま温泉
鞍馬寺から10分くらい歩いたところにある「くらま温泉」です。
駅から無料送迎バスが出てるので乗せていただきました~。
山麓にある天然硫黄の日帰り温泉。
館内の大浴場を利用出来る日帰りコースもあるけど、今回は露天風呂のみのコースにしました。1100円
こちらが露天風呂の入り口です。販売機でチケットを買って入ります。
「GW前の平日、人もすくないのでゆったり足を伸ばして入って下さいね」と送迎バスの方が言って下さいました。
人も少なく本当にゆったり入れました。途中からは先に入ってた方も出られて貸切状態にも・・・(^^)
北山杉を眺めながら、とってもリフレッシュ出来ました~♪