はるみのひとり言

気ままなお散歩と猫と美味しいもん

桂でお散歩

2003-10-25 | 京都でお散歩

京都は桂でお散歩して来ました。



 

阪急電車に乗り上桂で下車。。
駅から少し歩くと、もう静かな風景が広がっています。
西芳寺川を渡って、鈴虫寺に向かいます。



鈴虫寺に到着です~。

鈴虫寺の正式な名前は「妙徳山・華厳寺」ですが、秋だけ鳴くはずの鈴虫が季節に関係なく
年中鳴いているので「鈴虫寺」と言われるのだそうです。



この階段を上って本堂に向かいます。
極楽の階段と言われ80段あるそうです。



階段を上りきったところにお地蔵さんがあります。
わらじを履いたお地蔵さんで、お願い事をすれば家までかなえに来てくれるそうです。



こちらでお茶とお菓子を頂き、和尚さんのお話を聞きます。
冗談を交えたお話はとても楽しいです。
中には200人くらい入れるみたいですが、もう満席でした。

そしてこの前のガラスケースに鈴虫が入っています。全部で3000匹いるそうです。
鈴虫の寿命はわずか100日で、鳴くのは最後の20日。
特殊な飼育法で毎日ふ化させて、これを順番に出演させているのだそう。



鈴虫寺オリジナルのお菓子です。
中に入ると和尚さんのお話までにお茶とお菓子をいただけます。
赤と白のお菓子が交互に置かれていました。



幸福御守です。
この御守りの中にお地蔵さんの形をしたものが入っていて、
ちょうど「幸」の文字あたりにお地蔵さんのお顔があるそうです。
お願い事をする時は、「幸」という字を出して手のひらに御守りをはさんでお祈りします。
お地蔵さんが家まで来てくれるので、自分の住所、名前、そして願い事1つだけします。



鈴虫寺のお庭です。
和尚さんのお話の後は、鈴虫を見たりお庭を拝見したり出来ます。



お参りを終えて出てくると、こんなに行列が出来ていました。
以前にもこのお寺に来たことはあるのですが、こんな行列を見るのは初めてです。
10月下旬から紅葉に時期のお休みの日は特に多くなるらしいです。
今日はまだマシな方らしく一番多かった時は、先程の西芳寺川を越えてバスの停留所まで行列が出来ていたそうです。
2時間くらい並ぶこともあるそうで、ある雑誌では「行列の出来る寺」と紹介されてたとか。。笑(^^)



地蔵院(竹の寺)

鈴虫寺から少し歩いたところに地蔵院がありました。
苔寺、鈴虫寺は有名ですが、こちらはあまり知られてないのか人はまばらでしたが、。
その分ゆったりと拝観することが出来ました。(^^)



一休禅師が幼少期を過ごしたお寺です。
一休禅師は後小松天皇の皇子としてこの寺の近くの民家でお生まれになり、
ここで成長され、6才の時に安国寺に移って本格的な修行に入られたそうです。

 

本堂に向かう参道です。
竹の寺と言われるだけあって、竹林の続く参道はとても綺麗で見ものでした。



地蔵院 本堂です。



地蔵院の庭園に向かう道も美しかったです。
受付でお抹茶券を買うと、庭園でお庭を眺めながらいただけるようです。



お昼は苔寺近くにある「苔乃茶屋」で名物のとろろそばを食べました。
白いとろろの上に青のりがかけられていますが、これが苔をイメージされてるそうです。



昼食の後は、少し足を延ばして桂離宮まで行きました。
桂離宮を拝観するにはあらかじめ申し込みをしないといけなので、今日は近くまで来ただけです。(^^;





桂離宮前にある「中村軒」でお茶して来ました。
今年120周年を迎える老舗の和菓子屋さんです。
実は桂離宮まで来たのは、このお店に来るのが目的だったのよね~。食い気ばっかり・・・ (^^;
「おうす」と「麦代餅(むぎてもち)」を頂きました。(^^)



店先、座敷のどちらでも食べれますが、落ち着いたお座敷の方で頂きました。

今日いただいた御朱印です。

 







近江八幡でお散歩

2003-10-11 | お散歩いろいろ

今日は近江八幡でお散歩して来ました~
JR近江八幡駅で下車。駅の観光案内所でパンフレットをもらい、レンタサイクルを借りていざ出発です



よし笛ロード



「よし笛ロード」は近江八幡市・安土町・能登川町の1市2町を縫って走る
全長26.2kmの大規模自転車動です。
白鳥川沿いのコースを通って長命寺まで行きました。
この道は琵琶湖まで続いていて、心地いい風を受けながらサイクリングを楽しみました。
延々と続く田園風景も満喫できます。

琵琶湖を横目に見ながらサイクリングして、長命寺に到着しました。



長命寺本堂までの808段ある階段です。
綺麗に整備された階段ではなく、石段はガタガタでした。
以前真ん中に手すりが付けられてたのでは?と思われる形跡があるのですが、今はないようです。
足の悪い方などは、下から登っていかれるにはちょっとキツイかもですね。



本堂まであと一息です。
この階段の左手には車でこれらた方の駐車場があり、階段が苦手な方は
こちらの坂道から来られるようです。トイレや休憩所もこちらにありました。



長命寺 本堂

長命寺は聖徳太子の創建と伝えられる、西国三十一番札所です。
延命長寿のご利益があるとされていて、近年は紫陽花の寺としても有名だそうです。



長命寺の三重塔です。



長命寺から見た琵琶湖の景色です。



本堂から少し離れたところに「天狗の・・・」と言うお堂がありました。(名前を忘れてしまいました)
お堂の事より、この岩が屋根の上に今にも落ちてきそうなのが印象的でした。



-水郷めぐり-

近江八幡に来たらぜひ乗ってみたかった水郷めくぐり。。
予約もしないでしないでいきなり来てしまったけど、乗れるかしら・・・


現在「水郷めぐり」は近江八幡市内では4社が行っていて、乗船するには定期船か貸切船(要予約)のどちらかになるようです。

長命寺のお参りの後、自転車で西の湖付近まで行きました。
水郷めぐりをされてる業者があったので、定期船に乗れるか聞きに行きましたが、時間が合わずに断念。。
もう少し先の業者があるので、そこで交渉してみればという事で、またまた移動しました。

「まるやま水郷めぐり観光」

少し走ると「まるやま水郷めぐり観光」の看板が見えてきました。
早速受付に問合せに行きましたが、これから団体ツアーで来れらる方が多くなるので無理なような・・・。
定期船の時間もまだまだだし・・・。
予約もしてなかった事だしと諦めて、船着場に行って船を眺めていました。
この風景を見るだけでもいいかな~って。。
すると先程の受付の方が走って来られて、乗合の方が来られたので今からで船を出してくれるとの事。。
手こぎの6人乗りで金額も定期船と同じ2100円で乗れました。



「まるやま水郷めぐり観光」の船着場です。



船は「手こぎ舟」と「エンジン船」がありますが、やはり手こぎ舟の方が風情がありますよね~。



いざ手こぎ舟に乗って出発です!!一番先頭に乗っております。
舟の内部を写すの忘れましたが、畳敷きみたいなところに座布団が置かれていて、
6人が交互に足を伸ばして座るように言われました。
1時間もあるから足も痺れるだろうとの事だけど、足を伸ばしててもずっと同じ体勢なのでちょっとしんどかったです。
「なるべく前の方に行って座って・・・」と船頭さん。
水郷はかなり浅いらしい。。前が特に浅くなってるから・・との事でしたが・・??




船頭さんのお話を聞きながら、舟は進んで行きます。
前方に見える橋がこの水郷で唯一の生活の橋らしいです。
昔は橋がひとつも無かったので、水郷の舟が生活の足だったらしいです。



「ヨシ」の間を舟は進んで行きます。
この地域のヨシは「江州よし」と言われ、これを使ったすだれや装飾品などは全国的にも有名だそうです。



団体ツアーの方と時間がずれていたのか、私達の舟1艘が進んでいるだけでした。
沈黙になると、船頭さんが漕ぐ「ギーギー」という音、舟が水面を進む水の音、
ヨシの揺れる「サー」という音しか聞こえません。
延々と同じ風景が続く中で、いつしか睡魔が襲ってきます~。



中ノ島にかかる太鼓橋です。
こちらでは時代劇の撮影など多くされてるようです。
一番多いのが藤田まことさんの時代劇だとおっしゃってました

受付隣の待合室でも、時代劇で撮影された俳優さんの写真が飾ってありました。



中ノ島を一周して船着場に戻って行きます。これで60分のコースです。
都会の喧騒を忘れて、時間が止まったような雰囲気に浸るのもいいし、
舟の中では予約すればお弁当やすき焼きなどもいただけるそうなので、ちょっとした宴会気分かもですね。


この帰りにこれから行かれる団体さんの舟の行列に出会いました。
あれだけ連なって行くと、静かな雰囲気に浸れないって感じだけど・・・。
その中に女性の船頭さんもいらっしゃいました。おばちゃんの方でしたが、頑張ってはりました。
腰を曲げた体勢で漕ぐのって大変だろうな~。


水郷めぐりの後は、八幡山の麓まで移動です。



八幡山ロープウェー

八幡山(標高283,8m)の頂上までロープウェーで4分。
頂上には、この山を築いた豊臣秀次の菩提を弔う「村雲御所瑞龍寺」があります。



八幡山からの見た近江の町の風景です。



今日はどんより曇り空なので、あまり綺麗に写ってないですね。



八幡堀

ロープウェー乗り場から少し行くと、時代劇にも登場する八幡堀がありました。
豊臣秀次が八幡山の麓に城下町を開いた時、当時の交通幹線であった琵琶湖を往来する荷船を
すべて八幡に寄港させるために設けられた運河です。





こちらでも屋形船が通っていました。




近江商人の町並み



新町通りあたりは、かつての商業区の中心で、今でも当時の暮らしぶりが残る商家が大切に保存されています。
蚊帳や畳表などの行商から財を成し、江戸の長者番付にも名前が載るほどの
豪商・西川家の旧住宅の内部を見ることが出来ます。




やっぱり近江に来たら、近江牛ははずせないよね~。
夕食はレンタサイクルのおばちゃんもお薦めの「ティファニー」で近江牛をいただきました。



今日頂いたご朱印です。



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