試写会で観ました。
エルサレムの老人ホームに妻と暮らすヨスケルさん。
趣味は暮らしに役立つ便利なものを発明すること。
ある日病気で苦しむ親友マックスから、安らかに死ねるようなものを発明出来ないかと言われます。
妻から猛反対されますが、マックスのために自らスイッチを押して苦しまずに死を迎えられる装置を作ります。
他の友人らと共に計画を実行。マックスを見送ります。
極秘のうちに進めた計画だったのに、噂が広がり次から次へと依頼者が。
戸惑いながらも希望を叶えていくのですが、そんな中妻の認知症の症状が進んでいき・・・。
イスラエルの映画なんだけど、抱える問題はどこも同じなのね。
延命治療やこれから増えていくであろう認知症問題。
重いテーマが題材だったけど、とてもユーモラスに描かれていて、クスクス笑えてほんわかなれる作品だったな。
友人たちの思いやりも素敵だったし。
安楽死は認められてないし、違法なことをやってるんだけど、あんな風に大切な人に見守られながら、
自分の意思で最期を迎えられるのっていいなと思いました。
尊厳死を扱った話では他に「海を飛ぶ夢」って作品を観たんだけど、賛否はあるかもしれないけど、
自分の最期は自分で決めれたらいいなって思う。
でもどんな状態でも大切な家族には生きていて欲しい人もいるし、頑張って生きたいと願う人もいるし、
私もその時になってみたいと分からないかもしれないけど、選択肢があるのはいいかな~って。
選ぶことすら出来ない状態になったらどうしようもないけど。
順当に行けばまだ早いかもしれないけど、今から考えておきたいですね~。
身軽になれるようにお片付けは始めてますけど。
それより思い残すことのないよう生きたいです。
11月28日(土)より公開です。
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