はるみのひとり言

気ままなお散歩と猫と美味しいもん

海難1890

2015-11-03 | こんな映画観たよ



試写会で観ました。

日本とトルコが友好を結ぶきっかけとなった、エルトゥール号海難事故のお話です。

1890年 親善使節団として日本を訪れたエルトゥール号は、祖国に向けて出港した後、紀伊大島で台風に遭遇し座礁、爆発。
暴風雨の中、爆発音を聞いた村人は岸壁に駆けつけ、打ち上げられた膨大な数の遺体を発見。
村人たちは海に飛び込み救出活動し乗組員らを助け出し、総出で医師の田村を手伝い必死で看病します。
生き残った乗組員は69名。500名以上が犠牲になった大惨事でした。

どこの国の人かも言葉も分からない乗組員たちを救出し治療にあたっただけでなく、自分たちの大切な食料でさえ乗組員らに提供したり、
遺留品を遺族に返すため綺麗にしてあげたりと、村人たちの思いやりの気持ちに感動でした。

日本人として先人らの行いを誇りに思いますね。

ってこの救出劇の話を映画を観るまで全然知らなかったんですが・・・。
串本に行かれた知り合いは現地で話を聞いたそうで。碑が立ってるみたいですね。

それから95年経った1985年、サダム・フセインがイラン上空を飛行するすべての航空機を無差別攻撃すると宣言。
イランを脱出しようと日本人も救援機を要請するも、安全が確認出来ないから飛ばせないと自分の国からも見捨てられ状態な時、
かつて恩恵を受けた日本人のためにと、トルコの人々が自分達の救援機を譲ってくれるんですね。
100年近く経っても、その想いが受け継がれてることが驚きでした。

こういう良い連鎖が繋がって行けばいいのにな。

台風に巻き込まれ、船が沈没していくシーンは迫力満点でしたよ。
長時間水に浸かってトルコ人の役者さんたちが大変だったそうな。

この日は舞台挨拶があって、内野さん、忽那汐里ちゃん、監督さんが来られていました。
内野さん素敵だったな~ 汐里ちゃんは顔ちっちゃくて可愛いし。
そう言えば舞台挨拶が終わってから、焼肉食べに行くとか言ってたな~。鶴橋の焼肉屋さんなのかしら?
ボードの写真で見た時、監督さんのことてっきり佐野史郎さんだと思っていました。

まだ公開は先ですが、始まったら是非~

12月5日(土)より公開です!
 

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1 コメント

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こんにちわ。 (BROOK)
2015-12-06 15:50:15
なかなか見応えがあって、
最後まで見入ってしまう作品になっていました♪

日本人が施した“真心”を、
95年後に返してもらう…

良いお話だったと思います。
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