「 我 」 ③ ・・・ 心の中に納めたまま

遠足



ちなみに　過剰反応を起こしやすい性格的特徴は　・・・

「　人に好かれたい　いい人でありたい　という気持ちが強い　」

「　人の言葉や流行　マスコミなどに影響を受けやすい　」

「　がんばり屋さんで　神経質　」

「　リラックスして人と接することができない。緊張する　」

「　興味がない。自分ならではの世界や楽しみがない　」


もちろん　人とうまくつき合い

世の中と上手に折り合うことが大切です。

しかし　心のどこかに

「　私は　・・・　私よ。

みんなが　私と違う考えをもっていたとしても

知ったことじゃない　・・・　ほっといてよ　」

という心境をもたなければなりません。


これを　口に出して表明せよ　というのではありません。

そういう「　我　」は

心の中に納めたまま　・・・　大切にしてほしい。

刃を鞘（さや）に納めるように　・・・　です。

「 我 」 ② ・・・ 過剰反応

遠足



「　過剰反応　」という言葉があります。


我を捨てて

周囲に自分を合わせようとがんばりすぎた結果

心身の健康に支障をきたすようになる

心の病　・・・　の一つです。


人と一緒にいるときは

元気にふるまっていますが

ひとりになると　・・・　どっと疲れ

不安感につきまとわれ

わけもなくイライラして

ひどくなると　夜眠れなくなり

頭痛や動悸が起こり

息苦しくなり　・・・

ひと口で言えば

自律神経の働きの問題が生じてくるのです。


とくに　日本人は

この過剰反応を起こす傾向が強いようです。

それは　日本が

前へならえ　横にならえ　・・・　の社会であることが

大いに関与していると思います。　・・・　（　つづく　）

「 我 」 ① ・・・ 捨てる

遠足



「　人の集まり　」の中で活動するときは

「　我　」を捨てたほうがいいもののひとつでしょうね。


いつも「　我　」を出していると

「　自分勝手　」

「　傍若無人　」

「　わがまま　」などの

ありがたくない評価をちょうだいし

ケンカの火種になりやすいです。


たくさんの人たちの中で

うまくやっていこうと思ったら

人と折り合っていく努力をしなければなりません。



ただし　「　我　」を捨てたほうがいいけれど

完全に捨て去ってはいけません　・・・　（　つづく　）

つらさは ・・・ 幸せの元

遠足



人生には　つらいことも　悲しいこともあります。


しかし　そういうことを体験することによって

それが　自分の人格形成に

なんらかの役に立っていると考えると

つらくても　・・・　笑顔で

悲しくても　・・・　笑って生きていけます。



考え方次第で　・・・　苦も　だいぶ薄らぎます。

「　つらさは幸せの元　」　・・・　です。

病気は健康の元

遠足



病気があるおかげで

日々の食生活に気をつけ

摂生を心がけ　むりをせず

適度な運動をしているから

・・・　「　息災　」でいられます。


気持ちは穏やかになり

・・・　うなされることもありません。


「　病気は健康の元　」


いくつかの病気を持っているから

元気でいられる　・・・

そう考えると　病気がいとおしく

捨てがたくなってきます。



まあ　これらの病気は

捨てようと思って捨てられるものでないから

「　しかたなく　」　そう考えている

といった一面もあるのですけれども　・・・　。