「鞍替え」と言う言葉は失礼かもしれないが、ロシアのシリア空爆を受けて、今、
イラク政府とアフガン政府がロシアに空爆を要請することを検討し始めている。
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アフガニスタンは内情の悪化を受けてロシアに支援要請を行うことを決めた。
ウォールストリート・ジャーナル紙が報じた。
ウォールストリート・ジャーナル紙によれば、
アフガンのガニー大統領はロシアに大砲と軍事ヘリコプターMi35の供給を要請したほか、
中央アジアの不安定化を引き起こしかねないアフガンの内情をロシアに訴えている。
ウォールストリート・ジャーナル紙は、ロシアが、アフガンからの西側の軍隊の撤退を条件に、
再度より友好的連合国としてカムバックするという新たな外交を押し出したことで、
アフガンの政治家らに安堵感が生まれていると指摘している。
米国防総省はこれまで、ロシアの輸送用ヘリコプターMi17を購入しており、
ロシアは実際にMi17を使用するアフガン人技術者らに訓練を施していたが、
ウクライナ危機発生以後は、米国はこうした協力を停止していた。
アフガニスタン駐在のアレクサンドル・マントゥイツキー・ロシア大使は、
ロシア政府はある程度の支援は行うものの、アフガンへの派兵は行わないとする声明を表している。
アフガンのドゥストゥム第1副大統領は
先日ロシアのショイグ国防相とその側近らと会談し、可能な支援について話し合った。
ドゥストゥム第1副大統領はチェチェン共和国のカディロフ大統領とも会談を行っており、
その時の合同記念撮影の写真をカディフォフ大統領はソーシャルネットに載せている。
カディフォフ大統領は「アフガンはシリアと同様、ロシアの支援を必要としている」と書いている。
続きを読む http://jp.sputniknews.com/politics/20151027/1082913.html#ixzz3pltopM3C
イラク議会は、テロ組織「IS(イスラム国)」との戦いで、
ロシア航空宇宙軍に支援を要請する件について、10月末までに表決を行う計画。
イラクの元国家安全保障担当顧問で、シーア派連合「法治国家」の議員
ムワファク・ルバイエ氏が、ラジオ「スプートニク」に伝えた。
ルバイエ氏は、「表決は今月中に行われるだろう」と述べた。
先にロシア国防省のアントノフ次官は、ロシアはまだイラクから
シリアのような軍事支援に関する要請を受けていないと発表した。なおアントノフ次官は、
正式な書面で要請があった場合、しかるべき手順で検討されるだろうと指摘した。
続きを読む http://jp.sputniknews.com/middle_east/20151021/1057637.html#ixzz3pluOyL00
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もういい加減、米英の言いなりにはなりたくないということなのか、
それとも、単に協力を要請しているだけなのかは定かではない。
いずれにせよ、この動きに対してアメリカが
事実上の経済制裁を下そうとする脅しをかけてきたことに変わりはない。
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米国は、イラクが同国領内の「IS(イスラム国)」の拠点に対する
空爆への参加をロシア航空宇宙軍に要請したら、イラクへの支援を停止する。
米軍のダンフォード統合参謀本部議長が発表した。
イラクを訪問したダンフォード統合参謀本部議長は、
イラクのアバディ首相との会談についてコメントし、記者団に対し、
「私は、ロシアも参加することになったら、
我々は、あなたに必要な支援を提供することが非常に難しくなると伝えた」と述べた。
ダンフォード氏はまた、
「もしイラクでロシアも同時に行動することになった場合、
米国はイラクで作戦を行うことはできない」と指摘した。
またダンフォード氏は、イラクがロシアへ支援を要請する可能性があるとの報道が、
米国の「懸念」を呼んだことを認めた。
続きを読む http://jp.sputniknews.com/politics/20151021/1057801.html#ixzz3pluCbPvJ
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先刻、南シナ海の小島周辺をアメリカ軍艦が航行したとのニュースがあったが、
これなどは、まさに東欧・中東・中央アジアで
アメリカが主導権を失いつつあることが背景の一つとして挙げられるかもしれない。
イラク政府とアフガン政府がロシアに空爆を要請することを検討し始めている。
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アフガニスタンは内情の悪化を受けてロシアに支援要請を行うことを決めた。
ウォールストリート・ジャーナル紙が報じた。
ウォールストリート・ジャーナル紙によれば、
アフガンのガニー大統領はロシアに大砲と軍事ヘリコプターMi35の供給を要請したほか、
中央アジアの不安定化を引き起こしかねないアフガンの内情をロシアに訴えている。
ウォールストリート・ジャーナル紙は、ロシアが、アフガンからの西側の軍隊の撤退を条件に、
再度より友好的連合国としてカムバックするという新たな外交を押し出したことで、
アフガンの政治家らに安堵感が生まれていると指摘している。
米国防総省はこれまで、ロシアの輸送用ヘリコプターMi17を購入しており、
ロシアは実際にMi17を使用するアフガン人技術者らに訓練を施していたが、
ウクライナ危機発生以後は、米国はこうした協力を停止していた。
アフガニスタン駐在のアレクサンドル・マントゥイツキー・ロシア大使は、
ロシア政府はある程度の支援は行うものの、アフガンへの派兵は行わないとする声明を表している。
アフガンのドゥストゥム第1副大統領は
先日ロシアのショイグ国防相とその側近らと会談し、可能な支援について話し合った。
ドゥストゥム第1副大統領はチェチェン共和国のカディロフ大統領とも会談を行っており、
その時の合同記念撮影の写真をカディフォフ大統領はソーシャルネットに載せている。
カディフォフ大統領は「アフガンはシリアと同様、ロシアの支援を必要としている」と書いている。
続きを読む http://jp.sputniknews.com/politics/20151027/1082913.html#ixzz3pltopM3C
イラク議会は、テロ組織「IS(イスラム国)」との戦いで、
ロシア航空宇宙軍に支援を要請する件について、10月末までに表決を行う計画。
イラクの元国家安全保障担当顧問で、シーア派連合「法治国家」の議員
ムワファク・ルバイエ氏が、ラジオ「スプートニク」に伝えた。
ルバイエ氏は、「表決は今月中に行われるだろう」と述べた。
先にロシア国防省のアントノフ次官は、ロシアはまだイラクから
シリアのような軍事支援に関する要請を受けていないと発表した。なおアントノフ次官は、
正式な書面で要請があった場合、しかるべき手順で検討されるだろうと指摘した。
続きを読む http://jp.sputniknews.com/middle_east/20151021/1057637.html#ixzz3pluOyL00
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もういい加減、米英の言いなりにはなりたくないということなのか、
それとも、単に協力を要請しているだけなのかは定かではない。
いずれにせよ、この動きに対してアメリカが
事実上の経済制裁を下そうとする脅しをかけてきたことに変わりはない。
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米国は、イラクが同国領内の「IS(イスラム国)」の拠点に対する
空爆への参加をロシア航空宇宙軍に要請したら、イラクへの支援を停止する。
米軍のダンフォード統合参謀本部議長が発表した。
イラクを訪問したダンフォード統合参謀本部議長は、
イラクのアバディ首相との会談についてコメントし、記者団に対し、
「私は、ロシアも参加することになったら、
我々は、あなたに必要な支援を提供することが非常に難しくなると伝えた」と述べた。
ダンフォード氏はまた、
「もしイラクでロシアも同時に行動することになった場合、
米国はイラクで作戦を行うことはできない」と指摘した。
またダンフォード氏は、イラクがロシアへ支援を要請する可能性があるとの報道が、
米国の「懸念」を呼んだことを認めた。
続きを読む http://jp.sputniknews.com/politics/20151021/1057801.html#ixzz3pluCbPvJ
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先刻、南シナ海の小島周辺をアメリカ軍艦が航行したとのニュースがあったが、
これなどは、まさに東欧・中東・中央アジアで
アメリカが主導権を失いつつあることが背景の一つとして挙げられるかもしれない。