時事解説「ディストピア」

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南京大虐殺文書、世界記憶遺産に

2015-10-11 23:46:40 | 中国(反共批判)
日本の制止実らず=中国申請の「南京」認定-ユネスコ記憶遺産

 【パリ時事】国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に、
中国が申請した「南京事件」に関する資料の登録が決まった。

日中間で事実認識に隔たりがあり、論争が続く中での認定。
日本政府はユネスコに慎重な対応を求めてきたが、受け入れられなかった。

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201510/2015101000065


当たり前だろという話。

時事通信社は笑えることに、
「日本政府はユネスコに慎重な対応を求めてきたが、受け入れられなかった。」
と書いているが、慎重に審査した結果の登録決定なのである。


登録が拒否されると本気で思っていたのだろうか……??(汗


中国は現在進行形で南京大虐殺の資料を発掘している。


「中国系アメリカ人の魯照寧氏は9日午前、
 中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館に再び史料を寄贈した。
 魯氏はこれで、11年間で9回にわたり同記念館に史料を贈呈したことになる。
 氏が寄贈した、旧日本軍による中国侵略の史実を裏づけるゆるぎない
 証拠となる史料は、累計900点を上回った
中国新聞網が報じた。
 
 http://j.people.com.cn//n/2015/0910/c94475-8948364.html」


一方の日本。


「中国が申請していた「南京大虐殺文書」が記憶遺産への登録が決まったことに対し、
 日本政府筋は「断固たる措置を取る」と述べ、
 ユネスコの分担金拠出などの一時凍結を検討する構えを見せている。

 平成26(2014)年度のユネスコ予算の日本の分担率は
 米国の22%に次ぐ10・83%で、金額は約37億1800万円。

 米国が支払いを停止しているため、事実上のトップだ。
 さらに分担金以外でも、さまざまな事業に対する任意拠出金があり、
 同年度のユネスコ関係予算は計約54億3270万円に上る。

 外務省首脳は「日本の分担金はトップクラス。(ユネスコ側が)
 日本からの申し入れに真剣に耳を傾けることに期待したい」として、
 中国の申請案件の登録が認められた場合は拠出金の凍結もあり得る
 とのシグナルを送り、慎重な審査を求めていた。

 http://www.sankei.com/politics/news/151010/plt1510100015-n1.html」


つまり、中国は虐殺の証拠を集め、そのうちの一部を提出したのに対し、
日本はユネスコに「認めれば金は出さんぞ」と恐喝したのである。



登録を認める→慎重な審査が無かった!金は出さないからな!
登録を認めない→慎重な審査が行われたことに感謝!つりはいらねぇ、とっときな!

ということだ。こんな凄い理屈が通ると本気で思っていた政府とマスコミはおかしい。


一方は証拠を地道に収集し、提出したが、他方は傲慢な態度で金をチラつかせた。
慰安婦像の設置においても市長を金で懐柔しようと画策し、見事失敗したわけだが、
何でも金で解決できると思ったら大間違いである。

国連なめんなよという話だ。

私は今日ほど、日本人であることを恥じたことはない。
どうして、誇り高き自称代表的日本人は、恐喝だの懐柔だの姑息な手段ばかり講じて
世界にむけて嬉々として醜態をさらすのだろう?連中こそ真の反日だ。本当に恥ずかしい。


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