時事解説「ディストピア」

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今度の都知事選は増田に決まり

2016-07-16 23:38:31 | 日本政治
石田純一が「言論の自由」を剥奪された!
事務所が「今後一切の政治発言ができなくなりました」と発表

(http://lite-ra.com/2016/07/post-2421.html)

石田純一が今後、政治的発言をすることが出来なくなったとか。
逆を言えば、テレビでリベラルを気取っている連中がいかに仮面左翼かがよくわかるのではと思う。


はっきり言って、鳥越が都知事になっても私は全然うれしくない。

前回、前々回と次点を取った宇都宮健児氏に三度目の正直をさせてやれば良かったのに、
民進党が関わったばかりに「野党統一」の美名の下、立候補を断念せざるを得なかった。


前回、これまた民主党が細川元総理を応援したために、左派の票が割れてしまった。
(両名の票を合わせても舛添氏には一歩及ばなかったが)

宇都宮氏は、その時の経験を踏まえて自ら候補を降りたのではないかと思う。
まさに苦渋の決断。氏の無念を思うと残念で仕方ない。



宇都宮氏は長年、ヤミ金の被害者救済に携わってきた弁護士で、
日弁連の会長を務めた経験もある。加えて、現在は左派系雑誌『週刊金曜日』の編集者として
社会問題の告発に尽力しているわけで、都政の腐敗を正すには適任の人物だった。


共産党との仲も悪くないし、だからこそ前回の知事選でも応援してもらったわけだが、
恐らく、今回、民進党と合意するにあたって「宇都宮は嫌だ」という声があったのではないか?


実際、鳥越氏の話を聞いてみると、石田純一氏にも及ばない稚拙な内容で唖然とした。
当たり前のように脱原発を真っ先に主張していたが、
原発が多くあるのは福井や青森なのだから、やめたいならそういう所の知事になればよい。


仮にもジャーナリストならば、労働政策や福祉政策に気を遣うべきではないだろうか?
あの小池百合子ですら、一応福祉に力を入れるフリをしているというのに。


準備も間に合っておらず、事務所の見栄えが悪いのでカーテンで中が見えないようにしているらしい。


金銭的にも知識的にも準備不足のままネームバリューだけで勝ちに行こうとする鳥越と
強力な自民党のバックアップのもと、元総務相、県知事の経験を売り込む増田。


どう考えても、増田のほうが勝つ。

無論、増田も県知事時代にやんちゃをしているのだが、
過去の汚職については当然、メディアは大きく取り上げようとしない。


まぁ、増田はいまいちカリスマというか「こいつ誰?」感が凄いので、
都民の多くが有名人に投票しようとするならば話は別だが、そこまで馬鹿だとも思えない。


SEALDs創立メンバー奥田愛基が見た「参議院選挙」


今回の都知事選、宇都宮氏や石田氏のような人物が出馬せず、
鳥越のような政治家になるに値しない人物が出しゃばってきた時点で、始まる前からガッカリしている。


上のSEALDsの奥田氏の話を読んでも感じたが、
結局、主流左翼はどこまで行っても、民進党(昔なら社会党)中心主義で、
力のない小さな政党や政治家の気持ちなんてこれっぽっちもわかっていない。


小池にせよ増田にせよ、いずれの場合でもろくなことにならないわけだから、
今こそ、共産・社民が推薦した宇都宮氏がなるべきなのに、民進党がゴネて鳥越になってしまった。


一応、まだ70歳にはなっていないので、
宇都宮氏はこれにめげず、どうか長生きして次回の都知事選にて健闘してもらいたい。


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