最近の都知事選の報道を見ると、
どの局も舛添要一氏や細川護熙氏ばかりに焦点を当て、
他の面々は「その他大勢」として軽くしか触れていない。
仮にも中立を気取るテレビ局が
露骨な舛添・細川両氏の宣伝をして許されるのだろうか?
私は政治的に田母神のような輩とは敵対する位置にあるが、
だからといって名前の紹介だけで終わらせられているのを
見ると、始まる前から都知事選を終わらせようとする意思が
報道陣にあると感じられてとても公平なものではないと思うのだ。
また、舛添氏に関して言えば、
自民党が「政策面で一致している」とのことで支持しているように
同氏は所詮は安倍政権の走狗にすぎないのであり、
古い電池を取り換えるだけで都政の中身は全く変わらない。
私が現報道に非常に不思議に思うのは
細川氏が脱原発派であることを異常に強調する点だ。
脱原発を一貫して述べてきたのは
ポッと出の細川氏ではなく、宇都宮氏である。
また、舛添氏自身も今のところは原発に否定的な見解を示している。
もっとも、大阪のアレも脱原発とか言いながらあっさり大飯原発を
再稼動させたので、今だけの姿勢だと思うが。
明確に原発推進を述べているのは田母神ぐらいで
他は一般市民にとってはどっこいどっこいである。
ところが、政治のプロとやらがテレビで言うことには
「細川氏が参加することで脱原発が大きな争点になる」らしい。
・・・え?もしかして田母神VSその他だと思ってるのか?
どれだけ田母神を買い被っているんだよとツッコミを入れるとしよう。
猪瀬都政を振り返ると、老人福祉費を23%もカットするわ、
国民健康保険の支援額を320億円から43憶円にカットするわ、
こっそり都内の高校生に自衛隊の入隊体験をさせるわ、
君が代を強制するわ、1m1憶円の環状道路を2兆円かけて造るわと
市民から金を絞りとってやりたい放題しているという凄い有様で、
これを維新の会や自民党のお墨付きで行っていたわけだ。
一応、言っておくとこれは猪瀬個人だけでなく
与党である自民党や公明党が推し進めてきたことであり、
猪瀬から舛添に変えたって「政策が一致している」以上、現状は変わらない。
どうしてメディアはこのことを教えず、
舛添氏の好印象を与える報道だけするのだろうか?
細川氏だって脱原発以外、どのような政策を持っているのか
不明だし、少なくとも10憶円以上の
不要になったにも関わらず未だに返却しない
尖閣諸島関連の寄付金を返すと言っている宇都宮氏に投票したほうが
都民のためになるのではないか?
同氏は先の都知事選で学生の就職支援に力を入れると
公言していたし、若者にとっても親世代にとっても
何がしたいのかよくわからん舛添・細川ペアより
宇都宮氏のほうが期待に応えてくれそうではないか。
難を言えば、週刊金曜日やマガジン9条などの
事実上の自民党左派が応援しているのがアレだが
少なくとも他の連中よりはよっぽどマシである。
私が宇都宮氏自身に好感を抱いているのは、
彼が高利貸しで悩んでいる依頼者から弁護士費用を
月5千円から1万円で分割払いで受けたからである。
普通、弁護士というのは相談料だけで
5千円~2万円を前払いでもらう
素晴らしく人間的な連中である。
そういう中で比較的廉価で仕事を請け負ってくれる
弁護士は本当に稀有なのだ。
また、同氏は自らも反貧困ネットワークという団体を立ち上げ
貧困問題の解決に尽力しているし、原発問題だって
既に国や電力会社に意見書を送っていて行動を起こしている。
言葉だけで終わらせないと信じさせるだけの
行動と結果は既にあるのだ。
とすれば、少なくとも都議会与党である自民党や
公明党に反対する勢力を築きあげることを考えれば
同氏を応援するのが最も論理的で確実な都政改革への道ではないか。
そう思うと、やはり近日の報道は都政を変えるというよりも
猪瀬のポカで御破算になりかけている現状路線を維持させる
ためのものでしかないと言える。いつからテレビ局は
自民党の所有物になったのだろう・・・
どの局も舛添要一氏や細川護熙氏ばかりに焦点を当て、
他の面々は「その他大勢」として軽くしか触れていない。
仮にも中立を気取るテレビ局が
露骨な舛添・細川両氏の宣伝をして許されるのだろうか?
私は政治的に田母神のような輩とは敵対する位置にあるが、
だからといって名前の紹介だけで終わらせられているのを
見ると、始まる前から都知事選を終わらせようとする意思が
報道陣にあると感じられてとても公平なものではないと思うのだ。
また、舛添氏に関して言えば、
自民党が「政策面で一致している」とのことで支持しているように
同氏は所詮は安倍政権の走狗にすぎないのであり、
古い電池を取り換えるだけで都政の中身は全く変わらない。
私が現報道に非常に不思議に思うのは
細川氏が脱原発派であることを異常に強調する点だ。
脱原発を一貫して述べてきたのは
ポッと出の細川氏ではなく、宇都宮氏である。
また、舛添氏自身も今のところは原発に否定的な見解を示している。
もっとも、大阪のアレも脱原発とか言いながらあっさり大飯原発を
再稼動させたので、今だけの姿勢だと思うが。
明確に原発推進を述べているのは田母神ぐらいで
他は一般市民にとってはどっこいどっこいである。
ところが、政治のプロとやらがテレビで言うことには
「細川氏が参加することで脱原発が大きな争点になる」らしい。
・・・え?もしかして田母神VSその他だと思ってるのか?
どれだけ田母神を買い被っているんだよとツッコミを入れるとしよう。
猪瀬都政を振り返ると、老人福祉費を23%もカットするわ、
国民健康保険の支援額を320億円から43憶円にカットするわ、
こっそり都内の高校生に自衛隊の入隊体験をさせるわ、
君が代を強制するわ、1m1憶円の環状道路を2兆円かけて造るわと
市民から金を絞りとってやりたい放題しているという凄い有様で、
これを維新の会や自民党のお墨付きで行っていたわけだ。
一応、言っておくとこれは猪瀬個人だけでなく
与党である自民党や公明党が推し進めてきたことであり、
猪瀬から舛添に変えたって「政策が一致している」以上、現状は変わらない。
どうしてメディアはこのことを教えず、
舛添氏の好印象を与える報道だけするのだろうか?
細川氏だって脱原発以外、どのような政策を持っているのか
不明だし、少なくとも10憶円以上の
不要になったにも関わらず未だに返却しない
尖閣諸島関連の寄付金を返すと言っている宇都宮氏に投票したほうが
都民のためになるのではないか?
同氏は先の都知事選で学生の就職支援に力を入れると
公言していたし、若者にとっても親世代にとっても
何がしたいのかよくわからん舛添・細川ペアより
宇都宮氏のほうが期待に応えてくれそうではないか。
難を言えば、週刊金曜日やマガジン9条などの
事実上の自民党左派が応援しているのがアレだが
少なくとも他の連中よりはよっぽどマシである。
私が宇都宮氏自身に好感を抱いているのは、
彼が高利貸しで悩んでいる依頼者から弁護士費用を
月5千円から1万円で分割払いで受けたからである。
普通、弁護士というのは相談料だけで
5千円~2万円を前払いでもらう
素晴らしく人間的な連中である。
そういう中で比較的廉価で仕事を請け負ってくれる
弁護士は本当に稀有なのだ。
また、同氏は自らも反貧困ネットワークという団体を立ち上げ
貧困問題の解決に尽力しているし、原発問題だって
既に国や電力会社に意見書を送っていて行動を起こしている。
言葉だけで終わらせないと信じさせるだけの
行動と結果は既にあるのだ。
とすれば、少なくとも都議会与党である自民党や
公明党に反対する勢力を築きあげることを考えれば
同氏を応援するのが最も論理的で確実な都政改革への道ではないか。
そう思うと、やはり近日の報道は都政を変えるというよりも
猪瀬のポカで御破算になりかけている現状路線を維持させる
ためのものでしかないと言える。いつからテレビ局は
自民党の所有物になったのだろう・・・