今日は少し体調が悪く、4時ころ早退してしまいました。 帰宅して寝たら治りました。
実はこの2日、ちょっと睡眠が足りなくて。
昨日は寝るのも1時半頃でしたが、もちたさんが3時半に大声で起こしにきた。噛みつき、手でつついてわめくので、とうとう3時50分頃朝ごはんをやりに起きた所、夜型の妹はまだ起きて仕事をしていました。 そしてのたまう。「 お姉ちゃん、まだだよ、10分早いよ！」 妹はネコの朝ごはんを４時以降と決めているようですが、知らんがな。3時半からにゃあにゃあと安眠を妨害され、たたき起された姉にその言葉。むかっ。 半分眠っているから怒りも湧き上がるままで。 そんなで寝不足です。
さてその前の日、日曜の夜も寝るのが遅くなったのですが、12時半ころ、部屋でアイロンをかけていたら 女性の助けを求める声が！ 夜の街に響きます。 妹に声をかけてすぐ110番しました。110番で話しながら、ちょうど部屋から見える道で、逃げる女性と追いかける男性が見えます。その女性がずっと「助けて！」「警察呼んで！」って叫んでるのです。
・・・ 慌てました。 怖い。 その女性は自力で交番に駆け込んだようで、パトカーも自転車のお巡りさんもすぐに来てくれて、新聞にも載ってないから無事だったようですが、本当に衝撃でした。体震えます。 助けてって、すごいインパクトのある響きです。結局わたわたして妹と部屋に戻ったのは1時半。 寝不足です。
キティ・ジェノバーズ事件という、社会心理学では有名な事件があります。
キティさんが暴漢に襲われ刺され、殺されるのを、アパートの多数の人（数十名）が 通報もしないで見ていた、という1964年にあった事件です。この事件をきっかけに集団心理の一つ、傍観者効果についての研究がなされるようになったと言われています。
人にはそういう心理があります。 集団の中にいると一人違う行動を取る事に躊躇したり、責任が分散されて誰かがしただろう、と思ったり、本当はたいしたことではないかもしれないのに大事にしてはいけない、と事態を過小評価したり。責任は人数分、分散されます。
そういう心の仕組みを知っていれば、私たちは対処する事が出来ます。たとえば消防署がやっている救命講習会に行くと、「あなたはAED を探してきて下さい」「あなたは救急車を呼んでください」と個人を指定して指示を出す練習をします。 もし自分が追いかけられて警察を呼んで欲しい時、すれ違った人に、「あなた！ 110番して！」と指さして指名した方が良いです。 何かの事件に遭遇した時、誰も通報をしていないように見えて気が臆しても、誰かがしただろうと思っていても、自分が通報をする事が大切です。
警察はそのためのものです。沢山の人から情報があっても一つにまとめてくれるし、情報が多ければ正確になります。お巡りさんに言えば良いって本当にありがたいです。責任を集中して負ってくれているから、私たちは頼る事ができます。
数年前、中国で車にひかれた女の子が放置されるという事件がありましたね。
中国人はこんな風になったのか！と 中国国内でも衝撃が走っていると言うような報道がされていたのを覚えています。色んな状況はあると思います。中国人が冷たくなったというのを肌で感じているからそういう報道になったのかもしれないけれど・・。 人にはそういう心の仕組みがある、という事を報道するべきだろうと、当時思いながらニュースを見ていました。 責任が分散したり、傍観者効果という心の仕組みを「人間」が持っていたりする、それを知って、その上で行動しよう。 せっかく沢山なされている研究が、そんな風に広まって安全で生きやすい世の中になったら良いですね。
日曜の夜もずっと声が響いていたのに、素通りをしていそうに見える通行人もいたので、こんな事を書きたいなと思いました。
今日も暗くなってからベランダに出ると 助けてという声が蘇ってちょっとトラウマです。友達がいたら、そういうトラウマ解消に効果的なワークやってもらえるんだけどなぁ。 妹も怖がっていたのでワークをやってあげたいのですが、眼に負荷を与えるものなので斜視のある妹さんには出来ません。 残念。
怖い話しになっちゃったので、なごみの写真など。
もちたさんの寝方がかわいいです。
って、怖いのも なごむのも、私だけか（笑）
とっても久しぶりにお弁当のおかずを持って行きました。 おにぎり買いました。
職場の近所にちょっと良い公園を見つけたのが、今週の良い事の一つです（＾＾）
