週末の病院通い

連日母の入院先へ顔を出しています。
頼まれものがあるので、１日２回顔を出したりします。
でも、そんなにイヤじゃありません。
近いことが、メリットです。

土曜日

私は午前中にお仕事を２時間ほどして
こんどは、習い事に五反田まで行きます。

行きがけに駅のそばの母の病院へ寄りました。
洋なし　と　小梅と酢しょうが　を持参です。
まもなくお昼になったので
少し見守って、習い事に急ぎました。

チャリを駅に置いて・・・

習い事では、先生と４５分間コーヒーを
頂いてお喋りして終了です。
いい、気分転換でした。

午後４時
駅のチャリ置き場へ行くと
鍵を掛けられてしまい、１００円支払った。
病院にチャリをおいておけばよかった。。。。

駅前のドトールで
ココアを２つ買って持参した。

母は、いらない、いらないと拒否したが
無理やり飲ませた。
美味しそうに飲んでくれた。

『　これ、１００円？　』
『　２００いくらだよ。』
『　えぇ～～！！』

そうだ。。いつも大学病院では１００円の
カップに注がれるココアを二人で飲んだんだ・・
１００円も、２７０円も味も見かけも大して変わらないなぁ～

ソファに座ってゆっくりしたんだけど、
母は、
『　あの、白い車が婦長さんの車よ』　と何回も言うけど
わたしは、入院してからずっと、それを聞いています。

看護婦さんがきて言いました。

『　便は相変わらずでないですか？
　　下剤を飲んだのに、出ないですか？
　　入院してから結構立つのに、でないですね
　　今日も下剤を飲みますか?』

でた、まただ。　便が出ないって・・・
病院も私も、母の便に関してはわからないのです。

私　『いつも、便が出ないって言うんですが
　　　忘れてしまっているかも知れません。
　　　前にも、便が出ないから病院で浣腸をしたんですが
　　　便は無かったんです。』

下剤はストップされました。
便は本当に出ていないのかも知れませんが
苦痛はないそうです。

次は、院長先生が通りかかって
話が出来ました。

手に変な水疱ができるので
明日からは点滴を止めること。

火曜日胃カメラ
木曜か金曜に大腸ポリープ検査をする事。

私が持参したインフルエンザワクチン接種の紙は
いちおう、予約を受け付けるけれど
ワクチンが足りないので
入院中に接種出来るかは不明だそうです。

～～～～～～～

お隣のベッドの大腸ポリープ手術をした
７９歳の方は、金曜日に退院しました。

母とは気があって、よくお喋りしてくれました。
退院後は、家事が始まるみたいです。
ぜんぜん、物忘れが無くてしっかりしています。

向かいのベッドの胃ガン手術の５０代くらいの
ご婦人は、手術初日から歩いています。
気持ちが悪いこともないそうで、安心しました。

６時の夕飯がきて、
私は自宅に帰宅。

すると、７時半に母から電話。

『　便が、まだでないのよ。
　　あす、早めに　サツマイモ　を持ってきてくれる？』

わたしは、今夜持参しようかどうか迷った。
でも、３回目の病院訪問は、ちょっとキツイです。

“そんなに、苦労しなくてもいいよ”と、自分に何回も
言い聞かせて、洗濯に励みました。
イモだけ、閉店しないうちに八百屋に買いに行きました。


｀｀｀｀｀｀｀｀｀｀｀｀｀｀｀｀｀｀｀｀

そして、日曜日

母がサツマイモを待っているだろうから
必死で、電子レンジで茹でて
あさ１１時に持参しました。

専業主婦の私は、
天気が良くなったために
午前中は洗濯や掃除、片付けと山ほどの家事をこなしていきます

病室の母はウトウトしていました。
そっと、イモを出していたら、気が付いて

あら　と言いました。

イモをすぐに一かけ食べてくれました。
でも、今朝、便は少し出たそうです。

そして、使いかけのテレフォンカードを２０枚くらい持って、親戚の家に電話を掛けさせました。
父の妹がふた月前になくなったので、お香典のお返しが来たのです。
義理は大変です。

そして、まもなくお昼となり
たくさんのおかずの一つがサツマイモを
マッシュしたものでした。
便秘食だな。

時間外の面会なので
すぐに帰宅して、専業主婦の続きをしました。

キッチンシンク周りとか、
冷蔵庫下、電子レンジ下、床を掃除して、
思い切って、父の手作りの踏み台とか
処分しようと外に出しました

すぐに午後４時となり。

『　また、あとでくるね　』　って言っちゃったもんだから
頑張って、また病院へ行きました。
こんどは、すり下ろしりんごを持参です。
塩をかけ忘れて、病院に着いたころは夕焼けですよ。


母はロビーで、インテリなご婦人と話をしていました。
ご婦人は、８０歳を過ぎているみたいだけど
大学を出た話とか、してくれました。

大学を出た話なんか
聞きたくないです。

そのうち、今日の午後に胆石の痛みで入院してきた
一人暮しの７０歳くらいのご婦人が
あちこちに電話していました。

誰かに知らせないと
ティッシュも湯飲みもスリッパも
用意出来ていないのです。

家族のありがたさが
それを見ていて感じました。


６時の夕飯が近づき
私が家族に用意する夕食を
『　あそこで買え、あれにしろ、これにしろ』
と、教えてくれるので
うるさかったです。

リーダー健在です。

でも、いっぱい呆けたこと言ってました