母誕生日

１月１２日は母の誕生日です。

昨日から「明日は誕生日だね」というと「本当は１月２日に生まれたんだ」
今日も　「今日は誕生日だね」というと「本当は１月２日に生まれたんだ」
今夜も　「誕生日だね」　　　というと「ちっとも嬉しくない」

・・・ひがんだ心です。
長生きしたって辛いだけだそうです。
その気持ちもわかりますが、やっぱりそういうひがみっぽいことは
言っちゃならないのですよ。

うちの母は、言いたいことを言って
ワタシを病気にしますが
もしも、口の悪くないお年寄りが家族にいるならば、
そのお年よりは我慢しているんでしょうね。
人間ができているから、口に出して言わないんでしょうね。

　ローソクを消します！！

バースデーケーキを激しく母に拒否されたので
小さいのを買ってきました。
簡素なお祝いです。


　いくら吹いても消えません

チョコパンが何をしていると思いますか？
唾が飛ばないように自分のケーキをカバーしています。

　火は消えません

母は水銀体温計を振って水銀を下げる動作ができない人です。
火を吹き消すこともどうやらできないらしい。

どうやら消すことができたローソクですが、
食欲無い家族はこんなケーキも
ほとんど食べず、
母の息のかかったケーキのの残りは、誰もたべれず・・

とにかく、
母は今元気なのでしばらくは生きていることでしょう。

わたしは、誕生日頃人は死ぬ　　というのを
信じています。

想定外に喉に詰まったり事故だったりというのは
例外ですが
自然死である限り誕生日ころ死ぬのです。
誕生月ころは要注意です。

百万着の洋服がある母に
カーディガン2枚と暖かいズボンを1本プレゼントしました。

どうかこのまま長生きしてください。
お誕生日おめでとうございます。
自称９０まで長生きできる母を尊敬します。
こんなに生きれるなんて幸せなことです。