不老愚 助光 れいん坊

嘘、誤魔化し、怠慢を憤り、愛情、親切、思いやり、を喜び感動を記事にしています。

日中関係

2012-10-09 14:06:40 | 文学・歴史


 中国 西安にある阿倍仲麻呂の碑がペンキで汚されました。其の事を悔やんだ中国の知識人の皆さん達が、「もっと理性的な行動を・・・」と 中国民に呼べかけて居ます。其の中心になって居るのは、ジャーナリストの崔衛平氏、胡佳氏、賀衛方氏、各地医師達、報道関係者、其れに多くの学生達です。
 中国の人達は 本来は冷静で、個人的には本当に暖かい心の持ち主です。それが <領土問題>とか言う<政治的問題>として政治家が介入して議論をすると、ややこしくなって纏らないのです。
 阿倍仲麻呂(698~770)と言う 奈良時代の遣唐留学生は、中国で時の皇帝玄宗に其の優秀さを愛され、また 李白・王維と言う当時の中国の有名な詩人たちとも交友が有り、その名を今日に残しました。其の偉人を記念した碑を汚した行為を、中国人自身が恥ずかしく思って 自制を求める発言が挙がったのは、まことに嬉しい事です。 必ず日中関係は穏やかに治まるでしょう。


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