ちょびっと♪日記

映画やドラマ、好きなモノについて、日々のいろいろなことをちょびっと♪書いてます。

天国の階段(最終話)

2005-08-18 | 韓国ドラマ「天国の階段」
「私、ソンジュさんを見る夢を見た。」
と呑気なことを言っているジョンソだが、勿論、ジョンソの目のためにテファが死を決意したことなど知る由もない。
そして電話が。
「角膜寄贈者が現れました。」

それはそうと、テファ。
一般道で事故を起こすなよ・・他の車両に迷惑がかかったらどうするんだよ!!
誰か道連れにしてたら大変だよ。

角膜の移植手術を受けるために手術室へとジョンソを見送った後、
ソンジュは、警察官から角膜提供者がテファで、しかも自殺だったと聞かされ、遺書を受けとります。
遺書には
「ジョンソの一部になってジョンソと一緒に居ます。
 ジョンソには知らせないでください。」
と書かれており、ソンジュは重い真実を一人で背負わなければならないのでした。
この時のクォン・サンウの演技はなかなかでした。
顔面蒼白になってましたから。メイクだけではなさそうです。
でもねぇ。
テファが命を捨てて角膜をあげたのに、結局は癌が再発して死んでしまうのよね、ジョンソ。
切ないなぁ・・・
死の前の最後の幸せのために命を捨てたってことは、ほんとは一番ジョンソを愛してたのはテファなのかも。
「私、良いことだけを見るわ。その人の目で美しいものだけを見るわ。」
と言うジョンソが尚更切ないのでした。

ジョンソは目が良くなってから、ソンジュの仕事を手伝って
福祉財団を運営するようになります。
テファのお父さんがソンジュの配慮で警備員に雇われてました。
前の生活を考えると、警備員って柄じゃないけどね。

その財団のパーティで具合が悪くなったジョンソ。
トイレで戻してたので妊娠かと思ったけど、もう最終回だからね。
そこまで話膨らませてたら終われないですね。
結局再発していたのでした。
手術すれば生きられるのかと分かっていても問うソンジュ。
転移した場合、見込みはないと知っていたジョンソは
ソンジュが抗がん剤治療を勧めても言うことを聞きません。
そしてソンジュはとうとう角膜提供者が誰なのか、明かしてしまったのです。
「テファさんのためにもどんなことをしても生きなければ!!」
「嘘・・・嘘よ!!」
カフェで涙ながらに口論する二人。
大声でやり合ってるのに二人を見ようとしない他の客。
それはそれで不自然なのでした。

残された時間を幸せに生きると決めたジョンソは
ソンジュとの思い出を作りながら、身辺の整理を始めます。
ユリに会い、
「人の心には誰にでもねたみや憎しみがあるもの。
 あなたは私より綺麗で利口だから、これからいくらでもやり直せるわ。
 過去の自分に捕らわれないで。」
と言い、神経がおかしくなったミラに会って
テファが自分の目のために死んだことを話し
「辛いでしょうがパパのことよろしくお願いします。」
と言います。(パパは反論があるだろうが。もうこの女には懲りただろう。)
そしてチャン理事に手伝ってもらって、夕食の準備をします。
・・・・ていうかこれが最初で最後の手料理??
どんな結婚生活だったんだか。
まさかずっと外食だったのか?流石社長宅と言うべきか。

国展で大賞を取ったテファの絵『天国の階段』を見届けたジョンソは
海の家へ行きたいと言い出し、ソンジュは車を走らせます。
車の中で「眠い」と言うジョンソに
「少し我慢して、もうすぐだから。」
とソンジェが言ったのに、パタリと手が落ちたときは
・・え!?車の中で死んじゃうの?
と思ったけど、眠っただけでした。
まぎらわしい描写すんな!!
この場面でそんな演出はもはや不要だろうに。
そして浜辺をどこまでも歩く二人。
「先に行っても僕を待つことができる?
 今度はお前が待つ番だ。」
「私、天国でソンジュさんだけを愛することができる。
 そこには愛だけがあるから。私たちは本当に美しい愛を始めるの。」
「僕たちの愛は今から始まるんだね。」
浜辺(というより湿地だな、こりゃ)に座り込んで
ソンジュの腕の中で静かにその時を待つジョンソ。
「ハン・ジョンソ、愛している」
そしてジョンソは天国へと旅立って行ったのでした。
(こんなときになんだけど、この撮影はイヤだな。
 だってこんなとこに座ってたら下着までびっしょりになるよ、きっと。)

一番最初の白いピアノのシーン登場。
ここでピアノ弾きたい!!というソンジュ坊ちゃんのために、
ピアノを担ぎ出したわけだね。
しかし大事な思い出のピアノ、海辺なんかに持ってっちゃダメだよ。
弦、錆びちゃうよ?
「もしかしたらあの人は僕よりも彼女を愛していたのかもしれない。
 だからと言って、僕があの人よりも彼女を愛していなかったわけではない。」
って最後の台詞、いるかな~。
なんかちょっと興ざめでした、ワタクシ。
ピアノ弾いて終わりで良かったのになーと。