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超心理マニアのためのブログ

マット・イシカワによる超能力研究の文献ガイド

Bioelectronics 生体電子工学

2008-06-19 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(B-8)>

Bioelectronics 生体電子工学
旧ソ連での超心理研究の呼称。

Biocommunication 生体通信
旧ソ連でのテレパシーの呼称。

Bioenergy Therapy 生体エネルギー治療
旧ソ連での心霊治療や手かざし治療の呼称。

Bioinformation 生体情報
旧ソ連でのESPの呼称。

Biolocation 生体位置特定
Biophysical Effect 生物物理効果
旧ソ連でのダウジングの呼称。

Biofield 生体フィールド
Bioplasma 生体プラズマ
旧ソ連での(超心理現象を媒介するという)仮想的な身体および
それを取り囲む場。

※旧ソ連では超心理現象も唯物論を前提に研究せねばならなかった。


Biofeedback バイオフィードバック

2008-06-18 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(B-7)>

Biofeedback バイオフィードバック
自分の生理的な特性を測定した結果を認知することで、不随意と
される生理プロセスを意識的に制御すること。超心理学では多く
の場合、脳波に現れるアルファ波の強さを、音の高さや大きさに
変換して聞かせることで、自分で(超心理体験が強まるとされる)
変性意識状態に誘導することを意味する。
また、ウィリアム・ブロード(1978)は、他者の生理的な特性の認知
を通して、他者の生理プロセスを念力のように制御することを
「他者バイオフィードバックAllobiofeedback」と呼んだ。


Bidirectionality of Psi 超心理の双方向性

2008-06-15 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(B-4)>

Bidirectionality of Psi 超心理の双方向性
ラマクリシュナ・ラオ(1965)が、超心理実験のスコアが偶然平均
期待値よりも有意に高いこと(ヒット)も低いこと(ミス)も、両方が
あることから、この用語を提唱した。

※統計的分析では分散を検定するとよい。


Basic Technique (BT) (透視の)基本的方法

2008-06-14 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(B-3)>

Basic Technique (BT) (透視の)基本的方法
ESPカードを用いて透視実験を行なう基本的方法。BT法とも呼ばれる。
実験者はターゲットとなる1組のESPカードを用意し、上の1枚を伏せた
まま所定の位置に置き、被験者のコール(透視の答え)を待つ。コールが
あったら、そのカードを伏せたまま脇において、続いて次のカードを、また
所定の位置に置く。この手順を1組のカードの枚数分、繰り返す。最後
まですんだらカードを表向きにして、コールの当たり数を集計する。

Before Touching (BT)
古いBT法であり、ESPカード1組が裏向きに山になった状態で、一番
上の1枚を透視し、次にそれをとりのぞいて2枚目を透視する、といった
手順を繰り返す方法。


Basic Limiting Principles 根本的限界原理

2008-06-12 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(B-2)>

Basic Limiting Principles 根本的限界原理
哲学者のC・D・ブロードが、自然科学の基盤には、暗黙に前提とされて
いる限界原理が存在していて、それによって超心理現象が頭から不可能
とされている実態を指摘した。マッケンジー(1980)によれば、たとえば
次のような諸原理がそれにあたるという。
・他人の心の状態を知るには、感覚情報とそれからの推理のみで可能だ。
・未来については知るには、合理的な推測を働かせるしかない。
・我々が物理世界に影響を与えるのは、筋肉や神経を介してのみである。
・心的事象は、脳の事象に伴って発生する。


Backster Effect バクスター効果

2008-06-11 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(B-1)>

Backster Effect バクスター効果
クリーヴ・バクスターによって主張された現象で、植物の生理学的な
指標が、近くにいる人間の心理・生理的状態によって変化するとされた。

※植物のESP現象ともとれるが、かりにこの現象があったとしても、
 人間側の超心理として説明できる。


Autoscopy 自己視

2008-06-10 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(A-23)>

Autoscopy 自己視
自分の分身が見えるような幻覚、または自分の身体を遠方から
見る現象。後者の場合は体脱体験と同様。

Autoscope オートスコープ(自動運動検出器)
フレドリック・マイヤース(1903)が、ダウジング・ロッドやこっくりさん
などの無意識の運動を顕在化させる機器を総称してこう呼んだ。


Automatism 自動症

2008-06-09 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(A-22)>

Automatism 自動症
意図に反した感覚活動や身体運動が起きることであり、解離性症状
の一環であると見られる。感覚活動には視聴覚的な幻覚が、身体運動
には夢遊症、トランス状態の言行、自動書記などがある。

Automatic Writing 自動書記


Authentication (自発的現象の)立証

2008-06-08 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(A-21)>

Authentication (自発的現象の)立証
自発的現象が報告された際に、第三者の証言や記録によって現象を
確証する証拠を集め、報告者の体験の事実性を明らかにすること。

Authenticity 信憑性
超常的と見られる現象が、真にそうであるか、それともたんにその
ように見えるだけかを査定し、真に超常現象であると言える度合い。


Astral Body アストラル体

2008-06-05 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(A-18)>

Astral Body アストラル体
人体の準物理的な分身であり、短期間に抜け出したり(体脱体験)
永久に抜け出したり(死)する。エーテル体とも言う。アストラルとは
「星」のこと。抜け出したときの本体とつながった「紐」を、アストラル
コードと言う。

Astral Projection
アストラル体が抜け出たと感じられる状態


Association Theory of Telepathy テレパシーの連想理論

2008-06-04 | 用語解説A-D
<ソルボーンの用語解説(A-17)>

Association Theory of Telepathy テレパシーの連想理論
キャリントン(1945)が提唱したテレパシーの理論であり、心理的な連想
作用が、特定個人の心だけでなく、他者の心同士でも起きると想定する。
つまり、心Mに概念Aと概念Bがともに(あるいは継時的に)呈示されると
両者が心M内で連想関係を形成して、以降心Mに概念Aが呈示されると、
概念Bが想起されやすくなることが心理学的に知られている。そして、この
理論ではさらに、M以外の心に概念Aが呈示されても心Mに概念Bが想起
されやすくなると仮定する。その心理現象がテレパシー現象として現れる。