今だからかけることもある。その大変な時期は夢中だったから分からない。とにかく高額医療還付の届出をしていたから１２０万とかいう入院費も３万位払って全額退院時には払って帰れた。それてもタクシー代が１万とかシャバに出たら金がないと一日も生きていけない。家に戻って電気もガスもとめられていて ３ヶ月５万円とか一つずつ払っていけば１５万くらいもすぐなくなる。何をするにも金金かねだ。どうにか生き延びてきて、３月末。せめて花見でもするかと近くの川のほとりに行った。花見なんかビールでも飲んでよいよいとなるところをコーヒー牛乳でベンチに腰掛けていたら手術後の靴の上にありがたかった。先日見た従軍看護婦の話にも傷口から蛆虫やアリを取るという話があったけれと、精神的にもやりきれない感じだったね。本当に今だから書く気がするけれど。その時は思い出したくもなかった。