あすなろ

塾長日記

たとえ大学なんか行かなくても

2009-09-14 17:05:14 | Weblog
日曜日、3年ぶりに帰ってきた生徒と授業をしていたら
突然Y君が教室に入ってきた。高校2年生になっているはずだ。彼は高校受験の時、高校へさえ行かなくてもいいという、クラシックバレーというやることをそのいき様の中に持っていた。今までにうちの塾には2名のその道で生きていくという生徒がいた。二人ともプロになっているけれど学校は辞めている。それほどきびしい道なのだ。以前そのステージを見せてもらったけれど、もう準主役のような位置にいた。
先日、宝塚を見たけれど、3時間セリフに歌と踊りに殺陣さえ入っていたものね。その練習量がどれほどのものか。見ている方は気楽だけれどもね。

下流社会という本の中に、下流ほど大学に行かなくても
歌手になるとかデザイナーになるとか気楽になれると思っているという記述があったけれど、確かに特別な才能がない限り、大学へ行っておいた方が気楽だろうね

もう本当にY君は大変な道を歩み出して、しかも着実にステージをあげている。なんだか気分のいい一日だった

やはりボクも仕事を通して、幸せを感じるときが一番幸せだと気がついた。