RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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平家物語画帖 諸行無常のミニアチュール(前期)

2012-09-19 21:30:00 | 美術
見てきました

根津美術館

会期は2012年9月8日から2012年10月21日。
前期は9月8日から9月30日。
後期は10月2日から10月21日。

「平家物語」
平家一門の盛衰を語った軍記物語。
数ある軍記物語の中でも一番の知名度を誇り、また最高傑作でもある作品です。
13世紀半ば頃までには成立したと推定され、琵琶法師によって語り継がれたことは有名です。
そして私が大好きなことでも有名です!!

今年の大河ドラマは平清盛。
1月には江戸博で開催された「平清盛展」を見て豪華絢爛で優美な世界に浸ってきました。
そして平家納経の美しさに感動してきました
ま、大河ドラマ見てないけど。
そもそもテレビ見ないけど。
あー、清盛ってお酒買ったけど手付けてないわ……

さて。
話逸れまくりですが。
今回は「平家物語画帖」
平家物語はその場面を描いた屏風や絵巻物、浄瑠璃など、その後の文芸に大きな影響を与えました。
今回は「平家物語」を120の扇の形の紙に絵画化した「平家物語画帖(上中下・3帖)」を前期と後期に分けて全画面紹介、とのことです。
展示室にはずらりと並んでおりました。
120段から成る「平家物語」を全て同じ作者の手により描かれた、物語本文抜粋(詞書)と120枚もの扇状の紙に描かれた場面。
紙はとても上質そうです。
金が使われ丁寧に描かれた作品は見ているだけでうっとり
また作品の下にはどの場面でどのような出来事があったのか、丁寧に解説した文がついているので、読み進めていくうちに感情が高まって……
泣きはしないけど、、都落ちのあたりからは胸が苦しいです。。

後期は泣くんじゃないかとちょっと心配……

平家物語、合戦ものですが血なまぐさいシーンなどは描かれず安心して見れます。

とても美しい世界が広がっています
おすすめです



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