RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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国宝 古今和歌集序と日本の書

2012-09-12 21:30:00 | 美術
見てきました

大倉集古館

会期は2012年8月1日から2012年9月30日。

古今和歌集といえば平安時代前期に醍醐天皇の勅命により編纂された最初の勅撰和歌集。
撰者の一人、紀貫之による仮名序は有名ですね
「やまとうたは人の心の種として、よろずの言の葉とぞなれりける」
この序文は後の文学に大きな影響を与えた、と。
貫之自身も仮名で「土佐日記」を書いています。
日記文学として伝存する最古のものであり、その後の仮名日記、随筆、そして女流文学の発展に大きな影響を与えました。
平安文学大好きで一通り読んだぜ!!っていう私にすれば崇め奉る存在でございます(笑)
今回は国宝「古今和歌集序」の修理後初公開。
もう、こうゆうの、期待しちゃうぞ!!
とウキウキで行ってきました

今回の目玉は「巻子本古今和歌集」とよばれる全20巻のセットとともに書写された仮名序の完本。
とにかく、きれい~
今まで見た書の中でもトップクラス。
まずは紙が色鮮やか。
雲母刷りなどで植物や人物など様々な文様がすり出された唐紙を使っているそうです。
紺色、薄い青色、朱色……
何色もの紙が繋ぎ合わされています。
こんなにもカラフルなことに驚き。
文字は、、読めないので(-ω-)
流麗だなーぐらいの感想しかないのですが。
古今和歌集をまじまじと見たことで、「歴史の授業で習ったことは本当だったなー」と(笑)

これだけでお腹がいっぱいですが。
東京国立博物館所蔵の国宝「元暦校本万葉集巻十二(高松宮本)」
重要文化財「和漢郎詠集巻下(益田本)」も展示されています。

"日本の書"を堪能するにはぴったりの展示です

まぁ、私、書がなかなか理解できないのですが。。。
国宝&古今和歌集序に惹かれたってことです。



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