RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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二条城展

2012-09-16 21:30:00 | 美術
見てきました

江戸東京博物館

会期は2012年7月28日から2012年9月23日。

二条城、、
京都にある江戸時代の城です。
修学旅行でもおなじみ!!
私も行ったと思う、思う、、、
徳川家康の将軍宣下に伴う賀儀と、徳川慶喜の大政奉還が行われ、江戸幕府の始まりと終焉の場所でもあります。

今回の展示は二条城が所蔵する3000面を越える障壁画から選りすぐった作品が東京に。
……二条城が3000面以上もの障壁画を所蔵していることに驚き。
"日本絵画史上最大の画派"と呼ばれる狩野派が手がけた二の丸御殿障壁画を中心に、徳川家に関連した美術品、資料など約100点の展示です。
二条城の障壁画がこれだけまとまって京都以外で公開されるのは初めてとのこと。
……期待しちゃうぞ!!

では気になったものをさくさくと。
「仏舎利宝塔(東福門院所持)」
二代将軍、秀の娘・和子のもの。
和子は後水尾天皇の中宮でもあります。
徳川家から天皇家へ嫁いだんですね。
この方、気が強い夫・後水尾天皇と天皇家を押さえつけようとする幕府の間を取り持つことに奔走する気苦労の多い生涯であったとか。
下のほうには菊の紋と葵の紋。
なんだか複雑です。。

狩野甚之丞「二の丸御殿 遠侍二の間 竹林群虎図」
3頭の虎が描かれています。
うねうねしてます。
なんか困ったような表情にも見える。。
てか、虎ってシマシマだと思っていたけど、ここに描かれていた虎のうち2匹は黒いドットです。
あれ、、違う動物、、、じゃないよね!!
狩野甚之丞(じんのじょう)は狩野永徳の甥にあたるそうです。

狩野山楽または探幽筆「二の丸御殿 大広間四の間 松鷹図」
今回の障壁画の中でも注目の作品。
二の丸御殿大広間にあるものです。
当時絶大な権力を誇った三代将軍家光を象徴する作品。
徳川江戸幕府の繁栄と終焉を見守った作品でもあるのです。
さすが。。
鋭い眼光の鷹は迫力あります。
また大胆に描かれた力強い幹。
松の葉はただ緑色で塗られているだけかな~と思って近づいてみたら細い筆で丁寧に描き込まれていました。

ただ。。
期待しすぎたのか何なのか。。。
見終わったあとに残るもやもや。。
なんかねー。
豪華だとは思うけど伝わってこない。
あと、思ったほどキラキラしていなかった、ってのもある(笑)
○○の間にある、、とか書いてあっても想像しにくいし。。
やっぱり京都で、二条城で見たい!!!!!
本来あるべき場所で見るのが一番いいに決まってる!!
と考えさせられた展示でした。

なかなか京都に行けないあなた!!
(私もね)
ちょっとだけ気分浸れます



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