RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

お菓子好き。F1好き。
美術館行くの大好き。
買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

情熱と憂愁 -パリに生きた外国人画家たち

2012-09-05 21:30:00 | 美術
見てきました

松岡美術館

会期は2012年4月22日から2012年9月23日。

「パリに生きた外国人画家」
とのことですが。
本展のタイトル、
-------------------------------------------
モディリアーニ、藤田、そしてピカソ...
情熱と憂愁 ―パリに生きた外国人画家たち
-------------------------------------------
となっております。

そう、エコール・ド・パリの画家たちです。
最近、よく見ています。
シャガールとかマリー・ローランサンとか藤田とか。
先日書いた松濤美術館と同日に見に行いきました。
松濤美術館の展示もエコール・ド・パリの画家の作品だったため、被る部分がかなり多く理解を深められた気がします。

今回は
展示室6でPART.1 フォーヴィスム、キュビスムの画家たち
展示室5でPART.2 エコール・ド・パリの画家たち
という構成で展示されています。

松岡美術館は写真撮影可能(フラッシュ撮影は禁止)
気に入ったものを何点かご紹介したいと思います。
(写真掲載問題ありましたらご連絡下さい。)
まずはPART.1から。
所蔵作品で展示は構成されているため見たことのある作品もあったのですが。
今回、好きだなって思ったのはブラマンク

「干し草の積んである風景」


「谷間」



続いてPART.2
シャガールの「婚約者」

独特の色合い、そして恋人。
さすがシャガールといった感じです。
「ダフニスとクロエより」

このテーマの作品は先日の松濤美術館でも何点か見ています。

マリー・ローランサンは2点展示されていました。
「帽子をかぶった少女」

もう一つの作品は赤やピンク、青に緑と華やかな色使いでしたが、こちらは一転、茶系でシックな感じです。
こちらのほうが好みでした

そのあとはモディリアーニが1点。
ブロンズと陶器が1点ずつ展示されています。

今回、チラシにも使われている作品はモイーズ・キスリングの「シルヴィー嬢」
3点ありましたが。


「グレシー城の庭園」
この作品が個人的には好きです


モーリス・ユトリロ「オルテーズのサン=ピエール教会」
ユトリロも相変わらず好き
ユトリロってアル中で隔離され、なかなか不遇の人生だったんだよね、、
回顧展でじっくり見てその人の生い立ちや思想を知っていると、その分思い入れも強く、
"この作品をどんな気持ちで描いたのだろうか"
と様々なことを考えてしまいます。
(フジタ然り、シャガール然り、マリー然り……)

「モンマルトルのジュノ通り」

このあたりの画家は個性あってかなりおもしろいです。
いつ行っても人が少なくのんびり見れるのであっち行ったりこっち行ったり。
かなり楽しく鑑賞できます



ブログランキングよかったらお願いします