アライバル 著:ショーン・タン
先日の泉屋博古館分館の展示で
「アライバル」
を思い出した、って書いたので
「アライバル」
について。
っていうか、書いてあるかと思ったら書いてなかったのね~。
一時期話題になったので知ってる人も多いかと思いますが。
「文字のない絵本」
絵だけで理解し読み進めていきます。
移民のお話です。
男が妻と娘に別れを告げ、見知らぬ土地にゆき、新しい生活を始めるという内容。
見開きの絵や、漫画のようにコマ割りした絵の連なりなどで話しはすすんでいきます。
過去を捨てる苦しみ。
新しいチャンスを手に入れる喜び。
見知らぬ土地で味わう寂しさ。
助けてくれる存在がいる嬉しさ。
色々なものが混じっています。
絵は繊細ながらも温かく幻想的。
奇妙で不思議な生き物たちも違和感なく生活しています。
この生き物、かわいらしいです
絵の感じもすごく好き。
絵本ですが、読み応えあります。
本自体も大きくて重いですし、1ページ1ページの内容が濃い。(と思う。)
描かれる人々や情景、深い世界。
絵だけで伝わるニュアンスに新鮮な思いも。
言葉にするってことは気持ちを整理したりすることにも繋がる。
けど、この作品に言葉はない。
絵だけで伝えるってことは人によって解釈は様々だと思う。
謎の生き物のこととか、そもそも何故新しい土地へ行くのかとか。
なんだろうって疑問がたくさん出てきます。
理解しきれていないところがいっぱい。
明確じゃないってことがイライラする人もいるかと思いますが。
この作品は
「なんとなく」
って曖昧さ、分からなさが心地いい。
そう思っています。
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先日の泉屋博古館分館の展示で
「アライバル」
を思い出した、って書いたので
「アライバル」
について。
っていうか、書いてあるかと思ったら書いてなかったのね~。
一時期話題になったので知ってる人も多いかと思いますが。
「文字のない絵本」
絵だけで理解し読み進めていきます。
移民のお話です。
男が妻と娘に別れを告げ、見知らぬ土地にゆき、新しい生活を始めるという内容。
見開きの絵や、漫画のようにコマ割りした絵の連なりなどで話しはすすんでいきます。
過去を捨てる苦しみ。
新しいチャンスを手に入れる喜び。
見知らぬ土地で味わう寂しさ。
助けてくれる存在がいる嬉しさ。
色々なものが混じっています。
絵は繊細ながらも温かく幻想的。
奇妙で不思議な生き物たちも違和感なく生活しています。
この生き物、かわいらしいです
絵の感じもすごく好き。
絵本ですが、読み応えあります。
本自体も大きくて重いですし、1ページ1ページの内容が濃い。(と思う。)
描かれる人々や情景、深い世界。
絵だけで伝わるニュアンスに新鮮な思いも。
言葉にするってことは気持ちを整理したりすることにも繋がる。
けど、この作品に言葉はない。
絵だけで伝えるってことは人によって解釈は様々だと思う。
謎の生き物のこととか、そもそも何故新しい土地へ行くのかとか。
なんだろうって疑問がたくさん出てきます。
理解しきれていないところがいっぱい。
明確じゃないってことがイライラする人もいるかと思いますが。
この作品は
「なんとなく」
って曖昧さ、分からなさが心地いい。
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