RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝 (1)

2012-08-02 21:30:00 | 美術
見てきました

東京都美術館

会期は2012年6月30日から2012年9月17日。

今年注目NO.1の展示、といっても間違いないでしょう。

《世界で一番有名な少女が来日します》


東京都美術館、改装後初の企画展です。
久しぶりに行きました~。
窓が増えて以前より明るい感じがしました。

さて。
「マウリッツハイス美術館展」
マウリッツハイス、とは
マウリッツさんのお家(ハイス)ってことでマウリッツハイス。
「マウリッツ」は、代々オランダ総督を務め、のちに王室となるオラニエ家の傍系、ナッサウ伯ヨーハン・マウリッツさんに由来。
ヨーハン・マウリッツさんは、当時植民地だったオランダ領ブラジル総督を務めた人物。
その邸宅が1822年から美術館として使われています。
外観は17世紀に建設された当時の面影を残し、優美な個展主義と個人邸宅という小ささから親しまれています。
ま、個人邸宅で小さいっていったって、美術館になるぐらいの規模ですが。

オランダのハーグの中心部に位置し、所蔵作品は約800点と小規模。
それでもこの美術館が世界的に有名なのは名品の所蔵率の高さ。
特に、世界に30数点しかないといわれるフェルメールの作品を3点も所蔵。

《世界一有名な少女が来日します》
「真珠の耳飾りの少女」です。
たしかに見たことはない人はいないってぐらい有名な作品。

今回はマウリッツハイス所蔵のフェルメール作品、3点のうち、2点が来日。
ポスターにも使われ、大々的なポスターが駅に街に貼られまくりの
「真珠の耳飾りの少女」
さらに。
「ディアナとニンフたち」

フェルメール以外にもレンブラント、、など17世紀オランダ・フランドル絵画の質の高さは比類なきもの。
今回はマウリッツハイスが改修工事で休館するのに伴い、日本で展示の機会を得たというもの。
リニューアルオープンは2014年の秋を予定しているそうなので、オランダに行くのは(!?)その後になりそうですね★
展示数は約50点と少なめですが、レベルは高い!!
そして人が多いため、見るのに時間がかかる!!

私は7月20日(金)のお昼前ぐらいに行きましたが入館まで1時間待ち。
チケットを持っている人から並ぶようになっていたので、チケットは事前に購入しておくことをおすすめします
ちなみに上野駅構内のチケット売り場も行列でした。。

今回、ミュージカルの次の日に見に行ったため母親も一緒でした。
混雑っぷりをニュースか何かで知ったのか、父親から
「1時間待ちらしいけど。。」と連絡が(笑)
HPではリアルタイムに待ち時間が表示されているようなので、行くときの参考にどうぞ。

今回、2つに分かれます。

さて。
展示は美術館の歴史から始まっています。
「ヨーハン・マウリッツ胸像」
はい。マウリッツさんが出迎えて(!?)くれるのです。
なかなか恰幅のいいおっさんでした。
「マウリッツハイスのレンブラントの間」
レンブラントが展示されている部屋さえも、絵の題材になるんですね。。

続いて、風景画。
傑作といわれるヤーコプ・ファン・ライスダールの「漂白場のあるハールレムの風景」やサロモン・ファン・ライスダールの「帆船の浮かぶ湖」あたりが好きです

続く第3章は歴史画。
レンブラント・ファン・レイン「シメオンの賛歌」
救世主を見ずに死を迎えることはない、と知らされたシメオン。
幼いキリストを抱え賛歌を歌う場面が描かれています。
キリストとその周りはスポットライトが当たっているかのように明るいです。
周りの闇がそれを引き立たせてかなりドラマチック。

ヨハネス・フェルメール「ディアナとニンフたち」
「真珠の耳飾りの少女」ばかりにスポットが当たっていますが、こちらもけっこうな人だかりができていました。
フェルメール唯一の神話画といわれています。
デルフトの画家ギルドの加盟するころに描かれた作品です。
暖かな色使いや穏やかな雰囲気などがフェルメールっぽいかな。

とりあえず、フェルメール1作品まで書いたので。
残りは明日
読み返したら余分な情報ばかりで作品のこと少ないな~



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