RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

お菓子好き。F1好き。
美術館行くの大好き。
買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

近代日本洋画の魅惑の女性像 モネ・印象派旗揚げの前後

2012-08-09 21:30:00 | 美術
見てきました

泉屋博古館分館

会期は2012年7月7日から2012年9月23日。

泉屋のコレクションといったら中国の青銅や茶道具、、などのイメージですが。
今回は近代洋画。
近代洋画は住友家第十五代家長・吉左衛門友純が、明治30年に欧米外遊の際、各国の美術館・博物館への訪問で文化財保護などの重要性の認識をしたこと、がきっかけとかとか。

まずは展示室1の作品から。

小磯良平「踊り子二人」
バレリーナが描かれています。
バレリーナといえばドガを思い出しますが、小磯良平もバレリーナを主題とすることを好み、作品をたくさん残しているそうです。

クロード・モネ「サン=シオメン農場の道」
洋行時に購入した作品とのこと。
モネといえば印象派。
この作品は1864年のもの。
印象派の旗揚げ展(1874年)前の作品ってことで作風の違いが。
ちょっとおもしろい。
バルビゾン派っぽいです。

クロード・モネ「モンソー公園」
こちらは1876年。
印象派旗揚げ展の2年後の作品。
だいぶモネって感じになってきました。

鍋井克之「奈良の月」
もうすぐ夕暮れって時間帯の微妙な空の色がきれいです。
作風はアンリ・ルソーっぽい気も。

ここからは展示室2の作品です。

岸田劉生「麗子六歳之像」
出た、麗子。
と思ってしまうのです(笑)
ただ、木炭で描かれたこのスケッチ。
麗子、、かわいいじゃん!!
なんだかかわいらしいのです。
いつもと違う。

「二人麗子像(童女飾髪図)」
あぁ、いつもの麗子です。
私、自分の父親が画家で、自分をモデルにこのような作品ばかり描かれたら思春期にグレるかもしれません(笑)

須田寿「太陽のある村」
今回見た中で一番好き
すごく不思議な絵。
ショーン・タンの「アライバル」を思い出しました。
須田寿はエトルクス(エトルーリア)について興味を持っていたようで、よくその景色を描いたとか。
って何よって思って調べたら。
多分、エトルリア(Etruria)のこと。
紀元前8世紀から紀元前1世紀ごろにイタリア半島中部にあった都市国家群。
古代ギリシアとは異なる独自の文化を持ち、当時としては高い建築技術を持っていたそう。
その技術は都市国家ローマの建設にも活かされたとか。
あんまり資料ないのね~。
そんなところもなんとなく惹かれるのかも。
ちょっと牛島憲之助にも似てるかなーって思って、調べたら一緒に「立軌会」を創立してました。
この絵があまりにも私のツボにはまって、かなり長い時間見ていた気がします。
「うわぁー、この絵好き
って思ってたら、
「あ、展示室1ってどんな作品があったっけ??」
まさかの、いいと思った作品を忘れるという出来事(笑)
展示室1、もう一度見たよ(笑)
やっぱりメモとらないとダメかな。
いつも出品リストを家で見返せば思い出せてたけど。。
まあ、それぐらい私にとっては素敵だったってことです



ブログランキングよかったらお願いします

癒し系

2012-08-09 20:30:00 | 日常
先日、ちょっと写真撮って、ちょっとコメント入れてみた。

あまりにかわいいから公開

かわいいよね~(*´∀`*)
癒されるよね~(*´∀`*)

あぁ、かわいい
うん、かわいい

かわいいよね!?

うん、みんな癒されろ!!!



癒されたらポチってください