RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

お菓子好き。F1好き。
美術館行くの大好き。
買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

トマス・サラセーノ 「クラウド・シティ」

2012-08-05 21:30:00 | 美術
見てきました

メゾンエルメス

会期は2012年05月26日から2012年08月31日。

いつもいつものことですが。
緊張しつつ行ってきました。
買わなくてごめんね。
買う気もなくてごめんね。
頂けるならありがた~く頂戴しますが(笑)

外国人旅行客が買い物してたよー
そして足元にはヴィトンの袋。
草間彌生コラボVer.のラッピング
欲しいぃぃぃぃ~(笑)
夏休みかな!??
買い物旅行とか羨ましす……。

さて。私は8階へ。
トマス・サラセーノ
なんだか美味しそうな名前です。
トマトとかサラミとか……
ピザ!???
ブエノスアイレス大学で建築を学んだ後に、渡欧。
現代アーティストのメッカ、ドイツを拠点に活動している作家さんです。

会場には木材でできた多面体が。
よく見るとピアノ線のような細い糸が張られ、そこに多面体が"浮遊"しています。

今回は
『Cloud Cities』
ってことです。
『雲の都市』
木材の多面体は、空中に浮かぶ居住可能なセルの結合体からなる"空中都市"を表現しているそうです。
流動的で境界線のない、グローバルな共同生活のヴィジョン、とのこと。
そう言われれば未来的に見える。
国境や民族、人口過密や環境破壊といった地上の問題から"雲のように浮上して"空中の新たな居住性を獲得する。。
「地上?? あぁ、人多いしさ、国境とかめんどいしさ、空中に住むことにしたわ」
って近い将来なりそうだしね。
うんうん。

サラセーノの作品は、くもの巣、泡、雲、といったイメージを元にしているそう。
この世界を持続させつつ共生共存するのか、できるのか、という複雑な問いについての作品です。

さて、作品はもうひとつ。
メゾンエルメス8階フォーラムの天井にまで至らんとする巨大な黒い気球。
横倒しになったその中に入ることができます。
楽しいです
仕事後に行ったため、他に人もいなく、しばらく一人ぽつんと中で座っていました。
高い天井を見上げ、周りを見渡す。
なんだか宇宙に一人置いてきぼりにされた気分でした。
宇宙行ったことないけど。。
けど、さみしさよりウキウキ感が。
"人はどこから来て、どこへ向かうのか"
なんてことを考えたくなります。
(ゴーギャン!?? 笑)

この気球には「太陽エネルギーを利用した、空に浮かぶための59のステップ」という指示書が。
この指示書通りにすれば、身の回りの素材を使って、同じ気球ができる、、と。
大人2人で24時間で作れるそうです。
どなたか作ってみてはいかがでしょうか??
完成したら教えてください(笑)
一緒に遊ぼう
気球の中では映像も流れていて、サラセーノや友人が浮かぶ様子が見れます。
ちょっと楽しそう

見ていて楽しい、体験して楽しい、そして想像力膨らむ展示でした。
すごくおすすめ
一つ、気になるというか、、これから行く人へのアドバイス、というか。。
「スカートで行くな」
ぐらいでしょうか(笑)
まぁその通りです。
行くなら見られてもいいもので行け、と(笑)
え、私??
そんなの知らなかったからワンピースで行ったよ(笑)
まぁ、危ないのは一瞬だし、スタッフの方が気を使ってくれます

まだ会期あるのでもう一度ぐらい行きたいなーって思います



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