メカロクの写真日記 2

草花のマクロ写真など いわゆる ネイチャーフォトを 中心に据えた 写真日記です

080419 篠原・石砂山-9(岐阜蝶-1)

2008年05月01日 | 昆虫
「080419 篠原・石砂山」シリーズ、草花が8回も続きましたので、ちょっと気分転換!

登山道の入口のすぐ傍にあるお宅の、話し好きのお婆ちゃんが、話し掛けてきました。
そのときのやり取りの一部。

「山に登るの?」
「未だ岐阜蝶は出ますか?」
「出るよ。もう最後だけどね。」
「でも、天気がねぇ~」
「今日は晴れるよ!」
「では、登ってみるよ。気分次第では、途中で引き返すかも知れないけど・・・
 ところで、この辺にも降りて来るの?」
「この躑躅にも来るよ。この前なんか、運動会みたいだったよ。」
「何時ごろに来るの?」
「2時ごろだね。」
「じゃぁ~、その頃までに降りて来るよ。」

写真を撮りながら、ゆっくり登ったので、頂上に着いたのは、駐車場を出発して約4時間後の10時ごろ。
その1時間くらい前から、お婆ちゃんの予言通り少しずつ晴れて来て、頂上に着く前に2~3頭の岐阜蝶を見掛け、頂上に着いたら4~5頭が飛び回っていて、最大時には6~7頭になっていたと思います。

ところが・・・12時過ぎまでの2時間余りの間に、頂上付近で見掛けたのは、頂上のすぐ手前で、牧馬峠から登って来たという4人(だったと思います)の一行(20~30分くらいで下山してしまいました)と、11時ごろに登って来た1人の合計5人だけ。
前回よりもたくさんの岐阜蝶が舞っている土曜日の石砂山頂に、私が横道で撮影して居る間は誰も居ない・・・という珍(?)現象が、断続的にかなり長く続いたことになります。

なお、篠原に降りて来た頃には完全に曇ってしまい、あのお婆ちゃんのお宅の前の躑躅でも、岐阜蝶を見ることはできませんでした(涙)。

1.石砂山 080419
  ギフチョウ(岐阜蝶/錦蝶)
  OLYMPUS E-3
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>


2.石砂山 080419
  ギフチョウ(岐阜蝶/錦蝶)
  OLYMPUS E-3
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>
前回は、意識して絞り込んだのに、今回は忘れてしまい、F4.0。
このため、1枚目のようなややロングならまだしも、このようにちょっとアップにすると、大きくボケてしまいました。


3.石砂山 080419
  ギフチョウ(岐阜蝶/錦蝶)
  OLYMPUS E-3
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>


4.石砂山 080419
  ギフチョウ(岐阜蝶/錦蝶)
  OLYMPUS E-3
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>
たまたま、こんなシーンが撮れました。
「どんなシーン?」って? これでは判りませんね。
5枚目をご覧ください。


5.石砂山 080419
  ギフチョウ(岐阜蝶/錦蝶)
  OLYMPUS E-3
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>
ピント(MF)が追いついていませんが、2頭が絡み合った直後であることは判りますよね。
ただ、岐阜蝶がどのような形で交接するのか知りませんが、2頭が同じ方向を向いていますので、常識的には交接ではなく、単なるテリトリー争いか何かだったんでしょうねぇ~!?
(交接にしては、時間も短過ぎる気もします。何しろ、アッという間でしたから・・・)


6.石砂山 080419
  ギフチョウ(岐阜蝶/錦蝶)
  OLYMPUS E-3
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>

08011 箱根湿生花園-13(企画展示場の花-2)

2008年05月01日 | 花マクロ
「08011 箱根湿生花園」シリーズ13日目・最終日も、昨日に引き続き「企画展示場の花」特集です。

1.箱根湿生花園 080411
  セツブンソウ(節分草)
  OLYMPUS E-3
  Ai Micro NIKKOR 200mm F4S <F4.0>


2.箱根湿生花園 080411
  プリティラリア・メレアグリス
  OLYMPUS E-3
  Ai Micro NIKKOR 200mm F4S <F4.0>
確か、上のような名前だったと思う(名札も撮ったのですが、ファイル名に転記後、消してしまいました)のですが、ネットで検索してもヒットしませんでしたので、転記ミスかも知れません。


3.箱根湿生花園 080411
  トリアシスミレ(鳥足菫)
  OLYMPUS E-3
  Ai Micro NIKKOR 200mm F4S <F4.0>
ネットで見た情報によると、葉っぱの切れ込みが鋭く、鳥の足に見えるのでこう呼ぶのだそうです。
また、「葉っぱに切れ込みがある菫は3種だけ。」との情報も、どこかで見た記憶があるのですが、4月3日(篠原)と4月11日(箱根湿生花園)の2日間で、「エンレイスミレ」「エイザンスミレ(?)」「トリアシスミレ」という、葉っぱに切れ込みのある3種類の菫を撮っていますので、あの情報がホントなら(何しろネット情報なので・・・)、全て撮ったことになりますね。


4.箱根湿生花園 080411
  チュウゴクキバナイカリソウ(中国黄花錨草)
  OLYMPUS E-3
  Ai Micro NIKKOR 200mm F4S <F4.0>


5.箱根湿生花園 080411
  バイカカラマツソウ(梅花唐松草)
  OLYMPUS E-3
  Ai Micro NIKKOR 200mm F4S <F4.0>


6.箱根湿生花園 080411
  キバナカタクリ(黄花片栗)
  OLYMPUS E-3
  Ai Micro NIKKOR 200mm F4S <F4.0>
北米原産のこの花は、一株にいくつもの花が咲いていて、1輪しか咲かない日本の片栗とは、かなり雰囲気が違いますね。


7.箱根湿生花園 080411
  ユキモチソウ(雪持草/カンキソウ)
  OLYMPUS E-3
  Ai Micro NIKKOR 200mm F4S <F4.0>
天南星の仲間は、ちょっと見には不気味なのですが、各部が面白い曲線で構成されていて、ついつい何枚も撮ってしまいます。