メカロクの写真日記 2

草花のマクロ写真など いわゆる ネイチャーフォトを 中心に据えた 写真日記です

10月11日の箱根湿性花園-2(桜蓼-2)

2007年10月16日 | 花超マクロ
「新しい写真の部」の「10月11日の箱根湿性花園」シリーズ、2回目も「桜蓼」の特集ですが、昨日とは一転して、メカロク本来のドアップ三昧で、しかも、全てが、50mm レンズの逆付けで撮ったものです。

1.箱根湿性花園 071011
  サクラタデ(桜蓼)
  OLYMPUS E-300
  NIKKOR 50mmF1.4 逆付け (<F1.4>)
既に何度も書いていますが、このレンズを順付けで使うときは絞り開放(F1.4)、逆付けで使うときは F2.8 と、勝手に決めています。
しかし、しょっちゅう前後をひっくり返すため、絞りの変更を忘れたり、絞りリングが不用意に動いたりすることも、これまたしょっちゅうのことです。
・・・で、1枚目から3枚目までは、どうやら開放か F2.0 くらいになっているのに、それに気づかずに撮ったもののようです。


2.箱根湿性花園 071011
  サクラタデ(桜蓼)
  OLYMPUS E-300
  NIKKOR 50mmF1.4 逆付け (<F1.4>)
ちょっとボケ過ぎの感じですが、葯(雄蘂の先の花粉を生ずる嚢状の部分)のボケ具合は、ちょっとお気に入りです。


3.箱根湿性花園 071011
  サクラタデ(桜蓼)
  OLYMPUS E-300
  NIKKOR 50mmF1.4 逆付け (<F1.4>)


4.箱根湿性花園 071011
  サクラタデ(桜蓼)
  OLYMPUS E-300
  NIKKOR 50mmF1.4 逆付け (<F2.8>)
これは、1枚目とほぼ同じ構図で、絞りを少し絞ったものですね。
どうやら、ここで絞りの設定間違いに気づいて F2.8 に設定し直し、撮り直したようです。
  無責任な言い方ですが、そんなこともあったような・・・程度で、よくは覚えていないんです。
ところで、1枚目と4枚目、どちらがお好きですか?


5.箱根湿性花園 071011
  サクラタデ(桜蓼)
  OLYMPUS E-300
  NIKKOR 50mmF1.4 逆付け (<F2.8>)


6.箱根湿性花園 071011
  サクラタデ(桜蓼)
  OLYMPUS E-300
  NIKKOR 50mmF1.4 逆付け (<F2.8>)
今回のアップ分では、これが私の一番のお気に入りなんですが、皆さんはどうでしょうか・・・?

10月5日の茅ヶ崎市内-1(釣舟草-1)

2007年10月16日 | 花マクロ
昨日までの「少し旧い写真の部」の写真を撮った9月28日の帰り道に、昨年見つけた、茅ヶ崎市内で釣舟草が咲いている場所を偵察して見たところ、咲き始めていました。
でも、この日は既に陽が高くなっていたので、数枚撮っただけで引き揚げ、1週間後とその翌日に出直しました。

ということで、今日から「10月5日の茅ヶ崎市内」シリーズ、引き続き「10月6日の茅ヶ崎市内」シリーズの予定です。
釣舟草がメインになりますが、他にも色々な花たちが出て参りますので、見てやってください。

1.茅ヶ崎市内 071005
  ツリフネソウ(釣舟草)
  OLYMPUS E-300
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>
予報では、未明は雨で早朝になると晴れてくる・・・ということで5時に起きて見ると、どんよりと曇ったまま。
「これじゃ、しょうがないな」とひと寝入りして7時頃に目が覚めたら・・・既に日が照っている。
「しまったぁ~! 出遅れたぁ~!」と慌てて出掛けましたが・・・雨が降らず、冷え込みもなかったので、露はほとんど着いていません。
ちょっと残念!


2.茅ヶ崎市内 071005
  ツリフネソウ(釣舟草)
  OLYMPUS E-300
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>
私は、RAW+JPG で撮り、JPG を見ながら気に入らないものをどんどん捨て、数を減らしてから RAW 現像を行い、さらに絞り込んで行きます。
その現像の段階で、明るさ(露出補正/トーンカーブなど)/色合い(色温度/カラーモード/彩度など)/コントラスト(調子/トーンカーブなど)/シャープネスなど、様々な調整を行います。
その際、必ずしも実物に近づける訳ではなく、自分の好ましい方向(恥ずかしながら、これがコロコロ変わるんですねぇ~)に持って行きますので、写真で比較するのは難しいのですが・・・箱根で撮った釣舟草(静脈血のようなどす黒い赤という感じ)よりも、ここの釣舟草の方が濁りの少ない綺麗な色をしているように感じました。


3.茅ヶ崎市内 071005
  ツリフネソウ(釣舟草)
  OLYMPUS E-300
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>


4.茅ヶ崎市内 071005
  ツリフネソウ(釣舟草)
  OLYMPUS E-300
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>


5.茅ヶ崎市内 071005
  ツリフネソウ(釣舟草)
  OLYMPUS E-300
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>


6.茅ヶ崎市内 071005
  ツリフネソウ(釣舟草)
  OLYMPUS E-300
  SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO EX DG HSM <F4.0>
既にお気づきかと思いますが、今回は全て F4.0 で撮っています。
実は、このレンズは一応円形絞りを採用しているようなのですが、丸ボケは、絞り過ぎると9角形が目立ちますし、開き過ぎると口径食でいびつになります。
このため、試行錯誤の末の「できるだけ真ん丸な丸ボケを得るには、F4.0 が最適」との私なりの経験則から、今では、丸ボケを意識して撮るとき、ほとんどこの絞りにしています。
  不用意に変更してしまい、それに気づかないことも多いのですが・・・