かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

5月下旬でも夏日ー南島原・加津佐

2015年05月27日 | 日記



今日は、5月27日 木曜日 天候は晴れから曇り。
明け方は、気温も低下するのが普通なのに、今朝も暑さで目が覚めて
しまいました。湿度も影響しているのかもしれませんが、ここ数日の気温
の上昇には、身体がついていきそうにありません。身体もだるく感じます。

春夏秋冬に代表される、日本の四季はどこに行ったのでしょうか。昔は
四季の長さが等間隔だったように記憶しているのですが…。四季の風情
の移り変わりを、今よりは楽しんでいたように思います。

ホタルが飛ぶころには、黄金色の麦の穂が揺れていたように思うのですが
麦の収穫風景も、あまり見ることはありません。「麦秋」という言葉が、初夏
の風情を表す季語として使われていた時代が、遠い昔だったように思われ
ます。加津佐では、風景としての麦畑をあまり見かけることはありません。

収穫した後の麦わらを使って、ホタルかごを編んでいましたね。今はどんな
形だったのか、すっかり忘れてしまいましたが、幻想的な光の点滅するホタル
を、そっと手のひらにのせ、かごに移していました。

昨夜は、同級生仲間のホタル観賞会に参加しました。ホタルが飛び交う地区
に住む同級生の一人岩永君が、町内数か所に、ボランティアで幟(のぼり)
を設置し、ホタルの観賞を呼び掛けています。自分が生まれ育った故郷を
誇りに思う心があればこその活動でしょう。

 

暗くなりかけたころを見計らって、ホタルの飛翔する場所に行ったのですが
乱舞するホタルの光は、あまり見ることはできませんでした。昨夜は、月夜
で、周囲が明るかったことも影響したのかもしれません。幻想的な光の流れ
の中に身を置くと、短い命の光に、今を生きる自分に感謝の念が湧いてき
ます。

岩永君の庭先で、同級生同士、たわいのない話で盛り上がったり、笑ったり
と、同じ年輪を刻んだ者同士が味わう、尊いひとときを共にする喜びを感じま
す。ここでは、皆が主役なんですね。でも、脇役もちゃんといました。鉄板料理
の焼きそば、焼き肉、ウィンナー、飲み物等々、脇役も豪華でしたよ。(笑)

今日の風景は、町原の上から、加津佐小学校・加津佐中学校を見渡す風景
です。